処理ルールとヘルプルーチンは、マップ内のフィールドに対して定義されます。
以下の演習を完了すると、サンプルのアプリケーションは次のモジュールで構成されます(処理ルールは別のモジュールとして定義できず、常にマップの一部になります)。
このドキュメントには次の演習が含まれています。
ユーザーが開始名を指定せずに Enter キーを押した場合に表示するメッセージを定義します。
処理ルールを定義するには
マップエディタに戻ります。
開始名の入力フィールドを選択します。
コンテキストメニューから、
を選択します。フィールド #NAME-START
用の[フィールド処理ルール]ダイアログボックスが表示されます。
ボタンを選択します。
空のエディタウィンドウが表示されます。
次の処理ルールを入力します。
IF & = ' ' THEN REINPUT 'Please enter a starting name.' MARK *& END-IF
処理ルール内のアンパサンド(&)は、フィールド名にダイナミックに置き換えられます。 この場合は、#NAME-START
に置き換えられます。 #NAME-START
が空白の場合は、REINPUT
ステートメントで定義されたメッセージが表示されます。
MARK
は REINPUT
ステートメントのオプションです。 構文は MARK *fieldname
です。 MARK
は、REINPUT
ステートメントの実行時にカーソルが置かれるフィールドを指定します。 この場合は、カーソルが #NAME-START
フィールドに置かれます。
エディタウィンドウの内容を保存します。
[ルール選択]ダイアログボックスが表示されます。
[ランク]リストボックスで[1]を選択し、 ボタンを選択します。
ランクにより、異なるフィールドに対するルールの処理順序が定義されます。 ランク 1 のルールはすべて最初に処理され、その後にランク 2 などが続きます。
処理ルールを入力したエディタウィンドウを閉じます。
マップをテストします。
結果の出力で、任意の開始名を入力して Enter キーを押します。
出力ウィンドウが閉じます。
マップをもう一度テストします。 名前を入力せずに、Enter キーを押します。
処理ルールで定義したメッセージが、マップに表示されます。
出力ウィンドウを終了するには、開始名の入力を求めるフィールドに「.」(ピリオド)を入力し、Enter キーを押します。
マップを Stow します。
ヘルプルーチンは、開始名の入力フィールドにカーソルが置かれているときにユーザーがヘルプキーを押すと表示されます。
まず、ヘルプルーチンを定義してから、それを特定のフィールドに関連付けます。
ヘルプルーチンを作成するには
ライブラリワークスペースで、プログラムも含まれているライブラリ(TUTORIAL ノード)を選択します。
コンテキストメニューから、
を選択します。空のエディタが表示されます。
次のように入力します。
WRITE 'Type the name of an employee' END
ヘルプルーチンを格納し HLP01
ます。
[名前を付けて Stow]ダイアログボックスが表示されます。
ヘルプルーチンの名前として「HLP01」と入力します。
ボタンを選択します。
ライブラリワークスペースで、Helproutines という名前の新しいノードが TUTORIAL ノードの下に表示されます。 このノードには、格納したヘルプルーチンが含まれています。
ヘルプルーチンを入力したエディタウィンドウを閉じます。
ヘルプルーチンをマップ上のフィールドに関連付けるには
マップエディタに戻ります。
開始名のデータフィールドを選択します。
コンテキストメニューから、
を選択します。または:
データフィールドをダブルクリックします。
[フィールドの定義]ダイアログボックスが表示されます。
[ヘルプルーチン]テキストボックスで「'HLP01'」(一重引用符も含めます)と入力します。
これは、ヘルプルーチンの保存に使用した名前です。
ボタンを選択します。
マップをテストします。
結果の出力で、開始名の入力フィールドに疑問符(?)を入力します。
定義したヘルプテキストが別のウィンドウに表示されます。
Enter キーを押して、このウィンドウを閉じます。
マップを終了するには、開始名の入力を求めるフィールドに「.」(ピリオド)を入力し、Enter キーを押します。
マップを Stow します。
マップエディタウィンドウを閉じます。
次の演習「ローカルデータエリア」に進みます。