Natural システムエラーメッセージ 0751~0800

NAT0751: PROCESS 数量詞とアクセスタイプの組み合せが正しくありません。

テキスト
PROCESS 数量詞とアクセスタイプの組み合せが正しくありません。
説明
PROCESS 数量詞には ALL、(qty) を指定するか、または何も指定しません。
アクションタイプは TYPE 属性で明示的に指定できます。
TYPE 属性がない場合は、
標準アクション SELECT、STORE、UPDATE、DELETE に対して、アクションタイプが暗黙的に指定されます。
指定されない場合は、アクションタイプはデフォルトの 'X' になります。
有効な組み合せは以下のみです。
! アクションタイプ ! 数量詞 ! プログラムタイプ !
 !--------------------------------------------------------!
!X ! 指定なし ! DEFINE SERVER / DEFINE VIEW !.
!A ! ALL、(Qty) ! DEFINE VIEW !
!M、O ! 指定なし ! DEFINE VIEW !
対処
プログラムをチェックして修正します。

NAT0752: TYPE/DEST の指定が正しくありません。

テキスト
TYPE/DEST の指定が正しくありません。
説明
TYPE/DEST の指定が次の理由により正しくありません。
- 指定された TYPE が A(Access)、M(Modify)、O(Output)、
 X(eXchange)のいずれでもありません。
- 指定された DEST が LOCAL、NET、DEBUG のいずれでもありません。
- TYPE と DEST がともに
 TYPE/DEST を指定するカッコ内に指定されていません。
- DEST が TYPE の前に指定されています。
- TYPE または DEST の後に '=' がありません。
- 右カッコがありません。
対処
TYPE/DEST の指定を修正してください。

NAT0753: WHERE/ORDER BY 節はアクションタイプ Access に対してのみ使用できます。

テキスト
WHERE/ORDER BY 節はアクションタイプ Access に対してのみ使用できます。
説明
アクティブなビューにアクセスする PROCESSステートメント の
WHERE 節と ORDER BY 節には、アクションタイプ Access が必要です。
アクションタイプ Access は、標準アクション SELECT で暗黙的に指定するか、
またはタイプ指定 TYPE=A で明示的に指定することができます。
対処
プログラムをチェックして修正します。

NAT0754: WHERE 節に指定された検索変数が正しくありません。

テキスト
WHERE 節に指定された検索変数が正しくありません。
説明
- PROCESS ステートメントの WHERE 節に示された検索変数が
 PROCESS ステートメントで参照されるビューに
 定義されていない、または
- 検索変数が
 JOIN VALUE 節で別のビューフィールドにマップされている
 ローカルブロックフィールドと組み合わせて使用されました。
対処
プログラムをチェックして修正します。

NAT0755: ネストされた PROCESS ループは同じビューを参照しています。

テキスト
ネストされた PROCESS ループは同じビューを参照しています。
説明
プログラムに同じ Natural ビューを参照する
2 つのネストされた PROCESS ループがあります。
 それぞれのビューはアクティブなビューのインスタンスに対応し、
それぞれのインスタンスは 1 つのループの状況だけを維持することができるので、
同じビューを参照することは不可能です。
対処
最も内側にあるループに対してビューのコピーを使用してください。

NAT0756: ネイティブデータベースに対して不正な PROCESS ステートメントです。

テキスト
ネイティブデータベースに対して不正な PROCESS ステートメントです。
説明
- アクションタイプが M、O、または X である PROCESS ステートメントで
 ネイティブデータベースのビューを参照しています。
- または、ビュープログラム以外のプログラムに、ネイティブデータベースのビューを参照する
PROCESS ステートメントが含まれています。
- または、ネイティブデータベースのビューを参照する
 PROCESS ステートメントが END-PROCESS で
 閉じられています。
対処
プログラムをチェックして修正します。

NAT0757: アクションタイプが Modify である PROCESS に Access ループがありません。

テキスト
アクションタイプが Modify である PROCESS に Access ループがありません。
説明
PROCESS によるアクティブなビューに対する更新は
Natural ステートメントの UPDATE と同様に
ループで囲む必要があります。
 囲んでいる PROCESS ループは
更新のための PROCESS ステートメントと
同じ Natural ビューを参照する必要があります。
対処
ループで囲まれていることを確認してください。

NAT0758: ORDER BY 節のエラーです。

テキスト
ORDER BY 節のエラーです。
説明
次の理由により ORDER BY 節が正しくありません。
- ORDER BY 節が WHERE 節の前にあります。
- 指定されたソートフィールドが
 PROCESS ステートメントで参照されるビューの
 フィールドではありません。
- ソートフィールドが 3 個を超えています。
対処
プログラムをチェックして修正します。

