バージョン 6.3.3
 —  メッセージおよびコード  —

Natural システムエラーメッセージ 1501~1550

NAT1501 : :1: ファイル :2: のためのコントロール情報が不足しています。

テキスト ... ファイル ... のためのコントロール情報が不足しています。
[説明] - READ ステートメントに対する DCB 情報が
不足しています。または
- 可変長の WRITE 処理に対して
RECFM=F パラメータが指定されています。
考えられる理由として、ジョブ制御での矛盾した DCB の
指定が挙げられます。
[対処] 参照するワークファイルが出力ファイルとして
事前に使用されていることを確認してください。 ファイルにラベルがない場合は、
ファイルの特性が前の WRITE と一致していることを確認してください。

NAT1502 :永久的な物理 I/O エラー。

テキスト 永久的な物理 I/O エラー。
[説明] 永久的な I/O エラーが起きたのでワークファイルを処理できません。
考えられる理由は、ファイルの物理的損傷です。
[対処] Natural 管理者に連絡してください。

NAT1503 :ワークファイル :1: はREAD WORK FILE ループ内で閉じられました。

テキスト ワークファイル ... は READ WORK FILE ループ内で閉じられました。
[説明] READ WORK FILE 処理ループ内で、
他の Natural プログラム、またはサブプログラムで
- CLOSE WORK FILE ステートメントによって明確に、または
- READ WORK FILE ステートメント中の
END-OF-FILE 条件のため、無条件に
そのワークファイルが閉じられました。
そのワークファイルが閉じられていた場合は、
そのワークファイルの READ WORK FILE ループを
ESCAPE BOTTOM ステートメントで抜ける必要があります。
[対処] エラーを修正してください。

NAT1504 :エンドオブファイルになったが、AT END 処理が指定されていません。

テキスト エンドオブファイルになったが、AT END 処理が指定されていません。
[説明] READ WORK FILE ONCE オプションが指定されていて、
エンドオブファイルの状態になりました。
この条件は、AT END OF FILE 節でチェックする必要があります。
[対処] プログラムを修正してください。

NAT1505 :数字入力フィールドのデータが正しくありません。

テキスト 数字入力フィールドのデータが正しくありません。
[説明] READ WORK FILE SELECT オプションは、
全データフィールドが正しい入力データかどうかをチェックします。
数値フィールドとして定義されたフィールドに
数値以外の値が見つかりました。
[対処] プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1506 :パック 10 数値と変数定義が一致しません。

テキスト パック 10 数値と変数定義が一致しません。
[説明] RECORD オプションなしの READ WORK FILE ステートメントは、
偶数の桁数で定義したパック変数(例:P6、P5.1)を読み込もうとしています。
ただし、ワークファイル内の数値データが変数に適合しないため、
現在の定義より 1 大きい桁数である奇数桁の数字を要求します。
考えられる理由は、データが、別の変数定義を使用しているか、または、
再定義を使用しているワークファイルに書き込まれたことです。
[対処] 数字の桁数が奇数になるように変数定義内の数字の数を 1 つ増やしてください。
あるいは、ワークファイルにデータを記述したアプリケーションを
チェックしてください。

NAT1507 :出力ワークファイル :1: がいっぱいです。

テキスト 出力ワークファイル ... がいっぱいです。
[説明] 出力ワークファイルへのスペース割り当てが小さいため、
Natural プログラムで記述した全レコードを保持できません。
[対処] Natural 管理者に、出力ワークファイルの
サイズの増加を依頼してください。

NAT1508 : :1: ファイル :2: は、すでに他のユーザーが開いています。

テキスト ... ファイル ... は、すでに他のユーザーが開いています。
[説明] 出力またはワークファイルは、現在他のユーザーが使用しています。
そのため異なるユーザー間で共有はできません。
[対処] 同じファイルを使うプログラムを
同時に実行しないようにチェックしてください。

NAT1510 : :1: ファイル :2: に対してレコードが小さすぎます。

テキスト ... ファイル ... に対してレコードが小さすぎます。
[説明] z/VSE システムについては、
- DTFDI を使っているリーダー、または
DTFMT や DTFSD を使っているワークファイルで
WLRERR 出口に入ったことを示しています。
z/OS システムについては、
- RECFM=F のレコードがデータセットレコード長より短く、そして- 空白のパディング(出力ファイル)またはヌル(ワークファイル)の
使用は許されていないことを示しています。
レコードパディングは、PRINT または WORK パラメータのサブパラメータ PAD に
よって制御されます。
[対処] Natural 管理者に連絡して、
JCL が正しく指定されていることを確認してください。 z/OS システムについては、アプリケーションを修正するか、または
レコードパディングを許可するためにサブパラメータ PAD=ON でセッションを開始してください。

