バージョン 6.3.3
 —  パラメータリファレンス  —

LE - 処理ループの制限を超過したときの処理

この Natural プロファイルおよびセッションパラメータでは、取得レコードの制限が READFIND、または HISTOGRAM 処理ループで超過したときに実行する処理を制御します。 制限は、LIMIT ステートメントを使用して Natural オブジェクトにグローバルに指定するか、データベース処理ループに適用される明示的な制限値を指定することもできます。

Natural セッション内で、プロファイルパラメータ LE をセッションパラメータ LE で上書きできます。

可能な設定 ON

データベースループは限界に達すると終了します。 プログラムフローは通常、終了したデータベースループに続くステートメントで続行します。 Natural オブジェクトの実行が完了すると、次のエラー NAT0957('LE=ON' で指定されたデータベースループ制限に達しました。)が発生します。

LE=ON は、システムファイル FUSER にあるライブラリ(つまり、ライブラリ SYSTEM、または接頭辞 SYS で始まっていない名前のライブラリ)からロードされるプログラムにのみ適用されます。

OFF データベースループは限界に達すると終了します。 プログラムフローは通常、終了したデータベースループに続くステートメントで続行します。 Natural オブジェクトの実行が完了しても、エラーメッセージは表示されません。
デフォルト設定 OFF
ダイナミックな指定
セッション内の指定 適用可能なステートメント: SET GLOBALS
適用可能なコマンド: GLOBALS
アプリケーションプログラミングインターフェイス USR1005N ユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。

LE パラメータは、指定した制限付きの READFIND、および HISTOGRAM ステートメントに適用されます。

例:

DEFINE DATA LOCAL
1 EMPL-VIEW VIEW OF EMPLOYEES
  2 NAME
END-DEFINE
READ (10) EMPL-VIEW BY NAME
  WRITE NAME
END-READ
END

LE=OFF:10 レコードの後、ループはメッセージなしで終了します。

LE=ON:10 レコードの後、ループはエラーメッセージ NAT0957('LE=ON' で指定されたデータベースループ制限に達しました。)で終了します。

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