バージョン 6.3.3
 —  パラメータリファレンス  —

MT - 最大 CPU 時間

この Natural プロファイルおよびセッションパラメータは、Natural 開発サーバー(SPoD)または Natural for TSO においてバッチモードで実行されるプログラムにのみ適用されます。

Natural プログラムで使用可能な最大 CPU 時間を決定します。

CPU 時間の測定は、Natural プログラムが NEXT モードから起動したとき、または FETCH ステートメント(つまり、プログラムレベル 1)を使用して起動したときに開始されます。 バッチモード以外(Natural 開発サーバー、Natural for TSO)では、CPU 時間測定は端末 I/O ごとに再開されます。

Natural セッション内で、プロファイルパラメータ MT をセッションパラメータ MT で上書きできます。

可能な設定 1 - 9999999

最大 CPU 時間(秒)。

Natural Security がインストールされている場合、プロファイルパラメータ MT は Natural Security 内で上書きできます。 Natural Security では、プロファイルパラメータ MT の最大値は "32767" です。 MT プロファイルまたはセッションパラメータでの指定で高い値を使用するには、Natural Security 内で MT=0 を指定します。

0 MT=0 を指定した場合、Natural CPU 時間制限は適用されません。
デフォルト設定 60
ダイナミックな指定
セッション内の指定 適用可能なステートメント: SET GLOBALS
適用可能なコマンド: GLOBALS
アプリケーションプログラミングインターフェイス USR1005N ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。

注意:

  1. 対話式モードで動作するプログラムの制限は、使用中の TP モニタで制御されます。
  2. 使用可能な最大値は、オペレーティングシステム環境で決定されます。 最大値を超過するすべての設定は、オペレーティングシステムでサポートされている最大値に減らされます。
  3. CPU 時間測定をサポートしていないシステム環境では、制限は経過時間として解釈されます。 タイマーサポートのないシステムでは、CPU 時間制限は無視されます。

重要:
サーバー自体がオペレーティングシステム制御の CPU 時間制限なしで実行されるサーバー環境では、プロファイルパラメータ MT をゼロ以外の値に設定して、アプリケーションエラーなどが原因で発生する無限ループの形成を防止することをお勧めします。 この推奨事項は、Natural RPC および Natural 開発(NDV)サーバーに適用されます。

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