この Natural プロファイルパラメータでは、1 つの Natural セッションに対する 16 MB 境界の上下の Natural ワークプールのサイズを指定します。
Natural は、16 MB 境界の上下のワークプールを使用します。 これらのワークプールでは、すべての一時バッファの物理ストレージ要求が満たされます。
Natural は、特別な状況でのみ物理ストレージを使用します。例えば、CICS で SET CONTROL
'P=V'
ステートメントで示される "値渡しオプション" 付きの CALL
ステートメントの実行中に、スレッド外にパラメータエリアを渡す(スレッドは解放される)場合などです。
ワークプールの利点は、物理ストレージに対して多数の要求がある場合に、Natural 自体でこれらの要求を満たすことができ、オペレーティングシステムに渡す必要がないことです。
WPSIZE
パラメータは次のように指定します。
WPSIZE=(下のサイズ,上のサイズ,下の最大サイズ,上の最大サイズ) |
変更しないサブパラメータは省略できます。例えば、16 MB より上のワークプールサイズのみを 1000 KB に設定する場合、WPSIZE=(,1000)
と指定できます。
Natural は、指定された設定に応じて、Natural ストレージスレッド外にワークプールを割り当てます。 ワークプールは、物理ストレージに対する最初の要求時に割り当てられ、次回の端末 I/O 時に解放されます。
非スレッド環境(例えば、バッチ、TSO)での推奨設定は WPSIZE=(0,0)
です。 これにより、仮想ストレージを節約できます。