バージョン 6.3.3
 —  プログラミングガイド  —

インターフェイス INaturalXUtilities

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


目的

コンポーネント SoftwareAG.NaturalX.Utilities の主要インターフェイスです。 これは、コンポーネントの新しいインスタンスが作成されるときに返されます。

例:

define data
local
1 #util handle of object
end-define
*
* Create an instance of the class SoftwareAG.NaturalX.Utilities.
create object #util of 'SoftwareAG.NaturalX.Utilities.4'
if #util eq null-handle
  escape routine
end-if
*
end

CREATE OBJECT ステートメントが正常に実行されると、変数 #util にタイプ INaturalXUtilities のインターフェイスが入ります。

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メソッド

次のメソッドを使用できます。

GetThisNaturalStudio

現在の Natural スタジオセッションのルートインターフェイス INatAutoStudio を取得します。 クライアントはこのインターフェイスを取得すると、Natural スタジオオートメーションインターフェイスで提供されたときと同様に、Natural スタジオの機能にアクセスできます。

パラメータ

名前 Natural タイプ 変形タイプ 注釈
戻り値 HANDLE OF OBJECT VT_DISPATCH(INatAutoStudio  
戻り値

現在の Natural スタジオセッションのルートインターフェイス INatAutoStudio。 このメソッドが Natural スタジオセッションではない Natural セッション内で呼び出された場合は NULL-HANDLE

GetRunningObjects

実行オブジェクトテーブル(ROT)に含まれるオブジェクトの名前の中で反復させるために使用するインターフェイス IRunningObjects が返されます。

パラメータ

名前 Natural タイプ 変形タイプ 注釈
戻り値 HANDLE OF OBJECT VT_DISPATCH(IRunningObjects  
戻り値

実行オブジェクトテーブル(ROT)に含まれるオブジェクトの名前の中で反復させるために使用するインターフェイス IRunningObjects

BindToObject

"モニカ"(Windows 用語)と呼ばれる特定の種類の名前で識別されるオブジェクトへのインターフェイスが返されます。 モニカの詳細については、「インターフェイス IRunningObjects」を参照してください。

パラメータ

名前 Natural タイプ 変形タイプ 注釈
戻り値 HANDLE OF OBJECT VT_DISPATCH  
名前 A VT_BSTR
戻り値

名前で指定された名前で識別されるオブジェクトへのインターフェイス。

名前

特定のオブジェクトを名前で識別するために使用します。 この名前は、次のいずれかのカテゴリに属する必要があります。

ファイルモニカまたは URL モニカを指定した場合は、対応するファイル拡張子に登録されているアプリケーションに、対応するオブジェクトがロードされ、そのオブジェクトへのインターフェイスポインタ(オブジェクトハンドル)が返されます。 このオブジェクトがすでにアプリケーションにロードされている場合は、すでに実行中のインスタンスへのインターフェイスポインタ(オブジェクトハンドル)が返されます。

例:

define data
local
1 #util handle of object
1 #obj handle of object
1 #content handle of object
1 #word handle of object
1 #doc (a) dynamic
1 #text (a) dynamic
end-define
*
* Create an instance of the utilities class.
create object #util of 'SoftwareAG.NaturalX.Utilities.4'
if #util eq null-handle
  escape routine
end-if
*
* Load a document into Microsoft Word.
* The option (ad=o) is essential, because the
* method expects a by value parameter.
#doc := 'c:\word.doc'
send 'BindToObject' to #util with #doc (ad=o) return #obj
if #obj eq null-handle
  escape routine
end-if
*
* Access the content of the document.
#content := #obj.Content
#text := #content.Text
write 'Content:' #text (al=60)
*
* Close Microsoft Word.
#word := #obj.Application
send 'Quit' to #word
*
end

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