このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
ローカルクリップボードの現在の内容(存在する場合)を空にし、書き込み用に開きます(「SET-CLIPBOARD-DATA アクション」を参照)。 グローバル(Windows)クリップボードの内容はこのアクションでは修正されません
各 Natural プロセスにはそれ自体のローカルクリップボードがあります。ここでは、Windows クリップボードまたはドラッグドロップ操作のターゲットに移動されるデータが構築されます。 後者の場合、ソースプロセスのローカルクリップボードは "ドラッグドロップクリップボード" とも呼ばれます。
このアクションは、クリップボードオーナーをオプションで設定することができます。 オーナーが指定されると、データはオーナー付きで保存され、クリップボードデータが要求されるときは Windows クリップボードによってオーナーからデータが取得されます。 オーナーが破壊されると、Natural は暗黙で Windows クリップボードにデータを出し、データが引き続き使用できるようにします。 アプリケーション自体には、これらの内部的な動作からの影響は通常はほとんどまたはまったくありませんが、データを供給するコントロールのハンドル(存在する場合)をオーナーとして指定することをお勧めします。 例えば、いくつかの選択されたリストボックス項目に対応するデータがクリップボードに挿入される場合は、これらのリストボックス項目が属しているリストボックスのハンドルとしてクリップボードオーナーを指定することをお勧めします。
ドラッグドロップ操作のためのデータが Begin-Drag イベントで準備されている場合は、このアクションの明示的な呼び出しは必要ありません。この場合は、Natural でドラッグドロップクリップボードが暗黙的に開きます。
名前/データタイプ | 説明 |
---|---|
GUI のハンドル | 入力(オプションのパラメータ)
クリップボードを所有しているダイアログまたはダイアログエレメントのハンドル(上記参照)。 このパラメータが省略されるか、NULL-HANDLE(デフォルト)として指定された場合、クリップボードはオーナーを持ちません。 |
Response(I4) | 出力
Natural エラー(該当する場合)。 |
PROCESS GUI ACTION OPEN-CLIPBOARD WITH #LB-1 GIVING #RESPONSE