バージョン 8.1.3
 —  ユーティリティ  —

機能概要

ADAULD ユーティリティでは、Adabas ファイルをアンロードします。 Adabas ファイルをアンロードする主な理由を下記に示します。

レコードをアンロードする順序は、次のいずれかが可能です。

物理順 レコードをデータストレージ内に物理的に位置している順序でアンロードします。
論理順 レコードをユーザーが指定したディスクリプタの値の順序でアンロードします。
ISN レコードを ISN の昇順にアンロードします。

アンロードするレコードのサブセットを示すために、選択条件(SELCRIT/SELVAL)を任意で使用します。

アンロードされたレコードは圧縮形式で出力されます。 出力レコードの形式は、ADACMP ユーテイリティで作成されたレコードと同じです。

MODE=SHORT オプションを使用すると、ファイルのノーマルインデックスとアッパーインデックスを作成するために必要となるディスクリプタエントリがアンロード処理で省略されます。 これにより、アンロードに必要な処理時間を減少することができます。 ただし、MODE=SHORT を使用して作成された出力は、ディスクリプタ情報がすべて排除されているため、MODE=SHORT を使用しないでアンロードした同じファイルとは FDT が異なります。

注意:
中断した ADAULD UNLOAD FILE は、最初から再実行する必要があります。

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