READ RESULT SET(SQL)

一般セットの構文:

READ [(limit)] RESULT SET result-set INTO

VIEW view-name
parameter [, parameter]...

FROM ddm-name
[GIVING [:] sql-code]
END-RESULT ストラクチャードモードのみ      
LOOP レポーティングモードのみ      

拡張セットの構文:

READ [(limit)] RESULT SET result-set INTO

VIEW view-name
parameter [, parameter]...

FROM ddm-name
[WITH INSENSITIVE SCROLL [:]scroll-hv]
[GIVING [:]sql-code]
END-RESULT ストラクチャードモードのみ      
LOOP レポーティングモードのみ      

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。

構文図で使用されている記号については、「構文記号」を参照してください。

関連機能グループ:データベースへのアクセスと更新


関数

SQL ステートメント READ RESULT SET は、CALLDBPROC ステートメントと組み合わせた場合にのみ使用できます。前の CALLDBPROC ステートメントで呼び出されたストアドプロシージャによって作成された結果セットを読み込むために使用します。

構文説明

構文要素 説明
limit
制限オプション:

読み込む行の数を制限できます。数値定数(0 - 4294967295)または N、P または I フォーマットの変数として制限を指定できます。

result-set
結果セット:

result-set として、先行する CALLDBPROC ステートメントで代入された結果セットロケータ変数を指定します。result-set には、フォーマット/長さ I4 の変数を指定する必要があります。

注意:
CALLDBPROC ステートメントと READ RESULT SET ステートメント間の同期地点の処理が行われる場合、結果セットには READ RESULT SET ステートメントでアクセスできなくなります。

INTO
INTO 節:

INTO 節は、結果セットを格納するプログラム内のターゲットフィールドを指定するために使用します。

INTO 節では、DEFINE DATA ステートメントで定義された個々のパラメータまたは 1 つ以上のビューを指定できます。

VIEWview-name
VIEW 節:

view-name は、CALLDBPROC ステートメントを介して起動されたストアドプロシージャによって作成された結果セットの列をフィールドが受け取るビューを指定します。

結果セットの列数は、ビューで定義されたフィールド(カウントするグループフィールド、再定義フィールド、インジケータフィールドではありません)の数に対応する必要があります。

parameter
Parameter:

parameter は、CALLDBPROC ステートメントを介して呼び出されたストアドプロシージャによって作成された結果セットの列を受け取るフィールドを指定します。

FROM ddm-name
DDM 名:

ddm-name として、ストアドプロシージャを実行するデータベースの "アドレス指定" に使用するデータ定義モジュール(DDM)の名前を指定します。

詳細については、「ddm-name」を参照してください。

WITH INSENSITIVE SCROLL [:] scroll_hv
WITH INSENSITIVE SCROLL 節:

この節は SQL 拡張セットに含まれます。

この節は現在はサポートされていません。使用すると、コンパイラエラーが発生します。

GIVING sqlcode
GIVING sqlcode 節:

この節は、結果セットの処理に使用した SQL "フェッチ" 操作の SQLCODE を取得するために使用できます。

この節を指定し、SQL 操作の SQLCODE が 0 でない場合、Natural エラーメッセージは発行されません。この場合、SQLCODE 値に対して取られる動作は、呼び出し側の Natural オブジェクト内でコード化されている必要があります。

sqlcode フィールドには、フォーマット/長さ I4 の変数を指定する必要があります。

GIVING sqlcode 節を指定せず、SQLCODE が 0 でない場合は、Natural エラーメッセージが発行されます

END-RESULT
READ RESULT SET ステートメントの終了:

ストラクチャードモードの場合、Natural の予約キーワード END-RESULT を使用して READ RESULT SET ステートメントを終了させる必要があります。

レポーティングモードの場合、Natural のステートメント LOOP を使用して READ RESULT SET ステートメントを終了させる必要があります。

LOOP