バージョン 6.3.3
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コンポーネントブラウザ

コンポーネントブラウザは、NaturalX アプリケーションの開発に使用可能な ActiveX コンポーネントを表示するために使用できます。 コンポーネントブラウザには、Natural アプリケーション開発者に特に有用な情報が表示されます。

コンポーネントブラウザは次の機能で構成されます。

コンポーネントブラウザでは分割ウィンドウが使用されます。 左ペインには使用可能な外部コンポーネントを表すツリービューが表示され、右ペインには選択したノード項目の情報を提供するデータビューが表示されます。

次のセクションでは、[コンポーネントブラウザ]ウィンドウの要素について説明します。


ツリービュー

起動時、コンポーネントブラウザのツリービューは、使用可能な外部コンポーネントを分類する 4 つのノードで構成されています。

一般に、ツリービューのノードは、ActiveX コンポーネントまたはインターフェイスのいずれかを表します。 これには、ノードのテキスト情報が表示され、追加情報を表す特定のアイコンが割り当てられています。

次の表に、すべての使用可能なノードとそのアイコンをリストし、簡単な説明を付記します。

タイプ アイコン 説明
Group

グループノード
ActiveX component ActiveX コンポーネント
Interface 現在の ActiveX コンポーネントのインターフェイス
Default interface 現在の ActiveX コンポーネントのデフォルトのインターフェイス

デフォルトでは、ActiveX コンポーネントノードは外部名のアルファベット順に挿入されます。 インターフェイスノードは常にアルファベット順に挿入されます。

Start of instruction setProgID に基づいて ActiveX コンポーネントノードをソートするには

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データビュー

データビューでは、プロパティシートを使用して、選択したノードの特定の情報が表示されます。 このシートは 4 つのタブページで構成されています。

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ツリービューとデータビューの相互作用

データビューの内容は、ツリービューで選択されているノードによって異なります。

グループノード[All ActiveX Components][ActiveX Controls][Automation Objects]、または[Interfaces]のいずれかが選択されている場合、データビューは空のままです。

このセクションでは、データビューに表示されるタブページについて説明します。

ActiveX コンポーネント

コンポーネントノードを選択すると、4 つのタブページがすべて使用可能になります。 [一般]ページには、次の情報が表示されます。

名前 コンポーネント名
説明 短い説明。
ユニーク ID GUID。
ProgID ProgID。
サンプル Natural ソースコードのサンプル。 「アプリケーション開発サポート」も参照してください。
ヘルプ ヘルプファイル名。 このファイルを開くには、 を選択します。

コンポーネントが選択され、[プロパティ][イベント]または[メソッド]ページがアクティブになっている場合、このページに表示される情報はデフォルトのインターフェイスを参照します。

インターフェイス

インターフェイスノードが選択されている場合、使用可能なタブページの数はインターフェースのタイプによって異なります。

次のセクションで、それぞれのページについて説明します。

一般

[一般]ページには、次の情報が表示されます。

名前 インターフェイス名
説明 短い説明。
ユニーク ID GUID。
ヘルプ ヘルプファイル名。 このファイルを開くには、 を選択します。

プロパティ

[プロパティ]ページには、選択したインターフェイスに属するプロパティのリストが表示されます。 特定のプロパティについて、次の情報が表示されます。

説明 選択したプロパティの短いテキスト説明。
タイプ定義 プロパティタイプの有効な Natural データフォーマットのリスト。 選択した Natural データフォーマットに関する追加タイプ情報。例えば、列挙タイプの有効な値などです。
サンプル Natural ソースコードのサンプル。 「アプリケーション開発サポート」も参照してください。
ヘルプ ヘルプファイル名。 このファイルを開くには、 を選択します。

メソッド

[メソッド]ページには、選択したインターフェイスに属するプロパティのリストが表示されます。 このリストには、パラメータ付きのプロパティが含まれます。 特定のメソッドまたは複雑なプロパティについて、次の情報が表示されます。

