このドキュメントでは、Natural による外部 SORT
プログラムの使用について説明します。
以下のトピックについて説明します。
Natural SORT
ステートメントは、実際のソートを実行する外部 SORT
プログラムをオプションで呼び出します。 外部 SORT
プログラムは、NTSORT
マクロのキーワードサブパラメータ EXT
が ON に設定されている場合に使用されます。
Natural では、SORT
インターフェイスに準拠したすべての外部 SORT
プログラムをサポートします。SORT インターフェイスについては、関連する IBM マニュアル(z/OS、z/VSE、および CMS)と Siemens マニュアル(BS2000/OSD)を参照してください。
要件(スペースやデータセットなど)は、オペレーティングシステムの SORT
プログラムを呼び出す 3GL(COBOL や PL/I など)アプリケーションプログラムの実行要件と同じで、使用中の外部 SORT
プログラムよって異なる場合もあります。
外部 SORT
プログラムとの通信には、E15 および E35 ユーザー出口ルーチンを使用します。 そのため、データセット SORTIN
および SORTOUT
は不要です。
拡張パラメータリストをサポートするすべての外部 SORT
プログラムを使用できます。
外部 SORT
プログラムは、パーティションプログラムエリアにロードされます。 そのため、EXEC
ステートメントの SIZE
パラメータで指定される Natural バッチニュークリアスのサイズ要件に、約 200 KB の余分のストレージを追加する必要があります。
例:
// EXEC <natural>,SIZE(<natural>,200K)
<natural>
は Natural フェーズの名前です。
外部 SORT
プログラムは、レベル 1 のインターフェイスを使用して呼び出されます。 つまり、Natural はすべての SORT
制御ステートメントを外部 SORT
プログラムに渡すため、データセット SYSDTA
は入力に使用されません。
外部 SORT
プログラムは、以下のライブラリで検索されます。
BLSLIB
チェーンで連結されたユーザー TASKLIB
(ユーザー TASKLIB
を指定した場合)
BLSLIB
チェーンで連結されたシステム TASKLIB ($TSOS.TASKLIB)