バージョン 6.3.3
 —  ダイアログコンポーネントリファレンス  —

MODIFIABLE

ダイアログエレメントを編集できるかどうかを指定します。

コントロールを無効にして修正を不可にすることもできますが、一般的には ENABLED 属性(使用可能な場合)を使用した方が、この属性を使用するよりはっきりした効果が得られます。 例えば、無効にされたコントロールは通常、修正できない(かつ、有効になっている)コントロールよりもはっきりそれと分かる表示(一般的には完全にグレー表示)になります。 また、無効にされたコントロールがフォーカスを得ることはなく、したがって無効のコントロールでは、テキストのスクロール、選択、クリップボードへのコピーなどはできません。

この属性が、インプレース編集のためにアクティブにされた OLE コンテナコントロールで FALSE に設定されている場合、OLE オブジェクトは修正できません。

タブコントロールの場合、この属性の意味は上述の説明とは異なり、ユーザーがタブを切り替えられるかどうかを示します。 詳細については、「タブコントロールの操作」を参照してください。

リストビュー項目とツリービュー項目の場合は、項目のテキストラベルを変更できるかどうかを示します。 ただし、MODIFIABLE 属性が リストビューコントロールで FALSE に設定された場合、またはツリービューコントロールそのものが FALSE に設定された場合は、個々の項目の MODIFIABLE 属性の設定とは関係なく、すべての項目が編集できなくなります。 詳細については、「ツリービューおよびリストビューコントロールでのラベル編集」を参照してください。

対象 列指定コントロール、編集エリアコントロール、入力フィールドコントロール、リストビューコントロール、リストビュー項目、

OLE コンテナコントロール、選択ボックスコントロール、タブコントロール、テーブルコントロール、ツリービューコントロール、ツリービュー項目。

データタイプ BOOLEAN
デフォルト値 TRUE
設定可能値 TRUE/FALSE

Top of page