バージョン 4.2.5
 —  オペレーション  —

CMS 環境下のバッチモードの Natural

このドキュメントでは、CMS オペレーティングシステムで Natural をバッチモードで実行する際の特別な考慮事項について説明します。

バッチモードの Natural 全般に適用される考慮事項については、以下のセクションを参照してください。


CMS 環境下のバッチモードによる Natural の実行

Natural をダイナミックパラメータ BATCH を使用して起動すると、バッチモードになります。

Natural は端末とは通信しませんが、DD 名が CMSYNIN のデータセットから入力を取得し、DD 名が CMPRINT のデータセットに出力を送信します。 これらのデータセットについては、以下で説明します。

Natural をバッチモードで起動する前に、これらの DD 名に対して FILEDEF コマンドを実行しておく必要があります。

BATCH を他のダイナミックパラメータと組み合わせて指定する場合は、以下の例に示すように、BATCH を最初のパラメータにする必要があります。

FILEDEF CMPRINT PRINTER
FILEDEF CMSYNIN DISK BATCH INPUT A
NATvr BATCH,FNAT=(10,13),FUSER=(132,12)

この例では、vr は現在のバージョンとリリース番号です。

詳細な例については、NATBATCH EXECNATINPL EXEC を参照してください。

CMPRINT - プライマリレポート出力

CMPRINT は、Natural プログラム内の DISPLAYPRINT、および WRITE ステートメントの結果をレポートするプライマリ出力に使用されます。

CMSYNIN - プライマリ入力

CMSYNIN は、Natural コマンドと Natural ソースプログラム(およびオプションで Natural プログラムの実行中に INPUT ステートメントによって読み取られるデータ)を含むプライマリ入力ファイルに使用されます。

実際に処理される行当たりの文字数は、プロファイルパラメータ SL の現在の設定によって決まります。 この設定は、ソースステートメントと実行時入力データの両方に適用されます。 これにより、必要に応じて、ID またはシーケンス番号を各レコードの右端の列に配置することができます。

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