NAT1511 : READ WORK FILE の後、WRITE WORK FILE を発行しました。

テキスト READ WORK FILE の後、WRITE WORK FILE を発行しました。
[説明] ワークファイルを Natural プログラム内で生成し、
その後同プログラム内で参照することができます。
この逆を行うことはできません。
READ WORK FILE ステートメントの実行結果として
ワークファイルをオープンした場合、
WRITE WORK FILE ステートメントを実行すると
ランタイムエラーになります。
[対処] プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1512 : :1: ファイル :2: に対してレコードが大きすぎます。

テキスト ... ファイル ... に対してレコードが大きすぎます。
[説明] 書き込まれるレコードの長さが出力データセットレコード長を超えました。
また、空白のトランケーション(出力ファイル)または
ヌル(ワークファイル)の使用は許されていません。
レコードトランケーションは、PRINT または WORK
プロファイルパラメータのサブパラメータ TRUNC によって
制御されます。

[対処] 出力データセットレコード長を修正します
(例:プロファイルのサブパラメータ LRECL)、または
アプリケーションプログラムを修正します、または
レコードトランケーションを許可するために
サブパラメータ TRUNC=ON でセッションを開始します。

NAT1513 :ワークファイル :1: のクローズ中にエラーが発生しました。

テキスト ワークファイル ... のクローズ中にエラーが発生しました。
[対処] Natural 管理者に連絡してください。

NAT1514 : :1: ファイル :2: はサポートしていないファイル編成です。

テキスト ... ファイル ... はサポートしていないファイル編成です。
[説明] Natural は現在ワークファイルとしてシーケンシャルファイルしかサポートしていません。
[対処] 処理するファイルのファイル編成をチェックし、エラーを修正してください。

NAT1515 :一度にたくさんのワークファイルをオープンしようとしました。

テキスト 一度にたくさんのワークファイルをオープンしようとしました。
[説明] この Natural バージョンは、Com-plete 下でアクティブになっています。
Com-plete では、1 トランザクションで 5 つを超える
ワークファイル(SD ファイル)を同時に処理できないよう
制限されているため、Natural によって、同時に 5 つを超えるファイルを
オープンしないようにチェックされています。
一連のトランザクション群で 5 つを超えるワークファイルを
処理することはできますが、同時に行うことはできません。
[対処] 処理するワークファイルの数を減らしてください。

NAT1516 : :1: ファイル :2: に対するオープン時の GETMAIN エラーです。

テキスト ... ファイル ... に対するオープン時の GETMAIN エラーです。
[説明] 指定されたファイルのオープン時の GETMAIN 要求を満たすための
十分なメインストレージがありません。
[対処] ストレージスレッドのサイズを増やしてください。 非スレッド環境では、
利用可能なリージョンまたはパーティションサイズを増やしてください。

NAT1517 : :1: ファイル :2: に対するクローズ時の FREEMAIN エラーです。

テキスト ... ファイル ... に対するクローズ時の FREEMAIN エラーです。
[説明] 指定されたファイルを閉じようとしたとき、FREEMAIN 要求に失敗しました。
[対処] Natural 管理者に連絡してください。

NAT1518 : GET または PUT は :1: ファイル :2: をオープンできませんでした。

テキスト GET または PUT は ... ファイル ... をオープンできませんでした。
[説明] 内部エラーが発生したと思われます。
[対処] Natural 管理者に連絡してください。

NAT1519 :デバイスタイプが正しくありません。

テキスト デバイスタイプが正しくありません。
[説明] プリンタのデバイスタイプがプリンタでない、または
ワークファイルのデバイスタイプがテープでもディスクでもありません。
[対処] JCL をチェックして、エラーを修正してください。
または、Natural 管理者に連絡してください。

NAT1520 :デバイスまたは論理プリンタ :1: が使用できません。

テキスト デバイスまたは論理プリンタ ... が使用できません。
[説明] ワークファイルの処理に使用するデバイスが、
Natural プログラムに割り当てられていません。
[対処] JCLをチェックして、エラーを修正してください。または、Natural管理者に連絡してください。

NAT1521 :可変レコードが正しくありません。

テキスト 可変レコードが正しくありません。
[説明] 入力ワークファイルの可変レコードの最初の 4 バイトが、
正しいレコードディスクリプタワードではありません。
Natural バラメータ BWORKD の設定が正しくありません。
[対処] JCL、またはファイルをチェックして、
エラーを修正してください。
または Natural 管理者に連絡してください。

NAT1522 : NATAMUSR :アクセスメソッド出口 NATAM9EX がインストールされていません。

テキスト NATAMUSR :アクセスメソッド出口 NATAM9EX がインストールされていません。
[説明] ユーザーアクセスメソッド出口のエントリポイント NATAM9EX は
ユーザーアクセスメソッドモジュール NATAMUSR 内で解析されませんでした。
[対処] 出口がエントリポイント NATAM9EX を持っているかどうかをチェックしてください。
出口がモジュール NATAMUSR にリンクされているかどうかをチェックしてください。

