AOS デモバージョンは、Adabas オペレータコマンドおよびユーティリティに相当する機能を持っており、Adabas データベースの分析と制御に使用します。
AOS デモバージョンのインストールについては、『Adabas インストールマニュアル』を参照してください。
AOS アドオン製品は、追加のユーティリティ機能およびオペレータコマンドに対応するサービスを含みます。 詳細については、Adabas Online System のマニュアルを参照してください。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
DBA は、AOS デモバージョンを使用して、Adabas セッションの活動中に、Adabas データベースの状態を監視することができます。 メニューオプションを使用して、DBA はリソースやホールドキューの状況、スペースの割り当て、ファイルやデータベースのパラメータを表示したり、新しい FDT を作成したり、現在の Adabas セッションを終了したりできます。
パフォーマンスの分析とデータベース操作のモニタリングについては、AOS デモバージョンではシステムをユーザーとある特定のシステムリソースの両面から見ることができます。 例えば、次を実行できます。
ホールドキューの状況のチェック
ニュークリアスのパラメータの確認
コマンド、ファイルの使用、システムのパフォーマンス情報の監視
ファイルレイアウトとエクステントステータスのリスト
VOLSER によるデータベースのファイル分布のリスト
Adabas セッション全体の制御のために、AOS デモバージョンを使用して次のことができます。
新規 FDT の作成
Adabas ニュークリアスセッションの終了(ADAEND)