Natural システムエラーメッセージ 0451~0500

NAT0451: Entire DB リクエストハンドラがロードできない、または見つかりません。

テキスト
Entire DB リクエストハンドラがロードできない、または見つかりません。
説明
Entire DB リクエストハンドラは、
Natural バージョン 2.1 ではモジュール 'AERNAT' に、
Natural バージョン 2.2 ではモジュール 'NATDREQ' に
含まれています。 おそらく、このモジュールが Natural にリンクされていません。
対処
リンクジョブをチェックして、
必要なモジュールを Natural にもう一度リンクしてください。

NAT0452: Entire が起動できません。

テキスト
Entire が起動できません。
説明
原因は、次のいずれかです。
- 要求を満たすための十分なスペースがありません。
- Entire バッファ(ZSIZE)が小さすぎます。最小値は 44 です。
- リンク、またはダイナミックなロードができなかったため、
 Adabas/Entire ニュークリアス(AERNUC)にアクセスできません。
対処
Entire DB の管理者に連絡してください。

NAT0454: Entire DB の再配置可能エラー。

テキスト
Entire DB の再配置可能エラー。
説明
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0455: Entire への最初のコマンドが 'DLOGON' ではありません。

テキスト
Entire への最初のコマンドが 'DLOGON' ではありません。
説明
Entire データにアクセスする前に、
DLOGON ステートメントを正常に実行する必要があります。
これにより、ユーザー ID で、指定するアプリケーション、
セキュリティチェック、およびデータのアクセス権が決定します。
対処
アクセスする前に、システムが DLOGON を呼び出すことを確認し、
コードを修正してください。

NAT0456: Entire に対するファンクションコードが正しくありません。

テキスト
Entire に対するファンクションコードが正しくありません。
説明
Entire が解釈できない
ファンクションコードフィールド(CB のオフセット 2)を持つ
コントロールブロック(Adabas と同様のフォーマット)を
Entire が受け取りました。
これは、システムの非互換性および/または
Entire ワークエリアの上書きによって起こります。
対処
アプリケーションダンプを生成し、Software AG サポートに連絡してください。

NAT0457: Entire のバージョンが矛盾しています。

テキスト
Entire のバージョンが矛盾しています。
説明
これは、インターフェイス CSECT DDIPFNAT(AERNUC)と
他のバージョンの初期化モジュール ADDINIT(AERNAT)の
リンクによって起こります。
対処
- Natural/Entire リンクジョブの 'INCLUDE' データセットを
 チェックしてください。または-
システム管理者に連絡してください。

NAT0458: 指定された名前の 'RETAIN AS' 集合が存在しません。

テキスト
指定された名前の 'RETAIN AS' 集合が存在しません。
説明
これは、例えば FIND が
存在しない ISN 集合、または解放された ISN 集合を
参照した場合に起こります。 詳細については、『Entire DB プログラマズガイド』の
FIND ステートメントの RETAIN 節を参照してください。
対処
アプリケーションプログラムの ISN 集合の利用が
正しいことを確認してください。

NAT0459: コントロールブロックが整列されていません。

テキスト
コントロールブロックが整列されていません。
説明
ダイレクトコマンドのコントロールブロックのフルワードを
整列させる必要があります。
対処
プログラムをチェックして、
コントロールブロックを揃えてください。

NAT0460: レコード長がオープン長より大きい。

テキスト
レコード長がオープン長より大きい。
説明
Entire DB が EXPORT/IMPORT によって
ワークファイル 1 にレコードを書き込もうとしましたが、 このワークファイルがすでに
4096 バイトより小さい長さのレコードで開かれていました。
対処
読み込み/書き込みするプログラムをチェックして、
最初の読み込み/書き込みレコードが
少なくとも 4096 バイトあることを確認してください。 または、DCB をチェックしてください。

NAT0461: DEFINE WINDOW ステートメントの CONTROL 節にエラーがあります。

テキスト
DEFINE WINDOW ステートメントの CONTROL 節にエラーがあります。
説明
DEFINE WINDOW ステートメントの CONTROL 節は、
次のように指定する必要があります。
 CONTROL SCREEN、または
 CONTROL WINDOW
CONTROL 節が省略されると、
CONTROL WINDOW がデフォルトで適用されます。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0462: DEFINE WINDOW ステートメントの SYMBOL 節にエラーがあります。