説明 選択したメソッドの短いテキスト説明。
リターンタイプ定義

メソッドタイプの有効な Natural データフォーマットのリスト。
選択した Natural データフォーマットに関する追加タイプ情報。例えば、オブジェクトのハンドルがディスパッチインターフェイスに対応している場合は、インターフェイスの[名前]と[GUID]が表示されます。 このインターフェイスは、[インターフェイス]グループ内にあります。

パラメータ定義

メソッドに必要なパラメータのリスト。
各パラメータの Natural データフォーマットのリストに、コールモードの追加情報(参照別)が付記されます。 選択した Natural データフォーマットに関する追加タイプ情報。例えば、オブジェクトのハンドルがディスパッチインターフェイスに対応している場合は、インターフェイスの[名前]と[GUID]が表示されます。 このインターフェイスは、[インターフェイス]グループ内にあります。

サンプル Natural ソースコードのサンプル。 「アプリケーション開発サポート」も参照してください。
ヘルプ ヘルプファイル名。 このファイルを開くには、 を選択します。

イベント

[イベント]ページには、選択したインターフェイスに属するプロパティのリストが表示されます。 特定のイベントについて、次の情報が表示されます。

説明 選択したイベントの短いテキスト説明。
パラメータ定義

イベントに必要なパラメータのリスト。

各パラメータの有効なデータ Natural データフォーマットのリストに、コールモードの追加情報(参照別)が付記されます。 選択した Natural データフォーマットに関する追加タイプ情報。例えば、オブジェクトのハンドルがディスパッチインターフェイスに対応している場合は、インターフェイスの[名前]と[GUID]が表示されます。 このインターフェイスは、[インターフェイス]グループ内にあります。

サンプル Natural ソースコードのサンプル。 「アプリケーション開発サポート」も参照してください。
ヘルプ ヘルプファイル名。 このファイルを開くには、 を選択します。

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メニューバー

[コンポーネントブラウザ]ウィンドウでは、次のメニューが使用可能です。

メニュー 項目 説明
ファイル 終了 コンポーネントブラウザを終了します。
編集 コピー

この項目は、データビューにフォーカスがある場合に有効になります。
選択したテキストをクリップボードにコピーします。

CLSID をコピー

この項目は、ツリービューとデータビューのいずれかにフォーカスがある場合に有効になります。
コンポーネントの CLSID をクリップボードにコピーします。

ProgID をコピー

この項目は、ツリービューとデータビューのいずれかにフォーカスがある場合に有効になります。
コンポーネントの ProgID をクリップボードにコピーします。

ユニーク ID の検索

この項目は、ツリービューにフォーカスがある場合に有効になります。
選択したコンポーネントグループ内でユニーク ID を検索します。

表示 ProgID 順に表示

この項目は、ツリービューにフォーカスがある場合に有効になります。
デフォルトでは、コンポーネントの外部名に基づいてツリービューがソートされます。 このオプションのチェックボックスがオンになっている場合、ビューはコンポーネントの ProgID に基づいてソートされます。 現在表示されている情報が更新されます。

現在のバージョンを表示

この項目は、ツリービューにフォーカスがある場合に有効になります。
デフォルトでは、ツリービューにコンポーネントのすべてのバージョンが表示されます。
このオプションのチェックボックスがオンになっている場合、コンポーネントの現在のバージョン番号のみが表示されます。 現在表示されている情報が更新されます。

ステータスバー ステータスバーを表示または非表示にします。
更新

この項目は、ツリービューにフォーカスがある場合に有効になります。
ツリービューを更新します。つまり、現在表示されている情報が更新されます。

ヘルプ コンポーネントブラウザについて

この項目は、ツリービューとデータビューのいずれかにフォーカスがある場合に有効になります。
著作権やバージョンなど、コンポーネントブラウザの一般情報を表示します。

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アプリケーション開発サポート

データビューのページの[サンプル]ボックスに、Natural ソースコードの詳細なサンプルが表示されます。 これらのサンプルに、選択されているオブジェクトの Natural アプリケーションでの使い方が示されます。 生成されるステートメントは、オブジェクトのタイプによって異なります。

サンプルのソースコードまたはその一部を選択してクリップボードにコピーし、アプリケーションで直接使用できます。 変数名のみ、アプリケーションの要件に合わせて調整する必要があることがあります。

