取り囲み機能は、通常、ダブルバイト文字セットの表示もサポートしている特定のタイプの端末でしか使用できません。
%D=B |
M
|
...
|
||
I |
||||
color-code | ||||
B |
||||
R |
||||
W |
端末コマンド %D=B
は、取り囲みの制御に使用されます。
取り囲み(外枠の縁取り)とは、端末画面に特定のフィールドが表示されたときにそのフィールドの周囲に線を生成する機能です。 フィールドの周囲にそのような "外枠" を描画することは、フィールドの長さと画面上での位置をユーザーに示すためのもう 1 つのメソッドです。
%D=B
コマンドでは、次のオプションを使用できます。
コマンド | 機能 |
---|---|
%D=BM |
物理的に変更可能なすべてのフィールド(AD=M または AD=A )が取り囲み付きで表示されます。 このコマンドを繰り返すと、取り囲み機能は再度無効になります。つまり、デフォルトの状態に戻ります。
|
%D=BI |
高輝度表示されるすべてのフィールド(AD=I )が取り囲み付きで表示されます。
|
%D=Bcolor-code |
指定した色のすべてのフィールドが取り囲み付きで表示されます。
有効なカラーコードについては、セッションパラメータ |
%D=BB |
"大きな外枠" が生成されます。互いに重なり合って表示される複数のフィールドで同じ表示特性を備えている場合、それらすべてを囲む 1 つの大きな外枠が描画されます。 通常、つまり %D=BB が指定されていない場合には、各フィールドの周りに個々の外枠が描画されます。
|
%D=BR |
すべての外枠がリセットされます。つまり、すべてのフィールドが取り囲みなしで表示されます。 |
%D=BW |
フレーム付きで表示されるすべてのウィンドウ(『ステートメント』ドキュメントの DEFINE WINDOW ステートメントを参照)が、フレームではなく取り囲み付きで表示されます。
|
取り囲みが有効になっている場合、変更可能フィールドの充填文字は表示されません。これらは、取り囲みと同じ目的、つまりフィールドの位置および長さをユーザーに示すという目的を果たすものであるためです。
詳細については、『プログラミングガイド』の「取り囲み - 端末コマンド %D=B」を参照してください。