PROCESS REPORTER ACTION
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INITIALIZE
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TERMINATE
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OPEN
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CLOSE
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REPLACE-TABLE
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operand1 | ||||||||||
SET-PRINTER
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WITH
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SET-PRINT-OPTIONS
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PARAMETERS-clause | ||||||||||
PRINT
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PREVIEW |
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EDIT
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WITH
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operand1 | |||||||||
PARAMETERS-clause | |||||||||||
[GIVING operand2]
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このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
構文図で使用されている記号については、「構文記号」を参照してください。
PROCESS REPORTER
ステートメントは、プログラム内から Natural Reporter と通信し、特定のアクションを実行するように Reporter に指示するために使用します。
Reporter については、Natural Reporter オンラインヘルプを参照してください。
注意:
特定のレポートに適用するアクションについて、2 番目のキーワードは REPORT
に短縮できます。 これはプログラムを読みやすくするためだけのものです。キーワードを短縮してもしなくても Natural では区別されません。
オペランド定義テーブル:
オペランド | 構文要素 | フォーマット | ステートメント参照 | ダイナミック定義 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
operand1 | C | S | A | N | P | I | F | B | D | T | L | 可 | 不可 | |||||||
operand2 | S | N | P | I | 可 | 不可 |
構文要素の説明:
ACTION |
アクション:
次のアクションのいずれかを指定して Reporter に実行させることができます。 |
---|---|
INITIALIZE | Reporter を初期化し、ロードします。 常に、実行する最初のアクションにする必要があります。 |
TERMINATE | Reporter を終了し、アンロードします。 常に、実行する最後のアクションにする必要があります。 |
OPEN | 指定したレポートをオープンし、後続のアクションに対してレポートを識別するために使用できるハンドルを返します。 |
CLOSE | レポートハンドルが使用できなくなった後、指定したレポートをクローズします。 |
REPLACE-TABLE | テーブルのパス名を置き換えます。 |
SET-PRINTER | 後続のすべてのレポート出力に使用するプリンタを選択します。 選択されたプリンタに対する出力方法は NATPARM で "TTY" に設定する必要があります。 |
SET-PRINT-OPTIONS | 指定したレポートの出力オプションを設定します。 |
指定したレポートを現在選択されているプリンタに出力します。 | |
PREVIEW | 指定したレポートを現在選択されているプリンタを基準にプレビューします。 |
EDIT | レポートを指定していない場合は、Reporter のメインウィンドウを表示します。 レポートを指定した場合は、そのレポートに対する編集ウィンドウとともに Reporter のメインウィンドウを表示します。 |
WITH |
WITH 節:
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PARAMETERS-clause | WITH 節の代わりに、下記の PARAMETERS-clauseを使用することもできます。
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GIVING operand2 |
GIVING 節:
operand2 として、レスポンスコードを受け取るフィールドを指定します。 レスポンスコードはフォーマット/長さ I4 で返されます。 レスポンスコード "0" は、アクションが正常に行われたことを示します。 他のレスポンスコードはすべて Natural システムエラー番号(NATnnnn)に対応します。 |
PARAMETERS {parameter-name=operand1}
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END-PARAMETERS
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この節では、パラメータ(複数可)を名前(位置の代わり)で指定します。
このアクションに対しては、最初のパラメータとしてオープンするレポートの名前(.rpt 拡張子またはパス指定なし)を指定し、2 番目のパラメータとしてハンドルを受け取るフィールドを指定します。 最初のパラメータのフォーマット/長さは A8 との互換性が必要で、2 番目のパラメータについては I4 との互換性が必要です。
レポートは、最初にログオンライブラリの RES サブディレクトリで検索され、次に各 STEPLIB の RES サブディレクトリで検索され、その後、環境変数 NATGUI_BMP
に割り当てられたディレクトリで検索されます。
レポートデータは、最初に、レポートが作成されたときに指定したパス(存在する場合)で検索され、次にレポートが見つかったディレクトリで検索されることに注意してください。