Start of instruction setよく使用される ID をコピーするには

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

ActiveX コントロール

ActiveX コントロールの場合、Natural アプリケーションでのこれらのコンポーネントの使い方を示す適切な PROCESS GUI ステートメントが生成されます。

このセクションでは、[ActiveX Controls]ノード内の項目に提供されるページに表示されるサンプルのソースコードについて説明します。

一般

[一般]ページに表示されるサンプルは、このタイプのオブジェクトをインスタンス化する方法を示しています。 #OCX-1 は現在のアプリケーションに合わせて調整できる変数を表します。

プロパティ

[プロパティ]ページに表示されるサンプルは、プロパティを変数に割り当てる方法と、変数をプロパティに割り当てる方法を示しています。 #OCX-1 は定義済みのオブジェクトハンドル、#aVariable はアプリケーション固有の変数を表します。 名前は両方とも、必要に応じて変更できます。

イベント

[イベント]ページに表示されるサンプルは、イベントパラメータの名前または位置によるクエリの実行方法を示しています。 #OCX-1 は定義済みのオブジェクトハンドル、#aVariable はアプリケーション固有の変数を表します。 名前は両方とも、必要に応じて変更できます。

メソッド

[メソッド]ページに表示されるサンプルは、メソッドと、パラメータ付きのプロパティの使い方を示しています。 #OCX-1 は定義済みのオブジェクトハンドル、#aVariable はアプリケーション固有の変数を表します。 名前は両方とも、必要に応じて変更できます。 使用可能な場合は、実際のパラメータ名がステートメントに挿入されています。 それ以外の場合は、P0P1 などのデフォルトのパラメータ名がプレースホルダとして使用されます。 これらの名前は、アプリケーション固有の変数で置き換えることができます。

オートメーションオブジェクト

このセクションでは、[Automation Objects]ノード内の項目に提供されるページに表示されるサンプルのソースコードについて説明します。

一般

[一般]ページに表示されるサンプルは、このタイプのオブジェクトをインスタンス化する方法を示しています。 #aObject は現在のアプリケーションに合わせて調整できる変数を表します。

プロパティ

[プロパティ]ページに表示されるサンプルは、プロパティを変数に割り当てる方法と、変数をプロパティに割り当てる方法を示しています。 #aObject は定義済みのオブジェクトハンドル、#aVariable はアプリケーション固有の変数を表します。 名前は両方とも、必要に応じて変更できます。

メソッド

[メソッド]ページに表示されるサンプルは、メソッドの使い方を示しています。 #aObject は定義済みのオブジェクトハンドル、#aVariable はアプリケーション固有の変数を表します。 名前は両方とも、必要に応じて変更できます。

使用可能な場合は、実際のパラメータ名がステートメントに挿入されています。 それ以外の場合は、P0P1 などのデフォルトのパラメータ名がプレースホルダとして使用されます。 これらの名前は、アプリケーション固有の変数で置き換えることができます。

インターフェイス

グループ[インターフェイス]に属するインターフェイスのうち、クラスのコンテキストにあるとみなされないものについては、オートメーションオブジェクトのサンプルとして生成されます。 CREATE OBJECT ステートメントのみが除外されます。

このセクションでは、[Interfaces]ノード内の項目に提供されるページに表示されるサンプルのソースコードについて説明します。

プロパティ

[プロパティ]ページに表示されるサンプルは、プロパティを変数に割り当てる方法と、変数をプロパティに割り当てる方法を示しています。 #aObject は定義済みのオブジェクトハンドル、#aVariable はアプリケーション固有の変数を表します。 名前は両方とも、必要に応じて変更できます。

メソッド

[メソッド]ページに表示されるサンプルは、メソッドの使い方を示しています。 #aObject は定義済みのオブジェクトハンドル、#aVariable はアプリケーション固有の変数を表します。 名前は両方とも、必要に応じて変更できます。

使用可能な場合は、実際のパラメータ名がステートメントに挿入されています。 それ以外の場合は、P0P1 などのデフォルトのパラメータ名がプレースホルダとして使用されます。 これらの名前は、アプリケーション固有の変数で置き換えることができます。

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