NAT0759: ハンドル/ダイナミック変数および X-array は再定義できません。

テキスト
ハンドル/ダイナミック変数および X-array は再定義できません。
説明
次のように宣言された変数は再定義できません。DEFINE DATA LOCAL
- 1 #H HANDLE OF OBJECT(<- タイプ HANDLE を指定)
- ダイナミック長の 1 #AD (A) DYNAMIC
(<- 英数字フィールドまたはバイナリフィールドとして宣言)
- 1 #VA (A10/1:*) オカレンス数(<- 可変配列として宣言)
- END-DEFINE。
また、再定義によってこうした変数を宣言してはなりません。
グループは、これらのいずれかのフィールドを最初の位置に含んでいる場合、
再定義することはできません。
対処
変数定義をチェックして、修正してください。

NAT0762: UPDATE/DELETE テーブルが SELECT ステートメントと一致していません。

テキスト
UPDATE/DELETE テーブルが SELECT ステートメントと一致していません。
説明
- UPDATE テーブル WHERE CURRENT CURSOR
- または DELETE FROM テーブル WHERE CURRENT CURSOR ステートメントで
参照されるテーブルが、
対応する SELECT ステートメントに指定されたテーブルではありません。
対処
構文をチェックして修正します。

NAT0763: <<...>> に不正な英数字定数が指定されました。

テキスト
<<...>> に不正な英数字定数が指定されました。
説明
<<...>> に指定された定数が、
 Natural 定数のルールに従っていません。
例えば、英字定数はアポストロフィ(")で囲む必要があります。
対処
構文をチェックして修正します。

NAT0764: <<...>> の変数参照を解決できません。

テキスト
<<...>> の変数参照を解決できません。
説明
1) 変数インジケータ(:)の直後のトークンが、
 変数名の規則に従っていません。
 2) 指定された変数が、プログラムに定義されていません。
対処
構文をチェックして修正します。

NAT0768: FROM 節内に、正しくないテーブル参照があります。

テキスト
FROM 節内に、正しくないテーブル参照があります。
説明
FROM 節内に、正しくないテーブル名があります。 テーブル名、または結合テーブルの副参照のいずれかを指定しています。
対処
正しいテーブル名を参照するように FROM 節を修正してください。

NAT0776: プログラムを実行できません。

テキスト
プログラムを実行できません。
説明
Natural プログラムのロード中に、
内部的な回復不可能なエラーが発生しました。 プログラムを Natural バッファプールに
ロードすることができません。
対処
プログラムをチェックし、Natural 管理者に連絡してください。

NAT0777: Natural バッファプールが最大限に達しています。

テキスト
バッファプールが最大限に達しています。
説明
Natural バッファプールが最大限に達しています。 Natural バージョン 2 では、
カタログした Natural プログラムは
Natural バッファプールにロードされなければいけません。 有効なスペースが十分になければ、プログラムは実行できません。
対処
Natural 管理者に連絡してください。

NAT0778: プログラムが実行可能になっていません。

テキスト
プログラムが実行可能になっていません。
説明
実行するプログラムは他のユーザーによるカタログ処理中です。
 このプログラムを Natural バッファプールにロードするとき、
Natural は、プログラムコードが適切で
実行可能な状態であることを保証できません。
対処
時間をおいてから、プログラムを実行してください。

NAT0779: プログラムを実行できません。

テキスト
プログラムを実行できません。
説明
Natural による Natural バッファプールへのプログラムのロードの試行が
 32 回行われ、失敗しました。
対処
Natural 管理者に連絡してください。

NAT0781: Natural DB2 の内部エラーがあります。

テキスト
Natural DB2 の内部エラー。
説明
対処
Natural ソース/オブジェクトプログラムを用意して
Software AG サポートに連絡してください。

NAT0782: FIND や READ ステートメントでフィールドが選択されませんでした。

テキスト
FIND や READ ステートメントでフィールドが選択されませんでした。
説明
FIND または READ ステートメントは、どのようなフィールドも
読み取りません(空のビュー)が、SQL データベースに
アクセスするように命令されます(例:DB2)。
これにより、空の列リストでの SQL SELECT ステートメントの生成
を生じます。 ただし、これは許されません。
対処
FIND または READ ステートメントで最低でも 1 つのフィールドを
読み取ってください。

NAT0783: DB2 アクセスに対する Natural ステートメントが正しくありません。

テキスト
DB2 アクセスに対する Natural ステートメントが正しくありません。
説明
次の Natural ステートメントは、
DB2 データベースへのアクセス時にはサポートされません。
 - GET
 - STORE USING NUMBER (ISN)
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0784: SQL :1: 生成に対してスペースが不十分です。

テキスト
SQL ... 生成に対してスペースが不十分です。
説明
生成中、対応するバッファがオーバーフローしました。
より大きなスレッド/パーティション/リージョンを提供するか、または
プログラムの SQL 部分を分割して、それらを別の異なるプログラムに
移します。
このメッセージは、SQL ステートメントを含むバッファ、
または SQL XREF データを含むバッファに関連します。
対処
より大きなスレッド/パーティション/リージョンで Natural を起動するか、
または、SQL ステートメントの数やサイズを小さくしてください。

NAT0785: Natural DB2 の内部エラーがあります。

テキスト
Natural DB2 の内部エラー。
説明
対処
Natural ソース/オブジェクトプログラムを用意して
Software AG サポートに連絡してください。

