この Natural プロファイルパラメータは、各種 Natural 環境(つまり、err、txt、bin、etc、samples、および tmp サブディレクトリ)へのアクセスを可能にします。
可能な設定 | 任意の文字列 | Natural バージョンを決定します。 |
---|---|---|
デフォルト設定 | v.r.s |
注意: |
ダイナミックな指定 | 可 | このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 |
セッション内の指定 | 不可 |
v.r.s
は Natural の現在のバージョンです。 次のサンプルプログラムでは、文字 v.r.s
は version, release, system maintenance level を表します。
入力した NATVERS
値は、Natural セッションで使用する SAG.INI セクションを決定するために Natural で使用されます。 デフォルトの Natural インストールでは、インストールされた Natural 環境をポイントする SAG.INI ファイルにセクションが作成されます。
Natural インストールで自動的に Natural バージョンが識別され、インストールされた Natural 環境をポイントする SAG.INI ファイルにセクション [NATURAL=v.r.s]
が作成されます。 次の例のようになります。
[NATURAL-v.r.s] PROD_API=C:\Program Files\Software AG\v.r.s\Bin\natprd32.dll NATGUI_BMP=C:\Program Files\Software AG\Natapps\Pic NATDIR=C:\Program Files\Software AG NATINI=C:\Program Files\Software AG\v.r.s\Etc [NATURAL-v.r.s-END]
自動的にインストールされた環境以外の環境にアクセスするには、次の例のように、各環境用に新規セクションを作成してください。
[NATURAL-Serverv.r.s] NATVERS=v.r.s PROD_API=\\Server\Program Files\Software AG\v.r.s\Bin\natprd32.dll NATGUI_BMP=\\Server\Program Files\Software AG\Natapps\Pic NATDIR=\\Server\Program Files\Software AG NATINI=\\Server\Program Files\Software AG\v.r.s\Etc [NATURAL-Serverv.r.s-END]
置き換えられた設定は、その後も SAG.INI ファイルに含まれており、NATVERS でそれらを指定することによって対応する Natural 環境に切り替えるために使用できます。