テキスト
DEFINE WINDOW ステートメントの SYMBOL 節にエラーがあります。
説明
DEFINE WINDOW ステートメントの正しい構文については、
Natural ドキュメントを参照してください。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0463: カラー、または属性の指定が正しくありません。

テキスト
カラー、または属性の指定が正しくありません。
説明
DEFINE WINDOW ステートメントの
REVERSED 節または FRAMED 節に
不正な属性または不正なカラーコードが指定されました。
REVERSED 節または FRAMED 節に指定できる属性は、
CD(カラー定義)だけです。
カラー定義は (CD=cc) と定義する必要があります
('cc' はカラーコードです)。
詳細については、Natural ドキュメントを参照してください。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0464: DEFINE/SET WINDOW にウィンドウ名がない、または正しくありません。

テキスト
DEFINE/SET WINDOW にウィンドウ名がない、 または正しくありません。
説明
DEFINE WINDOW または SET WINDOW ステートメントでは、
定義するウィンドウ名はキーワード 'DEFINE/SET WINDOW' の直後に
指定する必要があります。
ウィンドウ名については、ユーザー定義変数名と同じ規則が適用されます
(Natural ドキュメント参照)。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0465: WINDOW :1: の使用が矛盾しています。

テキスト
WINDOW ... の使用が矛盾しています。
説明
- このウィンドウ名が 2 つの DEFINE WINDOW ステートメントにより
 2 回定義されました。または
- ウィンドウがプログラム(INPUT WINDOW ステートメントなど)で
 参照されましたが、そのウィンドウが
 DEFINE WINDOW ステートメントで定義されていませんでした。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0466: DEFINE WINDOW ステートメントの SIZE 節にエラーがあります。

テキスト
DEFINE WINDOW ステートメントの SIZE 節にエラーがあります。
説明
DEFINE WINDOW ステートメントの SIZE 節は、
次のように指定する必要があります。
 SIZE AUTO
 SIZE QUARTER
 SIZE lines * columns
SIZE 節が省略されると、SIZE AUTO がデフォルトで適用されます。
DEFINE WINDOW 構文の詳細については、
Natural ドキュメントを参照してください。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0467: DEFINE WINDOW ステートメントの BASE 節にエラーがあります。

テキスト
DEFINE WINDOW ステートメントの BASE 節にエラーがあります。
説明
DEFINE WINDOW ステートメントの BASE 節は、
次のように指定する必要があります。
 - BASE CURSOR
 - BASE TOP LEFT
 - BASE TOP RIGHT
 - BASE BOTTOM LEFT
 - BASE BOTTOM RIGHT
 - BASE 行位置/欄位置
BASE 節が省略されると、BASE CURSOR がデフォルトで適用されます。
DEFINE WINDOW 構文の詳細については、
Natural ドキュメントを参照してください。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0468: DEFINE WINDOW ステートメントの TITLE 節にエラーがあります。

テキスト
DEFINE WINDOW ステートメントの TITLE 節にエラーがあります。
説明
DEFINE WINDOW ステートメントの TITLE 節には、
キーワード 'TITLE' の直後に
英数字の変数、または定数を指定する必要があります。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0469: CLOSE WORK FILE ステートメントの位置が正しくありません。

テキスト
CLOSE WORK FILE ステートメントの位置が正しくありません。
説明
CLOSE WORK FILE ステートメントを
同じワークファイルを参照する READ WORK FILE ループ内に
指定しないでください。
対処
CLOSE WORK FILE ステートメントを
READ WORK FILE ループの外側に指定してください。

NAT0470: RET、SORTKEY、または VAL 関数のオペランドが正しくありません。

テキスト
RET、SORTKEY、または VAL 関数のオペランドが正しくありません。
説明
RET、SORTKEY、または VAL 関数のオペランドは英数字でなければなりません。
また、SORTKEY オペランドの長さは 253 を超えてはいけません。
対処
RET 関数に英数字のプログラム名を指定してください。
システム関数 SORTKEY および VAL を英数字以外のフィールドに適用しないでください。
 SORTKEY オペランドの長さを 253 以下にしてください。

NAT0471: SUBSTRING オプションのオペランドが正しくありません。

テキスト
SUBSTRING オプションのオペランドが正しくありません。
説明
SUBSTRING オプションに指定するフィールド名は、
英数字(A)、バイナリ(B)、または Unicode(U)フォーマットで指定する必要があります。
サブストリングのフィールド開始位置および長さは、
数値でなければなりません。 基礎となるフィールドの物理長を超えることはできません。
対処
プログラムの誤りを修正してください。