NAT0786: Natural DB2 :UPDATE に対してフィールドが割り当てられていません。

テキスト
UPDATE ステートメントに対してフィールドが割り当てられていません。
説明
UPDATE ステートメントが指定されていますが、
ビューにデータベースフィールドが指定されていません。
対処
DB2 列に値を割り当ててください。

NAT0787: Natural DB2 :読み取り専用フィールドは更新できません。

テキスト
読み取り専用フィールドは更新できません。
説明
読み取り専用フィールドが UPDATE ステートメントで指定されました。
読み取り専用フィールドは更新できないため、これは許可されません。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0788: UPDATE/DELETE を FIND SORTED とともに 使用しないでください。

テキスト
UPDATE/DELETE を FIND SORTED とともに 使用しないでください。
説明
DB2 のロジックに従い、
UPDATE/DELETE は READ BY、FIND ... ORDER BY、
SELECT ... ORDER BY、または READ RESULT SET
とともに使用しないでください。
対処
プログラムの誤りを修正してください。

NAT0789: Natural DB2 : SORTED BY 節で指定されたフィールドが参照されません。

テキスト
SORTED BY 節で指定されたフィールドが参照されません。
説明
SORTED BY 節で参照されるフィールドが、
プログラム内のいずれの場所でも参照されていません。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0790: IMS アクセスにプライマリキーがありません。

テキスト
IMS アクセスにプライマリキーがありません。
説明
ループ内に端末ステートメントがある場合、
Natural DB2 では、UPDATE または DELETE に
プライマリキーが必要となります。
対処
Natural DB2 ファイルサーバーロジックに対応するように、
プログラムを変更してください。

NAT0791: 日付タイプがサポートされていません。

テキスト
日付タイプがサポートされていません。
説明
検索条件内に、DB2 データベースマネージャがサポートしない
フォーマットの Natural 変数または定数があります。
サポートされないフォーマットは次のとおりです。
 N(アンパック10進数)
 I1(長さ 1 の整数)
 L(論理)
 D(日付)
 T(時間)
対処
DB2 データベースにアクセスするプログラムでは、上記のフォーマットを使用しないでください。

NAT0792: マスタフィールドなしで空値、または長さを参照されています。

テキスト
マスタフィールドなしで空値または長さが参照されています。
説明
長さインジケータまたは空値インジケータフィールドを
参照する場合、長さまたは空値インジケータを適用する
マスタフィールドが参照されなければなりません。
対処
プログラムを修正してください。

NAT0793: 空値/長さインジケータをディスクリプタとして使用することはできません。

テキスト
空値/長さインジケータをディスクリプタとして使用することはできません。
説明
空値インジケータまたは長さインジケータを
ディスクリプタとして使用することはできません。
検索条件に使用できるのはマスタフィールドだけです。
対処
Natural プログラムの検索条件を変更してください。

NAT0794: SELECT FOR UDPATE しようとしましたが、UPDATE が許されていませんでした。

テキスト
SELECT FOR UDPATE しようとしましたが、UPDATE が許されていませんでした。
説明
このメッセージは、UPDATE が許されていない場合に
SELECT SINGLE FOR UPDATE ステートメントが指定された場合にも表示されます。
対処
プログラムをチェックして修正します。

NAT0797: 検索条件での集合名の使用法が正しくありません。

テキスト
検索条件での集合名の使用法が正しくありません。
説明
FIND ステートメントの基本検索条件に集合名が指定されましたが、
-アクセスするファイルが Adabas ファイルではありません。または、
- 基本検索条件が COUPLED 条件に含まれています。
いずれの場合も、集合名は使用できません。
集合名の使用法については、Natural ドキュメントの
FIND ステートメントを参照してください。
対処
プログラムの検索条件を変更してください。

NAT0798: 共通テーブル式が正しくありません。

テキスト
共通テーブル式が正しくありません。
説明
指定された共通テーブル式が正しくありません。
共通テーブル式の後には、キーワード WITH・CTE と次の構文が続く必要があります。
 cte-name (colname,...) AS (fullselect)
多くの場合、カッコ、キーワード AS、またはコンマが不足しているか、あるいは
過剰に指定されていることが考えられます。
対処
共通テーブル式を修正してください。

NAT0799: スカラ全選択は、単一の列値で構成されている必要があります。

テキスト
スカラ全選択は、単一の列値で構成されている必要があります。
説明
スカラ全選択は、式内のスカラ値としてのみ使用できます。
スカラ全選択は、カッコで囲まれた全選択であり、
単一の列値で構成される単一の行を返します。
指定された全選択の結果セットが、複数の列で構成されています。
対処
全選択の選択リストで 1 つの列だけを指定してください。

NAT0800: :1: 連続エラーの後、ログオンができませんでした。

テキスト
... 連続エラーの後、ログオンできませんでした。
説明
ログオン失敗の回数が多すぎるので、
Natural セッションが終了されました。
対処
ユーザー ID とパスワードをチェックした後、
Natural セッションを開始してください。