このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
コンポーネント SoftwareAG.NaturalX.Utilities
の主要インターフェイスです。 これは、コンポーネントの新しいインスタンスが作成されるときに返されます。
例:
define data local 1 #util handle of object end-define * * Create an instance of the class SoftwareAG.NaturalX.Utilities. create object #util of 'SoftwareAG.NaturalX.Utilities.4' if #util eq null-handle escape routine end-if * end
CREATE OBJECT
ステートメントが正常に実行されると、変数 #util
にタイプ INaturalXUtilities
のインターフェイスが入ります。
次のメソッドを使用できます。
現在の Natural スタジオセッションのルートインターフェイス INatAutoStudio
を取得します。 クライアントはこのインターフェイスを取得すると、Natural スタジオオートメーションインターフェイスで提供されたときと同様に、Natural スタジオの機能にアクセスできます。
名前 | Natural タイプ | 変形タイプ | 注釈 |
---|---|---|---|
戻り値 | HANDLE OF OBJECT | VT_DISPATCH(INatAutoStudio) |
現在の Natural スタジオセッションのルートインターフェイス INatAutoStudio
。 このメソッドが Natural スタジオセッションではない Natural セッション内で呼び出された場合は NULL-HANDLE
。
実行オブジェクトテーブル(ROT)に含まれるオブジェクトの名前の中で反復させるために使用するインターフェイス IRunningObjects
が返されます。
名前 | Natural タイプ | 変形タイプ | 注釈 |
---|---|---|---|
戻り値 | HANDLE OF OBJECT | VT_DISPATCH(IRunningObjects) |
実行オブジェクトテーブル(ROT)に含まれるオブジェクトの名前の中で反復させるために使用するインターフェイス IRunningObjects
。
"モニカ"(Windows 用語)と呼ばれる特定の種類の名前で識別されるオブジェクトへのインターフェイスが返されます。 モニカの詳細については、「インターフェイス IRunningObjects」を参照してください。
名前 | Natural タイプ | 変形タイプ | 注釈 |
---|---|---|---|
戻り値 | HANDLE OF OBJECT | VT_DISPATCH | |
名前 | A | VT_BSTR | 値 |
名前
で指定された名前で識別されるオブジェクトへのインターフェイス。
特定のオブジェクトを名前で識別するために使用します。 この名前は、次のいずれかのカテゴリに属する必要があります。
ファイルモニカ。例えば c:\MyDoc.doc など。
URL モニカ。例えば http://www.myorg.org/MyDoc.doc または ftp://ftp.myorg.org/MyDoc.doc など。
ROT に含まれるオブジェクトの名前。 ROT に含まれるオブジェクトの名前は、インターフェイス IRunningObjects
を使用して取得できます。
ファイルモニカまたは URL モニカを指定した場合は、対応するファイル拡張子に登録されているアプリケーションに、対応するオブジェクトがロードされ、そのオブジェクトへのインターフェイスポインタ(オブジェクトハンドル)が返されます。 このオブジェクトがすでにアプリケーションにロードされている場合は、すでに実行中のインスタンスへのインターフェイスポインタ(オブジェクトハンドル)が返されます。
例:
define data local 1 #util handle of object 1 #obj handle of object 1 #content handle of object 1 #word handle of object 1 #doc (a) dynamic 1 #text (a) dynamic end-define * * Create an instance of the utilities class. create object #util of 'SoftwareAG.NaturalX.Utilities.4' if #util eq null-handle escape routine end-if * * Load a document into Microsoft Word. * The option (ad=o) is essential, because the * method expects a by value parameter. #doc := 'c:\word.doc' send 'BindToObject' to #util with #doc (ad=o) return #obj if #obj eq null-handle escape routine end-if * * Access the content of the document. #content := #obj.Content #text := #content.Text write 'Content:' #text (al=60) * * Close Microsoft Word. #word := #obj.Application send 'Quit' to #word * end