NAT0472: このユーザー定義名は Natural の予約語です。

テキスト
このユーザー定義名は Natural の予約語です。
説明
Natural プロファイルパラメータで KC=ON (keyword check)
が設定されているため、
ユーザー定義名は Natural の予約語と同じではいけません。
対処
違う名前を使用してください。

NAT0473: DEFINE PRINTER ステートメントのパラメータに間違いがあります。

テキスト
DEFINE PRINTER ステートメントのパラメータに間違いがあります。
説明
次の条件を満たさない場合にこのエラーが起こります。
- 'PROFILE'、'FORMS'、または 'NAME' の後のオペランドは
 英数字フォーマットで、長さが 8 以下。
- 'DISP' の後のオペランドは
 英数字フォーマットで、長さが 4 以下。
- 'COPIES' の後のオペランドは整数
 (フォーマットは N、P、または I で、小数なし)。
- これらの節はそれぞれ 1 度しか指定できません。
対処
プログラムの誤りを修正してください。

NAT0474: フィールド属性 DF は、このタイプのフィールドには使用できません。

テキスト
フィールド属性 DF は、このタイプのフィールドには使用できません。
説明
フィールド属性 DF は、日付タイプのフィールドに使用します。
対処
プログラムの誤りを修正してください。

NAT0475: INCLUDE ステートメントのネストは 20 レベル未満でなければなりません。

テキスト
INCLUDE ステートメントのネストは 20 レベル未満でなければなりません。
説明
プログラム中に少なくとも 20 レベルの INCLUDE ステートメントの
ネストがあります。
対処
INCLUDE ステートメントのネストを 20 レベル未満に減らしてください。

NAT0476: :1: のデータサイズは、:2: を超えてはいけません。

テキスト
... のデータサイズは、... を超えてはいけません。
説明
変数またはデータ構造のサイズが許可された最大サイズを超えています。
対処
変数またはデータ構造のサイズを減らしてください。

NAT0477: 指定された数値は有効な範囲 :1: に含まれていません。

テキスト
指定された数値は有効な範囲 ... に含まれていません。
説明
指定された値は許された範囲外にあります。
対処
正しい数値を指定してください。

NAT0478: CODEPAGE 節の使用または指定が正しくありません。

テキスト
CODEPAGE 節の使用または指定が正しくありません。
説明
CODEPAGE 節は、フォーマット A または B のオペランドだけに使用できます。
対処
プログラムの誤りを修正してください。

NAT0479: MOVE ENCODED ステートメントでのオペランドタイプの組み合わせが正しくありません。

テキスト
MOVE ENCODED ステートメントでのオペランドタイプの組み合わせが正しくありません。
説明
MOVE ENCODED ステートメントは、あるコードページエンコードのデータを、
別のエンコードに変換するために使用します。 このため、CODEPAGE 節の追加により 1 つのオペランドを
英数字またはバイナリフィールドとして指定するか、または 1 つの
オペランドを英数字またはバイナリとして指定し、他のオペランドを
Unicode として指定する必要があります。
正しいオペランドの組み合わせは次のとおりです。
 MOVE ENCODED A/B IN CODEPAGE <cp1> TO U
 MOVE ENCODED A/B IN CODEPAGE <cp1> TO A/B
 MOVE ENCODED A/B IN CODEPAGE <cp1> TO A/B IN CODEPAGE <cp2>
 MOVE ENCODED U TO A/B IN CODEPAGE <cp2>
 MOVE ENCODED A/B TO A/B IN CODEPAGE <cp2>
 MOVE ENCODED U TO A/B
 MOVE ENCODED A/B TO U
対処
プログラムの誤りを修正してください。

NAT0480: フィールド属性 SB の使用が不正です。

テキスト
フィールド属性 SB の使用が不正です。
説明
選択ボックス節(SB=..)は、英数字フィールドにだけ使用できます。
さらに、
- 指定されたパラメータフィールドは同様に英数字でなければなりません。
- パラメータフィールドの数は、20 以下にする必要があります。
選択ボックス節(SB=..)は、次に対して使用することはできません。
- 名前付き定数として定義されたフィールド(DEFINE DATA の CONST 節参照)。
- システム変数(例:*PROGRAM、*COM)。
- マルチプルバリューフィールド(例:#ARRAY(1:10))。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0481: SB= または RB= 節の複数使用は許可されていません。