PARAMETERS-clauseを使用する場合、parameter-nameは次のものにする必要があります。
REPORT-NAME
(レポート名)
REPORT-ID
(ハンドルフィールド)
「例 1 - OPEN アクションに対するパラメータ」も参照してください。
このアクションに対しては、最初のパラメータとしてアクションが適用されるレポートを識別するハンドルを指定し、2 番目のパラメータとしてワークファイル番号を指定し、3 番目のパラメータ(オプション)としてテーブル名を指定します。 最初の 2 つのパラメータのフォーマット/長さは I4 との互換性が必要で、3 番目のパラメータについては A8 との互換性が必要です。
PARAMETERS-clauseを使用する場合、parameter-namesはそれぞれ REPORT-ID
、WORK-FILE
、および TABLE-NAME
にする必要があります。
「例 2 - REPLACE-TABLE アクションに対するパラメータ」も参照してください。
このアクションに対しては、operand1 として、選択するプリンタの論理デバイス名(LPT1~LPT31)を指定します。 operand1 のフォーマット/長さは A8 との互換性が必要です。
PARAMETERS-clauseを使用する場合、parameter-nameは DEVICE-NAME
にする必要があります。
「例 3 - SET-PRINTER アクションに対するパラメータ」も参照してください。
このアクションに対しては、最初のパラメータ(下記の表の No. 1)としてアクションが適用されるレポートを識別するハンドルを指定し、その後に各種プリンタオプション(すべて任意)を指定します。 パラメータを省略すると、対応するオプションは変更されません。
シーケンス番号 | パラメータ |
---|---|
1 |
このパラメータ(フォーマット/長さは I4 と互換性が必要)は、アクションが適用されるレポートを識別するハンドルです。 parameter-nameは |
2 |
このパラメータ(フォーマット/長さは I2 と互換性が必要)は、ローカルデータエリア NGULKEY1 に定義された用紙サイズ定数の 1 つです。 ここで可能な値:
PAPER-SIZE にする必要があります。 * |
3 および 4 |
これらのパラメータ(フォーマット/長さは I2 と互換性が必要)は、それぞれ用紙の横と縦です(twip 単位:1 twip = 1/1440 インチ)。 これらのパラメータは、用紙サイズが PARAMETERS-clauseを使用する場合、parameter-namesはそれぞれ |
5、6、7、および 8 |
これらのパラメータ(フォーマット/長さは I2 と互換性が必要)は、それぞれ、左、上、右、下の余白(twip 単位)です。 parameter-namesはそれぞれ |
9 |
このパラメータ(フォーマットは必ず L)は、用紙の向きです。
このパラメータは、用紙サイズが parameter-nameは |
10 |
このパラメータ(フォーマットは必ず L)は、高速(テキストのみ)出力オプションです。
FAST-PRINT にする必要があります。 * |
11 |
このパラメータ(フォーマットは必ず L)では、全体が空白のレコードの出力を省略するかどうかを指定します。
SUPPRESS- BLANK-LINES にする必要があります。 * |
12 |
このパラメータ(フォーマットは必ず L)では、同じデータを持つ連続するレコードを無視するかどうかを指定します。
IGNORE-DUPLICATES にする必要があります。 * |
13 |
このパラメータ(フォーマットは必ず L)は、出力時にプリンタ選択ダイアログを表示するかどうかを指定します。
SHOW-PRINT-DIALOG にする必要があります。 * |
14 |
このパラメータ(フォーマット/長さは I2 と互換性が必要)は、ローカルデータエリア NGULKEY1 に定義された用紙ソース定数の 1 つです。 ここで可能な値:
PAPER-SOURCE にする必要があります。 * |
注意:
* PARAMETERS-clauseを使用する場合に適用されます。
「例 4 - SET-PRINT-OPTIONS アクションに対するパラメータ」も参照してください。
これらのアクションに対しては、operand1 として、アクションが適用されるレポートを識別するハンドルを指定します。 operand1 のフォーマット/長さは I4 との互換性が必要です。
PARAMETERS-clauseを使用する場合、parameter-nameは REPORT-ID
にする必要があります。
「例 5 - CLOSE、PRINT、PREVIEW、EDIT アクションに対するパラメータ」も参照してください。
PROCESS REPORT ACTION OPEN WITH 'MYREPORT' #HANDLE
PROCESS REPORT ACTION OPEN WITH PARAMETERS REPORT-NAME = 'MYREPORT' REPORT-ID = #HANDLE END-PARAMETERS
PROCESS REPORT ACTION REPLACE-TABLE WITH PARAMETERS REPORT-ID = #HANDLE WORK-FILE = 5 END-PARAMETERS
PROCESS REPORTER ACTION SET-PRINTER WITH 'LPT1'
DEFINE DATA LOCAL USING 'NGLUKEY1' END-DEFINE ... PROCESS REPORT ACTION SET-PRINT-OPTIONS WITH #HANDLE A4 0 0 0 0 0 0 FALSE FALSE FALSE FALSE FALSE AUTOMATIC
DEFINE DATA LOCAL USING 'NGLUKEY1' END-DEFINE ... PROCESS REPORT ACTION SET-PRINT-OPTIONS WITH PARAMETERS REPORT-ID = #HANDLE PAPER-SIZE = A4 PAPER-WIDTH = 0 PAPER-HEIGHT = 0 LEFT-MARGIN = 0 TOP-MARGIN = 0 RIGHT-MARGIN = 0 BOTTOM-MARGIN = 0 LANDSCAPE = FALSE FAST-PRINT = FALSE SUPPRESS-BLANK-LINES = FALSE IGNORE-DUPLICATES = FALSE SHOW-PRINT-DIALOG = FALSE PAPER-SOURCE = AUTOMATIC END-PARAMETERS
PROCESS REPORT ACTION PRINT WITH #HANDLE PROCESS REPORT ACTION PREVIEW WITH #HANDLE PROCESS REPORT ACTION CLOSE WITH #HANDLE PROCESS REPORT ACTION EDIT WITH #HANDLE PROCESS REPORTER ACTION EDIT