バージョン 8.1.3
 —  ユーティリティ  —

ADAZAP 構文

graphics/util_adazap.png

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


基本パラメータ

MCODE

セキュリティの目的で、ADAZAP ユーティリティを実行するにはマスタコードが必要です。 Software AG では、書面で要求があった場合に、認可されたユーザーに対して 8 バイトのマスタコードを提供しています。

ASSO | DATA | WORK

表示または修正する物理データセットを指定する必要があります。

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オプションパラメータ

LENGTH

表示するデータの長さです。 VER を指定した場合は LENGTH を指定できず、その逆も同様です。

表示される最小バイト数は 16 です。これよりも下位のアドレスは 16 バイト境界に切り下げられ、これよりも上位のアドレスは 16 バイト境界に切り上げられます。

OFFSET

ブロックの先頭からのオフセットです。 値はブロックの長さに等しいか、またはそれよりも小さい、つまりブロック内に収まる必要があります。 デフォルト値は 0 です。

RABN

表示または修正する相対 Adabas ブロック番号(RABN)です。 デフォルトは 1 です。

REP

置き換えデータです。VER パラメータに指定した確認データに等しいか、またはそれよりも短くする必要があります。 最大 128 バイトの 16 進数データを指定できます。

VER

確認データです。置き換えデータ以上の長さにする必要があります。 最大 128 バイトの 16 進数データを指定できます。

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例 1

ADAZAP MCODE=master-code
       ADAZAP ASSO OFFSET=X'10',LENGTH=16

RABN はデフォルト値の 1 が使用されます。 ADAZAP はデータベース名称を表示します。

例 2

ADAZAP MCODE=master-code
ADAZAP WORK OFFSET=X'10'
ADAZAP      VER=X'C1C2'
ADAZAP      REP=X'C2C1'

RABN はデフォルト値の 1 が使用されます。 ADAZAP は WORK データセット内のデータを修正します。

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