テキスト
SB= または RB= 節の複数使用は許可されていません。
説明
INPUT フィールドのための選択ボックス(SB=..)または
ラジオボタン(RB=..)節を複数定義しないでください。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT0482: 長さインジケータは UPDATE または STORE で参照できません。

テキスト
長さインジケータは UPDATE または STORE で参照できません。
説明
長さインジケータフィールドを使用すると、読み込み(READ/FIND)操作時に、Adabas の
ロング英字(LA)または LOB フィールド(LA/LOB)の長さを取得できます。
長さインジケータフィールドは、STORE または UPDATE ステートメントで使用されるビューで参照しないでください。
例:DEFINE DATA LOCAL
 1 V1 V1 VIEW OF MYFILE
 2 L@LA-FIELD (I4) <-- 長さインジケータフィールド
 2 LA-FIELD (A) DYNAMIC
 END-DEFINE
 STORE V1
 LA または LOB フィールドが STORE/UPDATE フィールドリストの一部である場合、
 ダイナミック変数の現在の長さに基づいて、
 対応する長さフィールド情報が Natural ランタイムシステムによって
 自動的に追加されます。 同じ LA/LOB フィールドに対して長さを重複して設定することを避けるため、
長さフィールドは STORE/UPDATE フィールドでは使用できません。
対処
LA/LOB フィールドおよび長さフィールドは、STORE/UPDATE フィールドで使用しないでください。 UPDATE または STORE で使用されているデータビューから長さフィールドを削除します。

NAT0483: Index missing for sub-/super-descriptor field :1:.

テキスト
Index missing for sub-/super-descriptor field ....
説明
A sub-/super-descriptor field containing a periodic-group field (orparts thereof) was specified in a data view without index. This is notpermitted by Adabas for database calls other than HISTOGRAM (L9). Witha HISTOGRAM you cannot read more than a single field. This viewdefinition consists of multiple fields and thus cannot be used for aHISTOGRAM. Furthermore, due to the missing index, it cannot be used forother database calls.What to do?1. Reduce the number of view fields to only the sub-/super-descriptor - without index to make the view usable for HISTOGRAM only; - with an index to make the view usable for all browsing statements.2. If multiple fields are defined in the view, supply an index or index-range for the sub-/super-descriptor to make it usable for all database browsing statements other than HISTOGRAM.
対処
See description.

NAT0484: Field structure of view :1: only usable for HISTOGRAM.

テキスト
Field structure of view ... only usable for HISTOGRAM.
説明
The view referenced is only applicable to a HISTOGRAM statement, asit consists of only a single sub-/super-descriptor field containing aperiodic-group field (or parts thereof) without an index specification.This is not permitted by Adabas and will cause Adabas errors when usedwith a database statement other than HISTOGRAM.
対処
Supply index or index-range for the sub-/super-descriptor field,or use the view only for HISTOGRAM statements.

NAT0485: Incorrect use of WITH SHARED HOLD MODE=C in :1: at line :2:.

テキスト
Incorrect use of WITH SHARED HOLD MODE=C in ... at line ....
説明
When a WITH SHARED HOLD MODE=C option is used in a READ/FIND, a recordbeing read is only returned to the caller if it is not in exclusivehold status by another user at the time of the record fetch. The recordis not put in hold status by this operation.This conflicts with the use of a DELETE/UPDATE statement which refers tothe READ/FIND including the WITH SHARED HOLD MODE=C option, because theexecution of a DELETE/UPDATE requires for the underlying record to bein hold status.
対処
Do not use WITH SHARED HOLD MODE=C option in a READ/FIND if the recordreceived is updated or deleted.

NAT0486: Error in READLOB/UPDATELOB statement. Reason code :1:.

テキスト
Error in READLOB/UPDATELOB statement. Reason code ....
説明
Reason codes:01: No WITH ISN clause specified, but a default reference could not be found.02: Auto-referenced statement has no *ISN.03: Auto-referenced statement accesses different DBID/FNR.04: Incorrect view name specified.05: Specified view does not contain a field.06: View field is no LOB field.07: View field must be of format Alpha/Binary/Unicode with a fixed (non 'dynamic') length.08: View field not unique in view.
対処
Check program and correct error.

NAT0487: END-READLOB missing for READLOB in line :1:.

テキスト
END-READLOB missing for READLOB in line ....
説明
In structured mode, a READLOB statement must be terminated by acorresponding END-READLOB statement.Example: READLOB ... DISPLAY COMPUTE ... END-READLOB
対処
Supply END-READLOB to close the READLOB loop.