バージョン 8.1.3
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構文形式

このドキュメントでは、ダイレクトコール、バッファ記述、およびバッファ指定に関してこのドキュメントで使用する構文形式について説明します。 特別なバッファの表記については、本章で後述します。

表記規則 識別対象 説明
大文字、太字 Adabas キーワード 太字の大文字で表示される構文要素は Adabas キーワードです。 これらのキーワードを指定する際に、表示されているとおりに入力する必要があります。
field NC

構文要素 NC は Adabas キーワードです。

小文字、斜体、標準フォント 変数 斜体のかかった標準フォントの小文字で表示される構文要素は、ユーザーが入力すべき項目を表します。
field i[-j]

構文要素 fieldi、および j は変数です。 これらの変数には値を指定する必要があります。

縦線(|)   縦線は、相互に排他的な選択肢の区切りを表します。

注意:
角カッコや中カッコを使用した、より複雑な構文では、相互排他的な選択肢が入れ子になって記述されます。

a | b

上の例では、"a" または "b" を選択する必要があります。 デフォルト値はありません。

角カッコ([ ]) オプションの要素または選択肢 角カッコは、選択型の要素を表します。 角カッコ内で複数の要素が、入れ子になって記述されたり、縦線で区切られていたりするときには、その中の 1 つだけを使用できます。
field [, length]

この例では、長さパラメータがオプションです。

中カッコ({ }) 必須の要素または選択肢 中カッコは、必須の要素を表します。 角カッコ内で複数の要素が、入れ子になって記述されたり、縦線で区切られていたりするときには、その中の 1 つだけを使用する必要があります。
{C | S}

この例では、"C" または "S" のいずれかを指定する必要があります。

字下げ サブパラメータ 字下げは、パラメータのサブパラメータを表します。  
省略記号(...) 繰り返しの要素 省略記号は、繰り返して使用できる要素を表します。 他の区切り文字を省略記号の前に記述した場合は、その区切り文字を使用して、繰り返しの要素を区切る必要があります。 省略記号を角カッコまたは中カッコの外に置くと、角カッコまたは中カッコ内の全要素が繰り返し可能な要素とみなされます。
field ...

この例では、field は必須であり、オプションで繰り返しの要素にすることもできます。

field1[, length1][,field2[,length2]...

この例では、field1 は必須であり、length1 はオプションです。また、追加のフィールドおよび長さ(field2 および length2 で指定)をコンマで区切って指定することもできます。

b... 空白 斜体の小文字 b は、単独またはグループ(bbbbbbbb など)で使用した場合、1 つまたは一連の空白を示します。 各 b には、空白が 1 つ入ります。 このフィールドの値として "ISNbbbbb" を指定すると、その ISN 値がソート順として使用されることになります(bbbbb には空白が入ります)。
その他の区切り文字と記号 必須の区切り文字 その他のすべての区切り文字と記号は、表示されたとおりに入力する必要があります。
fmtsel redfmt.

この例では、ピリオドが必須です。

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