Natural システムエラーメッセージ 1501~1550

NAT1501: :1: ファイル :2: のためのコントロール情報が不足しています。

テキスト
... ファイル ... のためのコントロール情報が不足しています。
説明
- READ ステートメントに対する DCB 情報が
 不足しています。または
- 可変長の WRITE 処理に対して
 RECFM=F パラメータが指定されています。
考えられる理由として、ジョブ制御での矛盾した DCB の
指定が挙げられます。
対処
参照するワークファイルが出力ファイルとして
事前に使用されていることを確認してください。 ファイルにラベルがない場合は、
ファイルの特性が前の WRITE と一致していることを確認してください。

NAT1502: 永久的な物理 I/O エラー。

テキスト
永久的な物理 I/O エラー。
説明
永久的な I/O エラーが起きたのでワークファイルを処理できません。
考えられる理由は、ファイルの物理的損傷です。
対処
Natural 管理者に連絡してください。

NAT1503: ワークファイル :1: はREAD WORK FILE ループ内で閉じられました。

テキスト
ワークファイル ... は READ WORK FILE ループ内で閉じられました。
説明
READ WORK FILE 処理ループ内で、
他の Natural プログラム、またはサブプログラムで
- CLOSE WORK FILE ステートメントによって明確に、または
- READ WORK FILE ステートメント中の
 END-OF-FILE 条件のため、無条件に
そのワークファイルが閉じられました。
そのワークファイルが閉じられていた場合は、
そのワークファイルの READ WORK FILE ループを
ESCAPE BOTTOM ステートメントで抜ける必要があります。
対処
エラーを修正してください。

NAT1504: エンドオブファイルになったが、AT END 処理が指定されていません。

テキスト
エンドオブファイルになったが、AT END 処理が指定されていません。
説明
READ WORK FILE ONCE オプションが指定されていて、
エンドオブファイルの状態になりました。
この条件は、AT END OF FILE 節でチェックする必要があります。
対処
プログラムを修正してください。

NAT1505: 数字入力フィールドのデータが正しくありません。

テキスト
数字入力フィールドのデータが正しくありません。
説明
READ WORK FILE SELECT オプションは、
全データフィールドが正しい入力データかどうかをチェックします。
数値フィールドとして定義されたフィールドに
数値以外の値が見つかりました。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1506: パック 10 数値と変数定義が一致しません。

テキスト
パック 10 数値と変数定義が一致しません。
説明
RECORD オプションなしの READ WORK FILE ステートメントは、
偶数の桁数で定義したパック変数(例:P6、P5.1)を読み込もうとしています。
 ただし、ワークファイル内の数値データが変数に適合しないため、
現在の定義より 1 大きい桁数である奇数桁の数字を要求します。
考えられる理由は、データが、別の変数定義を使用しているか、または、
再定義を使用しているワークファイルに書き込まれたことです。
対処
数字の桁数が奇数になるように変数定義内の数字の数を 1 つ増やしてください。
あるいは、ワークファイルにデータを記述したアプリケーションを
チェックしてください。

NAT1507: 出力ワークファイル :1: がいっぱいです。

テキスト
出力ワークファイル ... がいっぱいです。
説明
出力ワークファイルへのスペース割り当てが小さいため、
Natural プログラムで記述した全レコードを保持できません。
対処
Natural 管理者に、出力ワークファイルの
サイズの増加を依頼してください。

NAT1508: :1: ファイル :2: は、すでに他のユーザーが開いています。

テキスト
... ファイル ... は、すでに他のユーザーが開いています。
説明
出力またはワークファイルは、現在他のユーザーが使用しています。
そのため異なるユーザー間で共有はできません。
対処
同じファイルを使うプログラムを
同時に実行しないようにチェックしてください。

NAT1510: :1: ファイル :2: に対してレコードが小さすぎます。

テキスト
... ファイル ... に対してレコードが小さすぎます。
説明
z/VSE システムについては、
- DTFDI を使っているリーダー、または
DTFMT や DTFSD を使っているワークファイルで
WLRERR 出口に入ったことを示しています。
z/OS システムについては、
- RECFM=F のレコードがデータセットレコード長より短く、そして- 空白のパディング(出力ファイル)またはヌル(ワークファイル)の
 使用は許されていないことを示しています。
レコードパディングは、PRINT または WORK パラメータのサブパラメータ PAD に
よって制御されます。
対処
Natural 管理者に連絡して、
JCL が正しく指定されていることを確認してください。 z/OS システムについては、アプリケーションを修正するか、または
レコードパディングを許可するためにサブパラメータ PAD=ON でセッションを開始してください。

NAT1511: READ WORK FILE の後、WRITE WORK FILE を発行しました。

テキスト
READ WORK FILE の後、WRITE WORK FILE を発行しました。
説明
ワークファイルを Natural プログラム内で生成し、
その後同プログラム内で参照することができます。
この逆を行うことはできません。
READ WORK FILE ステートメントの実行結果として
ワークファイルをオープンした場合、
WRITE WORK FILE ステートメントを実行すると
ランタイムエラーになります。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1512: :1: ファイル :2: に対してレコードが大きすぎます。

