このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
（ダイアログまたは）ダイアログエレメントのユーザー定義（"クライアント"）情報を設定または設定解除します。 情報の複数の項目を異なる取得キーで格納できますが、このアクションの一度の呼び出しで作成、更新、または削除できる値は 1 つです。 情報はキー／値のペアという形で論理的に格納されます。 値が削除されると、対応するキーも削除されます。 ダイアログエレメントが削除されると、それに伴い、関連付けられているすべてのクライアント情報（存在する場合）も自動的に削除されます。
値は提供された形式のまま格納され、変換されません。 ただし、非ダイナミック英数字値ではない末尾の空白は、スペース節約のため格納されません。
これは、CLIENT-KEY 属性と CLIENT-VALUE 属性を使用してクライアント情報を設定する方法の代替となる方法です。 どちらの方法も同じ情報を内部的に操作し、混用して使用されます。 例えば、このアクションを使用して設定した情報は、GET-CLIENT-VALUE アクションを使用しても、一般的な方法として CLIENT-VALUE 属性を使用しても取得できます。 ただし、このアクションの使用には属性ベースの方法と比べて大きな利点があります。 詳細については、「ダイアログエレメントのクライアントデータの保存と取得」を参照してください。
| 名前／データタイプ | 説明 |
|---|---|
| GUI のハンドル | 入力
クライアント情報を設定または削除する対象となるダイアログまたはダイアログエレメントのハンドル。 |
| クライアント値
（任意のデータタイプ） |
入力（オプションのパラメータ）
指定すると、この値が設定されます。 省略すると、既存の値が削除されます。 |
| クライアントキー（A253） | 入力（オプションのパラメータ）
指定すると、指定した値はこのキーとペアで格納されます。 指定したダイアログまたはダイアログエレメントにおいてこのキーとペアで現在格納されている値は置き換えられます。省略すると、指定したダイアログまたはダイアログエレメントの CLIENT-KEY 属性で指定されるキー（存在する場合）が暗黙で使用されます。キーが空（すべてブランク）の場合、要求は無視されます。 |
| Response（I4） | 出力
Natural エラー（該当する場合）。 |
/* Set value for (explicit) 'TIME' key for dialog to current time PROCESS GUI ACTION SET-CLIENT-VALUE WITH #DLG$WINDOW *TIMX 'TIME' GIVING *ERROR /* Set value for (implicit) 'DATE' key for dialog to current date #DLG$WINDOW.CLIENT-KEY := 'DATE' PROCESS GUI ACTION SET-CLIENT-VALUE WITH #DLG$WINDOW *DATX GIVING *ERROR /* Delete value for (implicit) 'TIME' key for dialog #DLG$WINDOW.CLIENT-KEY := 'TIME' PROCESS GUI ACTION SET-CLIENT-VALUE WITH #DLG$WINDOW GIVING *ERROR /* Delete value for (explicit) 'DATE' key for dialog PROCESS GUI ACTION SET-CLIENT-VALUE WITH #DLG$WINDOW 1X 'DATE' GIVING *ERROR
