このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
Natural は、次の 64 ビットオペレーティングシステムプラットフォームをサポートしています。
AIX 7.1
AIX 7.2
HP-UX 11.i v3(Itanium)
Red Hat Enterprise Linux 6(x86-64 および z/Linux)
Red Hat Enterprise Linux 7(x86-64 および z/Linux)
Oracle Solaris 11.3(Sun および FSC)
SUSE Linux Enterprise Server 11(x86-64 および z/Linux)
SUSE Linux Enterprise Server 12(x86-64)
Natural は、Oracle Developer Studio 12.5 を使用して Solaris 11.3 上に構築されたため、Oracle Solaris 11.3 では前提条件として Natural 8.4.1 が必要です。
Oracle はバイナリ互換性を保証しているため、Natural 8.4.1 は Solaris 11.4 以降のリリースでも動作します。
Natural を再リンクする必要がある場合は、Oracle Developer Studio 12.5 も必要です。
独自のユーザー出口を実装した場合、または Natural で特定のドライバ(Entire Access(OSX)など)が使用されている場合は、Natural を再リンクする必要があります。
Oracle のバイナリ互換性は、Oracle Development Studio 12.5 のカスタムコンパイルされた出力にも適用されます。
コンパイルされた出力は、Solaris 11.4 以降のリリースでも実行できます。
Natural をインストールする前に HP-UX Atomic API をシステムにインストールする必要があります。
Natural は、次に示すコンパイラを使用して構築およびテストされています。インストール時または make
コマンドの使用時に Natural を再リンクする場合は、同じコンパイラバージョンを使用することを強くお勧めします。
コンパイラベンダーの宣言に準拠した互換性のあるバージョンのコンパイラを使用する場合、Software AG では、Natural の適切な動作を保証しません。
プラットフォームのリリース | サポートされているコンパイラ | プラットフォームとコンパイラの構築 |
---|---|---|
AIX 7.1 | IBM XL C/C++ コンパイラバージョン 13 | AIX 7.1:IBM XL C/C++ コンパイラバージョン 13 |
AIX 7.2 | IBM XL C/C++ コンパイラバージョン 13 | AIX 7.1:IBM XL C/C++ コンパイラバージョン 13 |
HP-UX 11.i v3(Itanium) |
aCC:HP C/aC++ B3910B A.06.25.01 |
HP-UX 11.23 Itanium:aCC:HP C/aC++ B3910B A.06.28 |
Red Hat Enterprise Linux 6(x86-64 および z/Linux) | gcc 4.4.6 | SUSE Linux Enterprise Server 11:gcc 4.3.4 |
Red Hat Enterprise Linux 7(x86-64 および z/Linux) | gcc 4.8.3 | SUSE Linux Enterprise Server 11:gcc 4.3.4 |
Oracle Solaris 11.3 | Oracle Developer Studio 12.5 C、C++ コンパイラ | Oracle Solaris 11.3 64 ビット:Oracle Developer Studio 12.5 C、C++ コンパイラ |
SUSE Linux Enterprise Server 11(x86-64 および z/Linux) | gcc 4.4.6 | SUSE Linux Enterprise Server 11:gcc 4.3.4 |
SUSE Linux Enterprise Server 12(x86-64) | gcc 4.8.3 | SUSE Linux Enterprise Server 12:gcc 4.3.4 |
複数のコンパイラを使用しているマシンでリンクの問題が発生した場合は、環境変数 CC
をインストールプロセスの正しいパスに設定して、必要なコンパイラを使用してください。
Natural に必要なメモリスペースは、ユーザー数によって大きく異なります。
ユーザーあたりのメモリスペースは、パラメータファイルの設定、特に、USIZE
や SSIZE
などのプロファイルパラメータの値によって決まります。デフォルトでは、パラメータファイル NATPARM
を使用して Natural が呼び出されます。ただし、代替パラメータファイルを使用して Natural を呼び出すこともできます(例えば、PARM=myparm
を指定します)。
すべてのユーザー間で共有されるバッファプールには、ユーザー固有のメモリに加えて、さらにメモリが必要です。
Natural には約 2GB のハードディスクスペースが必要です(すべての Natural および Software AG インストーラパッケージを含む)。この値は、インストールハードウェアによって異なります。一部のプラットフォームでは、この値は大きくなります。
Natural Security には、さらに 250 MB のハードディスクスペースが必要です。
関連 Natural 製品を使用する場合は、以下が必要です。
SQL データベースにアクセスするための Entire Access。
EntireX(Natural RPC を使用している場合)。
リモートの Adabas データベースシステムにアクセスするための Entire Net-Work。
Natural for Tamino を使用する場合は Tamino。
Apache や IIS などの HTTP サーバー(Natural Web インターフェイスを使用する場合)。
Natural には、以下に対するインターフェイスが含まれています。
Adabas
ApplinX
上記の Software AG 製品の最新バージョンを使用することをお勧めします。Software AG の Empower Web サイト(https://empower.softwareag.com/)にアクセスして、入手可能なすべての Software AG 製品バージョンを表示し、メンテナンスが終了する日付を確認できます。[Products > Product Version Availability]に進みます。
Natural Security の要件:
Natural(Natural Security と同じバージョンおよび更新パッケージまたは修正プログラム)。
Adabas。
Entire Net-Work。FSEC
システムファイルがリモートデータベースにある場合にのみ必要です。詳細については、『Natural Security』ドキュメントの「Using Natural Security on Multiple Platforms」も参照してください。