INPUT
、DISPLAY
、WRITE
、WRITE TITLE
、および WRITE TRAILER
の各ステートメントでは、テキスト表記を使用して、これらのステートメントとともに使用するテキストを定義できます。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
ステートメントで使用するテキスト(プロンプトメッセージなど)は、アポストロフィ(')または引用符(")で囲む必要があります。 アポストロフィ 2 つ('')と引用符(")を混同しないようにしてください。
引用符で囲んだテキストは、小文字から大文字に自動変換できます。 自動変換を無効にするには、エディタプロファイルの設定を変更します。 詳細については、(『Natural スタジオの使用』ドキュメントの)「プログラムエディタオプション」に記載されている、[テキスト定数の無視]および[大文字変換]の説明を参照してください。
テキスト自体には 1~72 文字を使用できますが、複数行にわたって記述することはできません。
テキスト要素は、ハイフンを使用して連結できます。
DEFINE DATA LOCAL 1 #A(A10) END-DEFINE INPUT 'Input XYZ' (CD=BL) #A WRITE '=' #A WRITE 'Write1 ' - 'Write2 ' - 'Write3' (CD=RE) END
Natural プロファイルパラメータ TQ
(引用符の変換)が ON
に設定されていると、以下の処理が適用されます。 これはデフォルト設定です。
アポストロフィで囲まれたテキスト文字列内で 1 つのアポストロフィを表すには、2 つのアポストロフィ('')または 1 つの引用符(")を使用する必要があります。 どちらの表記を使用しても、単一のアポストロフィが出力されます。
引用符で囲まれたテキスト文字列内で 1 つのアポストロフィを表すには、1 つのアポストロフィを指定します。
#FIELDA = 'O''CONNOR' #FIELDA = 'O"CONNOR' #FIELDA = "O'CONNOR"
上記の 3 例すべてで、以下の結果が出力されます。
O'CONNOR
Natural プロファイルパラメータ TQ
(引用符の変換)が OFF
に設定されていると、以下の処理が適用されます。 デフォルトの設定は TQ=ON
です。
1 つのアポストロフィで囲まれたテキスト文字列内で 1 つの引用符を表すには、1 つの引用符を指定します。
引用符で囲まれたテキスト文字列内で 1 つの引用符を表すには、2 つの引用符("")を指定します。
#FIELDA = 'O"CONNOR' #FIELDA = "O""CONNOR"
上記の 2 例すべてで、以下の結果が出力されます。
O"CONNOR
単一の文字をテキストとして複数回出力するには、以下の表記を使用します。
'c'(n)
|
c には出力する文字を指定し、n には文字を出力する回数を指定します。 n の最大値は、249 です。
WRITE '*'(3)
文字 c の前後には、アポストロフィの代わりに引用符も使用できます。