バージョン 4.2.5
 —  ユーティリティ  —

ユーティリティのアクティブ化

Natural では、FNAT システムファイル内の対応するユーティリティライブラリにログオンせずに Natural ユーティリティを呼び出します。 この結果、Natural では、グローバルデータエリア(GDA)またはアプリケーションに依存しない変数(AIV)、あるいはその両方が維持されます。 現在のユーザーライブラリおよび設定は維持されます (GDA または AIV、あるいはその両方をリセットするには、『パラメータリファレンス』のプロファイルパラメータ FREEGDA を参照)。

アプリケーション環境の設定を維持するには、ユーティリティライブラリにログオンしないでください。 代わりに、ユーティリティに対応する Natural システムコマンドを使用してユーティリティを呼び出します。

ユーティリティが終了すると、ユーティリティを呼び出したライブラリに戻ります。 ただし、ユーティリティを呼び出す前にユーティリティライブラリに明示的にログオンした場合は、ユーティリティの終了後、その(ユーティリティ)ライブラリから移動しません。

例外:

オブジェクトソースはアクティブなライブラリ内でのみ編集できるため、SYSEXT ユーティリティおよび SYSEXV アプリケーションでは、対応するユーティリティライブラリへの暗黙的なログオンを実行します。

Natural Security で Natural ユーティリティの使用を制御する方法の詳細については、『Natural Security』ドキュメントの「Protecting Utilities」セクションを参照してください。

Natural Security がインストールされていない場合は、ユーザー出口ルーチン UTI-EX01 を使用して Natural ユーティリティの使用を制御できます。 このユーザー出口ルーチンのプログラムソースは、ライブラリ SYSEXT でソースオブジェクト UTI-SX01 として提供されています。

Start of instruction setUTI-EX01 をアクティブにするには

  1. ソースオブジェクト UTI-SX01 を UTI-EX01 の名前で CATALOG または STOW します。

    ユーザー出口ルーチンのソースオブジェクト(要件に応じて変更可能)およびカタログ化オブジェクトが更新インストールで上書きされないように、別の名前が使用されます。

  2. FNAT または FUSER システムファイル内のライブラリ SYSTEM に UTI-EX01 をコピーします。

ユーザー出口ルーチンの詳細については、ライブラリ SYSEXT の UTI-SX01 のソースオブジェクトを参照してください。

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