バージョン 6.3.3
 —  プログラミングガイド  —

エラーイベントの操作

ダイアログがアクティブな間にランタイムエラーが発生すると、ダイアログはエラーイベントを受け取ります。 このエラーが発生すると常に実行されるイベントハンドラコードを指定できます。 エラーイベントハンドラコードを指定しないと、Natural はエラーメッセージを出力して異常終了し、すべてのダイアログが閉じられます。

イベントハンドラコードの最後に ESCAPE ROUTINE ステートメントを指定すると、エラー処理後に通常のダイアログ処理を続行できます。

ダイアログエディタはイベントハンドラに対し ON ERROR ステートメントを生成します。 例えば、パラメータ ZDON に設定されていて、かつ、エンドユーザーが整数をゼロで割ろうとしたときにアプリケーション全体が終了するのを回避する場合、エラーイベントハンドラコードは以下のようになります。

COMPRESS 'Natural error' *ERROR 'occurred.' INTO #DLG$WINDOW.STATUS-TEXT 
    ESCAPE ROUTINE

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