NAT1525 :当ワークファイルはダイナミック変数でアクセスできません。

テキスト 当ワークファイルはダイナミック変数でアクセスできません。
[説明] ダイナミック変数は、TYPE=STREAM ワークファイルに対する
READ WORK ... ONCE ステートメントでのみ使用することができます。
[対処] このタイプのワークファイルでダイナミック変数を使わないでください。

NAT1526 : OFFSET キーワードは UNFORMATTED ワークファイルには使用できません。

テキスト OFFSET キーワードは UNFORMATTED ワークファイルには使用できません。
[説明] OFFSET は、ワークファイルレコードの開始と相対的な読み込み位置を
指定します。 UNFORMATTED ワークファイルには、レコードの概念がないので、
OFFSET キーワードは許されません。
最後に処理されたフィールドの終わりに対してその前に位置付けるために、
FILLER キーワードを使用してください。
[対処] プログラムの誤りを修正してください。

NAT1527 : TYPE = STREAM ワークファイルは当オブジェクトに対してサポートされません。

テキスト TYPE = STREAM ワークファイルは当オブジェクトに対してサポートされません。
[説明] TPYE=STREAM のワークファイルは、Natural バージョン 4 以上で
コンパイル(CATALOG、STOW)される Natural プログラムに
よってのみ、読み込みと書き込みが可能です。

NAT1528 : DEFINE WORK ステートメントに不正な TYPE が指定されました。

テキスト DEFINE WORK ステートメントに不正な TYPE が指定されました。
[説明] 有効なワークファイルタイプは次のとおりです。
"FORMATTED" :正規のレコード指向のワークファイル。
"UNFORMATTED" :バイトストリームとして読み込みや書き込みが行われるワークファイル。
[対処] 有効なワークファイルタイプを指定してください。

NAT1529 : DEFINE WORK の名前は当ワークファイルに対して使用できません。

テキスト DEFINE WORK の名前は当ワークファイルに対して使用できません。
[説明] このワークファイルのために指定されたワークファイルアクセスメソッドは、
名前オペランドを認めません。
名前オペランドはオプションであり、ワークファイル TYPE が指定される場合は、省略できます。
[対処] プログラムの誤りを修正してください。

NAT1530 :出力ファイル :1: に対して不正な ASA 制御文字があります。

テキスト 出力ファイル ... に対して不正な ASA 制御文字があります。
[説明] 不正な ASA 制御文字が、エラーメッセージに示された出力ファイルに
対する出力レコードで見つかりました。
これは、一般に Natural 出力ファイル定義の ASA=OFF で起こります。
その場合は、有効な ASA 制御文字を設定するユーザーの責任となります。
[対処] プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1531 :Entire Connection との間のデータ転送が失敗しました。

テキスト Entire Connection との間のデータ転送が失敗しました。
[説明] - 追加レポート TRANSFER への出力の書き込みには、
Entire Connection プロトコルモード TCP/IP が必要です。
- Entire Connection データ転送は、Natural for Windows には
実装されていません。
[対処] プロファイルパラメータ ECPMOD を "ON" に設定してください。
TCP/IP プロトコルが使用されます。

NAT1532 :レコード長は 32 KB を超えてはいけません。

テキスト レコード長は 32 KB を超えてはいけません。
[説明] READ/WRITE WORK FILE ステートメントで読み込む/書き込むレコードの
長さは 32 KB を超えてはいけません。
[対処] プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1533 :DEFINE WORK ステートメントでの属性値 :1: が正しくありません。

テキスト DEFINE WORK ステートメントでの属性値 ... が正しくありません。
[説明] DEFINE WORK ステートメントの ATTRIBUTES 節に指定されたいずれかの属性値が、
正しくありません。
[対処] 正しい属性値を指定します。

NAT1548 : TPS スプール要求の失敗。

テキスト TPS スプール要求の失敗。
[説明] TPS スプール要求で 0 でないリターンコードが発生しました。
[対処] 詳細については TPS ドキュメンテーションを参照してください。

NAT1549 : TPS スプーリングインターフェイスが有効ではありません。

テキスト TPS スプーリングインターフェイスが有効ではありません。
[説明] オンライン環境:
モジュール TPSSPINO が TP 環境で有効ではありません。
バッチ環境:
TPSSPINB が NSITPS にリンクされていません。
[対処] 環境に応じて、
- TPSSPINO を有効にしてください。
- または、TPSSPINB を NSITPS にリンクしてください。

NAT1550 : Natural ADVANCED FACILITIES が初期化されていません。

テキスト Natural ADVANCED FACILITIES が初期化されていません。
[説明] WRITE または DISPLAY が要求されましたが、
Natural ADVANCED FACILITIES が初期化されていません。
セッションが、不正な PRINTER パラメータで
開始された可能性があります。
[対処] 正しく Natural ADVANCED FACILITIES をインストールし、
セッションをもう一度始めてください。

Top of page