バージョン 6.3.3
 —  端末コマンド  —

%H - ハードコピーの出力

%H

destination

#destination
=[destination]
![destination]
-

この端末コマンドを使用して、プリンタまたはソースエリアなどの特殊な出力先に、Natural レポートのハードコピーの出力を作成します。

デフォルトでは、%H コマンドは現在の論理出力(メッセージ行、ファンクションキー行、および統計行/情報行を除いた現在のウィンドウ)に対して有効です。

次のオプションを使用できます。

コマンド 機能
%H

このコマンドでハードコピーの出力が有効になります。 変更可能フィールドを伴う INPUT ステートメントが実行されるか、またはプログラムの最後に達すると、ハードコピーの出力が無効になります。 ハードコピーの出力が有効になっているときに処理されたすべてのページが、出力先に送られます。 これらのページは画面には表示されません。

%H が入力フィールドに入力された場合、現在のページのみが出力されます。

出力先の定義では、ウィンドウが表示され、使用可能なすべてのプリンタと特殊な出力先(SOURCE など)がリストされます。 このリストから、ハードコピーの印刷先を選択します。

%Hdestination %H と同じですが、出力先を指定します。 destinationは 1~8 文字の長さで指定できます。
%H!

SET CONTROL 'H!' を使用すると、現在のページ(SET CONTROL ステートメントが実行される前に表示されていたページ)が出力されます。 %H! を使用すると、現在画面に表示されているページが出力されます。

出力先の定義では、ウィンドウが表示され、使用可能なすべてのプリンタと特殊な出力先(SOURCE など)がリストされます。 このリストから、ハードコピーの印刷先を選択します。

%H!destination %H! と同じですが、出力先を指定します。 出力先は 1~8 文字の長さで指定できます。
%H=

このコマンドで、後続するすべてのページのロギングを有効または無効に切り替えます。 ロギングとは、画面に表示されるすべてのページを同様に出力先に送ることを意味します。 この機能を使用すると、管理、デバッグ、または教育を目的として一連の出力を記録することなどができます。

出力先の定義では、ウィンドウが表示され、使用可能なすべてのプリンタと特殊な出力先(SOURCE など)がリストされます。 このリストから、ハードコピーの出力先を選択します。

%H=destination %H= と同じですが、出力先を指定します。 出力先は 1~8 文字の長さで指定できます。
%H#destination

%Hdestination と同じです。

%H- ハードコピーの出力をすぐに停止します。

注意:
SET CONTROL 'H-' ステートメントを実行すると、すでにページバッファに書き込まれていてまだ出力されていないデータはプリンタに送られません。 これらのデータも出力するには、SET CONTROL 'H-' ステートメントの前に EJECT ステートメントを指定する必要があります。

注意:
EJECT ステートメントは %H コマンドには影響を与えません。 %H コマンドを使用すると、Natural によって常に改ページが行われます。

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