テキスト
... ファイル ... に対してレコードが大きすぎます。
説明
書き込まれるレコードの長さが出力データセットレコード長を超えました。
また、空白のトランケーション(出力ファイル)または
ヌル(ワークファイル)の使用は許されていません。
レコードトランケーションは、PRINT または WORK
プロファイルパラメータのサブパラメータ TRUNC によって
制御されます。
対処
出力データセットレコード長を修正します
(例:プロファイルのサブパラメータ LRECL)、または
アプリケーションプログラムを修正します、または
レコードトランケーションを許可するために
サブパラメータ TRUNC=ON でセッションを開始します。

NAT1513: ワークファイル :1: のクローズ中にエラーが発生しました。

テキスト
ワークファイル ... のクローズ中にエラーが発生しました。
説明
対処
Natural 管理者に連絡してください。

NAT1514: :1: ファイル :2: はサポートしていないファイル編成です。

テキスト
... ファイル ... はサポートしていないファイル編成です。
説明
Natural は現在ワークファイルとしてシーケンシャルファイルしかサポートしていません。
対処
処理するファイルのファイル編成をチェックし、エラーを修正してください。

NAT1515: 一度にたくさんのワークファイルをオープンしようとしました。

テキスト
一度にたくさんのワークファイルをオープンしようとしました。
説明
この Natural バージョンは、Com-plete 下でアクティブになっています。
Com-plete では、1 トランザクションで 5 つを超える
ワークファイル(SD ファイル)を同時に処理できないよう
制限されているため、Natural によって、同時に 5 つを超えるファイルを
オープンしないようにチェックされています。
一連のトランザクション群で 5 つを超えるワークファイルを
処理することはできますが、同時に行うことはできません。
対処
処理するワークファイルの数を減らしてください。

NAT1516: :1: ファイル :2: に対するオープン時の GETMAIN エラーです。

テキスト
... ファイル ... に対するオープン時の GETMAIN エラーです。
説明
指定されたファイルのオープン時の GETMAIN 要求を満たすための
十分なメインストレージがありません。
対処
ストレージスレッドのサイズを増やしてください。 非スレッド環境では、
利用可能なリージョンまたはパーティションサイズを増やしてください。

NAT1517: :1: ファイル :2: に対するクローズ時の FREEMAIN エラーです。

テキスト
... ファイル ... に対するクローズ時の FREEMAIN エラーです。
説明
指定されたファイルを閉じようとしたとき、FREEMAIN 要求に失敗しました。
対処
Natural 管理者に連絡してください。

NAT1518: GET または PUT は :1: ファイル :2: をオープンできませんでした。

テキスト
GET または PUT は ... ファイル ... をオープンできませんでした。
説明
内部エラーが発生したと思われます。
対処
Natural 管理者に連絡してください。

NAT1519: デバイスタイプが正しくありません。

テキスト
デバイスタイプが正しくありません。
説明
プリンタのデバイスタイプがプリンタでない、または
ワークファイルのデバイスタイプがテープでもディスクでもありません。
対処
JCL をチェックして、エラーを修正してください。
または、Natural 管理者に連絡してください。

NAT1520: デバイスまたは論理プリンタ :1: が使用できません。

テキスト
デバイスまたは論理プリンタ ... が使用できません。
説明
ワークファイルの処理に使用するデバイスが、
Natural プログラムに割り当てられていません。
対処
JCLをチェックして、エラーを修正してください。または、Natural管理者に連絡してください。

NAT1521: 可変レコードが正しくありません。

テキスト
可変レコードが正しくありません。
説明
入力ワークファイルの可変レコードの最初の 4 バイトが、
正しいレコードディスクリプタワードではありません。
Natural バラメータ BWORKD の設定が正しくありません。
対処
JCL、またはファイルをチェックして、
エラーを修正してください。
 または Natural 管理者に連絡してください。

NAT1522: NATAMUSR :アクセスメソッド出口 NATAM9EX がインストールされていません。

テキスト
NATAMUSR :アクセスメソッド出口 NATAM9EX がインストールされていません。
説明
ユーザーアクセスメソッド出口のエントリポイント NATAM9EX は
ユーザーアクセスメソッドモジュール NATAMUSR 内で解析されませんでした。
対処
出口がエントリポイント NATAM9EX を持っているかどうかをチェックしてください。
出口がモジュール NATAMUSR にリンクされているかどうかをチェックしてください。

NAT1525: 当ワークファイルはダイナミック変数でアクセスできません。

テキスト
当ワークファイルはダイナミック変数でアクセスできません。
説明
ダイナミック変数は、TYPE=STREAM ワークファイルに対する
READ WORK ... ONCE ステートメントでのみ使用することができます。
対処
このタイプのワークファイルでダイナミック変数を使わないでください。

