ACCHECK 機能では、指定されたデータベースファイルのアドレスコンバータがチェックされます。 さらに、ファイルにスパンドレコードが含まれている場合は、セカンダリアドレスコンバータが自動的にチェックされます。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
チェックするファイルです。 ファイル番号は ADAICK を最初に実行するときに必要です。
次の実行で FILE が指定されない場合は、ADAICK によって最後に使用されたファイルがチェックされます。
開始時において、ADAICK は通常、ユーティリティの OPEN コールをニュークリアスに対して発行し、関係するファイルのブロックがニュークリアスバッファプール内に残っていないことを確認します。 しかし、これはまた他のユーザーに対してそのファイルをロックすることにもなります。 NOOPEN を指定すると、ADAICK は OPEN コールを発行しなくなります。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34（ダンプあり）またはユーザーアベンド 35（ダンプなし）で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"（エラーのためユーティリティを終了します）を表示してコンディションコード 20 で終了します。
ADAICK ACCHECK から生成された次の出力サンプルは、スパンドレコードを使用し、このため、セカンダリアドレスコンバータを含んでいる Adabas 8 データベースを対象としています。
FILE 002 AC CHECK FILE 002 AC LOW HIGH NR OF THRU FILE 002 ISN-ISN RABN DS RABN DS RABN RECORDS ISN (DEC) FILE 002 00000001-0000034F 000000E1 000001D9 0000023C 25 847 FILE 002 00003850-00003B9F 000000F2 00000000 00000000 25 15,263 FILE 002 AC2 CHECK FILE 002 AC2 LOW AC2 HIGH AC2 NR OF THRU FILE 002 AC2 ISN-ISN RABN DS RABN DS RABN RECORDS AC2 ISN FILE 002 00000001-0000034F 000000F3 000001DA 0000023F 100 848
