Natural スタジオは、機能、ツール、およびユーティリティのセットを提供します。 ユーザーは、Natural スタジオに存在しない機能やツールが必要になったり、同じタスクを繰り返していたりすることがあります。 Natural スタジオプラグインを使用すると、Natural スタジオの機能を独自に拡張できます。 この手法で、XRef Evaluation やオブジェクト記述など、各種の Natural スタジオコンポーネントが開発されました。
Natural スタジオプラグインは特定のインターフェイスを提供する ActiveX コンポーネントです。 Natural スタジオはこれらのインターフェイスを使用してプラグインと対話します。 またその逆に、Natural スタジオは特定のインターフェイスを提供し、プラグインはそれを使用して Natural スタジオと対話できます。 これらのインターフェイスは、Natural スタジオのほとんどの領域へのアクセスを許可するオブジェクトモデルの形式で提供されます。
Natural スタジオプラグインは ActiveX コンポーネントであるため、ActiveX コンポーネントの作成を可能にする任意の言語でプラグインを開発できます。 プラグインを Natural に実装する場合は、Natural スタジオに最も密接に統合できます。 Natural では、プラグインを Natural クラスとして実装することになります。
プラグインの 1 つのタイプがウィザードです。 ウィザードは、特定の手順でユーザーをガイドするステップバイステップ方式の指示プログラムです。 このプラグインタイプの例として、アプリケーションウィザードが挙げられます。 プラグインのもう 1 つのタイプはエディタです。 エディタは、MDI ドキュメントウィンドウでの開発オブジェクトの作成と修正を可能にします。 このプラグインタイプの例として、オブジェクト記述が挙げられます。