NAT1526: OFFSET キーワードは UNFORMATTED ワークファイルには使用できません。

テキスト
OFFSET キーワードは UNFORMATTED ワークファイルには使用できません。
説明
OFFSET は、ワークファイルレコードの開始と相対的な読み込み位置を
指定します。 UNFORMATTED ワークファイルには、レコードの概念がないので、
OFFSET キーワードは許されません。
最後に処理されたフィールドの終わりに対してその前に位置付けるために、
FILLER キーワードを使用してください。
対処
プログラムの誤りを修正してください。

NAT1527: TYPE = STREAM ワークファイルは当オブジェクトに対してサポートされません。

テキスト
TYPE = STREAM ワークファイルは当オブジェクトに対してサポートされません。
説明
TPYE=STREAM のワークファイルは、Natural バージョン 4 以上で
コンパイル(CATALOG、STOW)される Natural プログラムに
よってのみ、読み込みと書き込みが可能です。
対処

NAT1528: DEFINE WORK ステートメントに不正な TYPE が指定されました。

テキスト
DEFINE WORK ステートメントに不正な TYPE が指定されました。
説明
有効なワークファイルタイプは次のとおりです。
'FORMATTED' :正規のレコード指向のワークファイル。
'UNFORMATTED' :バイトストリームとして読み込みや書き込みが行われるワークファイル。
対処
有効なワークファイルタイプを指定してください。

NAT1529: DEFINE WORK の名前は当ワークファイルに対して使用できません。

テキスト
DEFINE WORK の名前は当ワークファイルに対して使用できません。
説明
このワークファイルのために指定されたワークファイルアクセスメソッドは、
名前オペランドを認めません。
名前オペランドはオプションであり、ワークファイル TYPE が指定される場合は、省略できます。
対処
プログラムの誤りを修正してください。

NAT1530: 出力ファイル :1: に対して不正な ASA 制御文字があります。

テキスト
出力ファイル ... に対して不正な ASA 制御文字があります。
説明
不正な ASA 制御文字が、エラーメッセージに示された出力ファイルに
対する出力レコードで見つかりました。
これは、一般に Natural 出力ファイル定義の ASA=OFF で起こります。
その場合は、有効な ASA 制御文字を設定するユーザーの責任となります。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1531: Entire Connection との間のデータ転送が失敗しました。

テキスト
Entire Connection との間のデータ転送が失敗しました。
説明
- 追加レポート TRANSFER への出力の書き込みには、
 Entire Connection プロトコルモード TCP/IP が必要です。
- Entire Connection データ転送は、Natural for Windows には
 実装されていません。
対処
プロファイルパラメータ ECPMOD を 'ON' に設定してください。
TCP/IP プロトコルが使用されます。

NAT1532: レコード長は 32 KB を超えてはいけません。

テキスト
レコード長は 32 KB を超えてはいけません。
説明
READ/WRITE WORK FILE ステートメントで読み込む/書き込むレコードの
長さは 32 KB を超えてはいけません。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1533: DEFINE WORK ステートメントでの属性値 :1: が正しくありません。

テキスト
DEFINE WORK ステートメントでの属性値 ... が正しくありません。
説明
DEFINE WORK ステートメントの ATTRIBUTES 節に指定されたいずれかの属性値が、
正しくありません。
対処
正しい属性値を指定します。

NAT1536: Shift value (:1:) too high for line size (:2:).

テキスト
Shift value (...) too high for line size (...).
説明
With the given line size, the current shift value of (NT)PRINTresults in empty report lines.
対処
Either decreaze the value of the SHIFT subparameter of (NT)PRINTor increase the line size.

NAT1548: TPS スプール要求の失敗。

テキスト
TPS スプール要求の失敗。
説明
TPS スプール要求で 0 でないリターンコードが発生しました。
対処
詳細については TPS ドキュメンテーションを参照してください。

NAT1549: TPS スプーリングインターフェイスが有効ではありません。

テキスト
TPS スプーリングインターフェイスが有効ではありません。
説明
オンライン環境:
 モジュール TPSSPINO が TP 環境で有効ではありません。
バッチ環境:
 TPSSPINB が NSITPS にリンクされていません。
対処
環境に応じて、
- TPSSPINO を有効にしてください。
- または、TPSSPINB を NSITPS にリンクしてください。

NAT1550: Natural ADVANCED FACILITIES が初期化されていません。

テキスト
Natural ADVANCED FACILITIES が初期化されていません。
説明
WRITE または DISPLAY が要求されましたが、
Natural ADVANCED FACILITIES が初期化されていません。
セッションが、不正な PRINTER パラメータで
開始された可能性があります。
対処
正しく Natural ADVANCED FACILITIES をインストールし、
セッションをもう一度始めてください。