バージョン 6.3.3
 —  メッセージおよびコード  —

Natural システムエラーメッセージ 1001~1050

NAT1001 :集合の DBID またはファイル番号が現在のファイルと一致しません。

テキスト 集合の DBID またはファイル番号が現在のファイルと一致しません。
[説明] FIND 集合を別の FIND ステートメントで論理条件として
使用する場合は、その集合が
FIND ステートメントで使用しているのと同じ集合から
選択される必要があります。
以前に格納された集合のデータベース ID および/または
ファイル番号が、現在処理中のデータベース ID
および/またはファイル番号と異なります。

[対処] プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1003 :データベースコールに対するグローバルリミットに達しました -> LT パラメータ。

テキスト データベースコールに対するグローバルリミットに達しました -> LT パラメータ。
[説明] データベースから読み込むことのできる最大レコード数を超えました。
この数は、プロファイルおよびセッションパラメータ LT で設定されています。
FIND、READ、または HISTOGRAM ステートメントを使用して、
レコードがデータベースから読み込まれると、カウンタフィールドがまず増加され、その後に
LT パラメータの現在の値と比較されます。 実際の LT 値の方が大きい場合に、
エラー NAT1003 が発生します。
レベル 1 のプログラムが新たに起動された場合、カウンタフィールドはリセットされ、
再びゼロから開始されます。
1 よりも大きいレベルで実行される別のオブジェクトが呼び出された場合、
カウンタはリセットされず、前のプログラムのカウント値から続行されます。
[対処] LT パラメータの値を増やしてください。

NAT1004 : FIND UNIQUE で、レコードが見つからないか、複数レコードが見つかりました。

テキスト FIND UNIQUE で、レコードが見つからないか、または複数のレコードが見つかりました。
[説明] FIND UNIQUE ステートメントでは、データベースでレコードが 1 件のみ
見つかる必要があります。
[対処] プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1005 :検索制限の指定より多くのレコードが見つかりました。

テキスト 検索制限の指定より多くのレコードが見つかりました。
[説明] "WITH LIMIT = nnn" 節は、
基本検索条件の評価後に選択されたレコード数が
"nnn" より少ない場合にのみ WHERE 条件が評価されることを
指定するために使用します。
[対処] - WITH リミットを大きくしてください、または
- 基本検索条件を修正してください。

NAT1006 :添字に指定された値が "0" である、または最大値を超えました。

テキスト 添字に指定された値が "0" である、または最大値を超えました。
[説明] マルチプルバリューフィールドまたはピリオディックグループの添字に指定された値が、
最大値を超えたか、または 1 未満です。
Adabas の場合、添字の最大値には 65534 まで指定できます。
この値は、Adabas バージョンおよび FDT の定義に応じて異なります。
VSAM および DL/I の場合、添字の最大値は 191 です。
DDMS の場合、添字の最大値は 9999 です。
[対処] プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1007 :バイナリに変換しようとした値が大きすぎます。

テキスト バイナリに変換しようとした値が大きすぎます。
[説明] 4 バイトのバイナリ数で表現できる値だけを、
バイナリに変換できます。
指定された数値は、4 バイトのバイナリ数に収まりません。
[対処] プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1008 :変数添字が RETAIN リストレコードバッファに定義されました。

テキスト 変数添字が RETAIN リストレコードバッファに定義されました。
[説明] フォーマットバッファは、EC コマンドで解放されないので、
変数添字は RETAIN リストレコードバッファには許されません。
[対処] プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1009 :データベースコールが多すぎて、プログラムが中断されました。

テキスト データベースコールが多すぎて、プログラムが中断されました。
[説明] Natural は全データベースコールをカウントし、
結果をパラメータ MADIO の値と比較します。
この値に達すると、ループとみなされ、プログラムが終了します。
画面 I/O 処理の後、データベースコールカウントは
0 にリセットされます。
[対処] プログラムの誤りを修正してください。

NAT1010 : UPDATE=OFF コマンドで STORE/UPDATE/DELETE が拒否されました。

テキスト UPDATE=OFF コマンドで STORE/UPDATE/DELETE が拒否されました。
[説明] "UPDATE OFF" が有効な間にプログラムが実行され、
そのプログラムがデータベースに対して
STORE/UPDATE/DELETE ステートメントを発行した場合に、
データベース更新ステートメントがあったが、
実行されなかったことを知らせるために
この警告メッセージが発行されました。
[対処] Natural 管理者に連絡してください。

NAT1011 :要求されたファンクションキーは、割り当てられていません。

テキスト 要求されたファンクションキーは、割り当てられていません。
[説明] ユーザーはファンクションキーで機能を要求する前に、
そのキーを SET KEY ステートメントで
プログラムに定義しておく必要があります。
このエラーメッセージが、
NEXT に対する応答として表示された場合は、
このファンクションキーに対する値をKEY コマンドで指定できます。

