このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
標準ダイアログボックスを呼び出します。このダイアログボックスで、エンドユーザーがオプションで Natural ワークファイル番号に割り当てられるファイルの名前を選択できます。
名前/データタイプ | 説明 |
---|---|
タイトル(A253) | 入力
ダイアログボックスのタイトルバーに表示されるテキスト。 |
Init(A253) | 入力
文字列パターン([directoryname\][filename[.extension]])。初期ディレクトリ(指定する場合)と、選択対象となるファイル(filterlist パラメータを指定しない場合)または事前選択されたファイル(ワイルドカード文字(*、?)を含んでいないファイル名と拡張子を使用する場合)とで構成します。 パターンが空の文字列の場合は、現在のディレクトリの全ファイルがリストされます。 |
ワークファイル番号(I4) | 入力
選択されたファイル名が割り当てられるワークファイル番号。 このパラメータが "0" の場合、ファイル名はワークファイル番号に割り当てられません。 |
ファイル名(A253) | 出力
選択されたファイル名をパス名全体とともに返します。 |
ダイアログタイプ(I4) | 入力(オプションのパラメータ)
表示されるファイル選択ダイアログのタイプを指定します。0(デフォルト)= '開く' ダイアログ(新規ファイルあり)、1 = '開く' ダイアログ(選択したファイルが存在している必要あり)、2 = '保存' ダイアログ。 |
フィルタリスト
(A253/*) |
入力(オプションのパラメータ)
事前指定の表示フィルタ定義を含んでいる 1 次元配列。 配列は完全に満たす必要はありません。 各フィルタ定義は配列要素ペアで表されます。 各ペアの最初の要素は、ファイル選択ダイアログで表示のために使われるフィルタのテキスト記述です。 各ペアの 2 番目の要素は、関連する表示フィルタパターンです。 表示フィルタパターンは、セミコロンで区切られた複数のコンポーネントから構成する複雑なものになる場合があります。 |
フィルタインデックス
(I4) |
入力(オプションのパラメータ)
ファイル選択ダイアログが最初に開かれるときに最初に使用されるフィルタのインデックス。 0 = 1 番目のフィルタ、1 = 2番目のフィルタ。 |
Response(I4) | 出力
Natural エラー(該当する場合)。 |
DEFINE DATA LOCAL 1 #RESPONSE (I4) 1 #MYTITLE (A253) 1 #SELECTNAME (A253) 1 #FILTER (A32/6) CONST < 'Private resource files', '*.nr*', 'Shared resource files', '*.bmp;*.ico;*.hlp;*.neo;*.rpt', 'All Files (*.*)', '*.*' > END-DEFINE ... #MYTITLE := 'Example using implicit display filter' PROCESS GUI ACTION PICK-FILENAME WITH #MYTITLE 'c:\*.*' 0 #SELECTNAME GIVING #RESPONSE #IF-1.STRING := #SELECTNAME * #MYTITLE := 'Example using explicit display filter' PROCESS GUI ACTION PICK-FILENAME WITH #MYTITLE 'd:\fuser\mylib\res\' 0 #SELECTNAME 0 #FILTER(*) 1 GIVING #RESPONSE #IF-2.STRING := #SELECTNAME