バージョン 8.1.3
 —  ユーティリティ  —

BACKOUT 機能

すべての更新レコードの更新前更新後のイメージのデータプロテクション情報は、各 Adabas セッション中にプロテクションログに書き込まれます。 この情報は、更新の取り消しや再適用に必要です。

プロテクションログは、ディスク上のシーケンシャルデータセットまたはデュアル/マルチプロテクションログデータセット(ダイレクトアクセス)に割り当てることができます。 デュアル/マルチプロテクションログを使用する場合は、ADARES PLCOPY 機能を使用してシーケンシャルデータセットにコピーする必要があります。 このデータセットは、ADARES BACKOUT または REGENERATE への入力として使用できます。

プロテクションログファイルに対して 3480/3490 テープカートリッジ圧縮(IDRC)を使用することはお勧めしません。 ADARES ユーティリティの BACKOUT 機能は、圧縮データを処理するときに、z/OS では少なくとも 2 回実行されます。 また、BACKOUT 機能では VSE システムおよび z/VM システムでの圧縮データがサポートされていません。

ADARES BACKOUT {DPLOG | MPLOG} 機能はクラスタデータベースに有効ではありません。 マージされた PLOG が BACKOUT を実行するために必要とされるので、これは禁止されます。

BACKOUT シーケンシャルプロテクションログ(SIBA)を使用した更新のバックアウト
BACKOUT DPLOG/MPLOG デュアル/マルチプロテクションログを使用した更新のバックアウト

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