[対処] 上記のようにファンクションキーを定義してください。

NAT1012 :システムファイルに対する更新はできません。

テキスト システムファイルに対する更新はできません。
[説明] ユーザーは SAVE または CATALOG コマンドを発行する権限がありません。
[対処] Natural 管理者に連絡してください。

NAT1013 :誤った端末コマンドが要求されました。

テキスト 誤った端末コマンドが要求されました。
[説明] 正しい端末コマンドについては、
Natural ドキュメントを参照してください。
[対処] - 正しい端末コマンドを入力してください。
- または、Enter キーを押してください。

NAT1016 :ユーザーアクションによって、アプリケーションが中断されました。

テキスト ユーザーアクションによって、アプリケーションが中断されました。
[説明] 次のいずれかのアクションによって、アプリケーションが中断されました。
- メインフレームの端末ユーザーが、アテンション割り込み
(端末をリセットして Enter キーを押すこと)によって
Natural プログラムを中断しました。
- キャンセルボタンをクリックすることによって、
Entire Connection アップロードやダウンロードダイアログボックスを 閉じたことが原因で、アテンション割り込みが発生しました。
- 通常のシステム中断キーの組み合わせ
(Windows の場合は CTRL + BREAK、UNIX の場合は CTRL + C)によって、
アプリケーションが中断されました。
[対処] 対処は必要ありません。

NAT1017 :複数のデータベースに対する Adabas 更新が行われました。

テキスト 複数のデータベースに対する Adabas 更新が行われました。
[説明] Natural は、トランザクションのシステム障害に対する
完全性を保障しないので、 トランザクション内で複数のデータベースを同時に
更新することはできません。
[対処] プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1019 : Magnetic card reader を SET KEY でアクティブにしなければなりません。

テキスト Magnetic card reader を SET KEY でアクティブにする必要があります。
[説明] magnetic card reader によってデータを読み込む前に、
SET KEY ステートメント(SET KEY MGID、
SET KEY CDID、または SET KEY ALL)によって、
magnetic card reader をプログラムで認識できるように
する必要があります。
[対処] プログラムの誤りを修正してください。

NAT1028 :データベースへの処理ループの中での再呼び出しはできません。

テキスト データベースへの処理ループの中での再呼び出しはできません。
[説明] すでにアクティブなデータベースへの処理ループからの
2 度目の実行はできません。
例:PERFORM SUB001
DEFINE SUBROUTINE SUB001
FIND ビュー名 WITH field = "any-value"
DISPLAY *ISN *COUNTER *NUMBER
PERFORM SUB001 <-- 再呼び出し
END-FIND
END-SUBROUTINE
[対処] プログラムの誤りを修正してください。

NAT1029 : Natural プログラムコールが多すぎて中断しました。

テキスト Natural プログラムコールが多すぎて中断しました。
[説明] FETCH、CALLNAT、PERFORM ステートメントは、それぞれカウントされています。
このカウントは、
- Natural パラメータモジュール、または
- MAXCL に対するダイナミックパラメータ機能
によって与えられる値と比較されます。
この値が、カウント結果以下であると、
Natural は、エラートランザクション名を壊し、このエラーを発行します。
[対処] - プログラムをチェックして、エラーを修正してください。または
- MAXCL を "0" または十分な大きさに設定してください。

NAT1030 :内部エラー、Natural システムファイルへの不正なアクセスです。

テキスト 内部エラー、Natural システムファイルへの不正なアクセスです。
[対処] Natural 管理者に連絡してください。
必要な場合は、Software AG サポートに連絡してください。

NAT1031 : VSAM データセットに不正なアクセスをしました。

テキスト VSAM データセットに不正なアクセスをしました。
[説明] VSAM データセットへのアクセスが要求されましたが、
Natural システムでは VSAM がサポートされていません。
[対処] Natural 管理者に連絡してください。

NAT1032 : DL/I データベースに対し不正なアクセスをしました。

テキスト DL/I データベースに対し不正なアクセスをしました。
[説明] DL/I データベースへのアクセスが要求されましたが、
Natural システムでは DL/I がサポートされていません。
[対処] Natural 管理者に連絡してください。

NAT1049 :方向オペランドの内容が間違っています。

テキスト 方向オペランドの内容が間違っています。
[説明] 次のステートメントで使用される可変方向オペランド(#op)は
不正な文字を含んでいます。
READ ... IN VARIABLE #op SEQUENCE ...
または
HISTOGRAM ... IN VARIABLE #op SEQUENCE ...
次の値のみ使用できます。
DESCENDING の場合は "D" または "d"
ASCENDING の場合は "A" または "a"
[対処] 正しい文字を持った方向オペランドを指定してください。

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