UNIX、メインフレーム、または Windows の各ホストで Web I/O インターフェイスを Natural アプリケーションで使用する場合、いくつかの制限があります。
注意:
"アプリケーション" という用語は、アプリケーションソフトウェアを指します。 システムソフトウェアまたは開発用のソフトウェアを指すわけではありません。
次の制限が適用されます。
GUI コントロール
ダイアログ、ボタン、ラジオボタン、リストボックス、リストビュー、チェックボックスなどの GUI コントロールはサポートされていません。Web I/O インターフェイスでは、GUI コントロールなしで開発された Natural アプリケーションのみがサポートされます。
ファイル転送
ファイル転送(DOWNLOAD
ステートメントを使用するものなど)は、Web I/O インターフェイスではサポートされていません。
ランタイムエラー
Natural アプリケーションでのランタイムエラーは、Web I/O インターフェイスでは処理されません。 これにより、セッションが失われます。 回避策:Natural システム変数 *ERROR-TA
を使用してエラーを処理します。 Natural エラートランザクションのサンプルは次のとおりです。
DEFINE DATA LOCAL 1 ERR_INFO 2 ERR_NR(N5) 2 ERR_LINE(N4) 2 ERR_STAT(A1) 2 ERR_PNAM(A8) 2 ERR_LEVEL(N2) END-DEFINE INPUT ERR_INFO DISPLAY ERR_INFO STACK TOP COMMAND 'E' END
注意:
次の一部の制限はメインフレームでは動作する場合もありますが、実際のアプリケーションでは無意味です。
Natural メイン画面への復帰
Natural メイン画面に戻る Natural アプリケーションは使用できません。 これを使用すると、常に間違った画面が表示され、セッションが失われます。
Natural エディタおよび Natural ユーティリティSYSMAIN
や SYSDDM
などの Natural ユーティリティおよびプログラムエディタなどのエディタは使用できません。 これを使用すると、常に間違った画面が表示され、セッションが失われます。
Natural システムコマンドCATALL
、FIND
、GLOBALS
、HELP
、KEY
、LIST
、SCAN
XREF
などの Natural システムコマンドは使用できません。 これを使用すると、常に間違った画面が表示され、セッションが失われます。
Natural コマンド SETUP および RETURN
Natural コマンド SETUP
および RETURN
によりセッションが失われる可能性があるため、これらのコマンドは使用しないでください。
端末コマンド
端末コマンドはサポートされていません。 Web I/O インターフェイスクライアントで端末コマンドを入力しても、動作しません。
Natural システム変数 *INIT-ID
UNIX、メインフレーム、または Windows の各ホストで Web I/O インターフェイスを Natural アプリケーションで使用する場合、Natural システム変数 *INIT-ID
には端末タイプの値は挿入されません。 UNIX および Windows では、値 "notty" が埋められます。 メインフレームでは、サーバー上で一意のセッション ID が埋められます。