バージョン 4.2.5
 —  ユーティリティ  —

TEST DBLOG コマンド

Natural システムコマンド TEST DBLOG は、DBLOG の実行、および Natural DBLOG バッファに現在保存されているログレコードの表示や削除を行う場合に使用されます。 TEST DBLOG には、選択条件を指定するためのパラメータはありません。 選択条件は、[DBLOG Menu]でのみ指定できます。

次の構文図および表で、コマンド TEST DBLOG に適用されるキーワードについて説明します。 DBLOG のアクティブ化と非アクティブ化の両方(トグル効果)を行うために使用できるキーワードがあります。 アクティブ化と非アクティブ化のいずれが行われるかは、「キーワードの説明」で説明しているように、Natural DBLOG バッファに保存されているデータが存在するかどうかによって決まります。

構文図に使用されている記号については、『システムコマンド』ドキュメントの「システムコマンド構文」を参照してください。

以下のトピックについて説明します。


構文図

DBLOG のアクティブ化

TEST DBLOG

A
D
Q

ON
CONT
MENU
?
*

DBLOG の非アクティブ化

TEST DBLOG

A
D
Q

OFF
SHOW
MENU
?
*

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キーワードの説明

キーワード 機能
A デフォルト値です。

トグル機能:

Natural DBLOG バッファにデータが存在しない場合、
Adabas コマンドのロギングをアクティブにします。

Natural DBLOG バッファにデータが存在する場合、
Adabas コマンドのロギングを非アクティブにし、現在のログレコードの[DBLOG Trace]画面を表示します。

D トグル機能:

Natural DBLOG バッファにデータが存在しない場合、
DL/I コールのロギングをアクティブにします。

Natural DBLOG バッファにデータが存在する場合、
DL/I コールのロギングを非アクティブにし、現在のログレコードの[DBLOG Trace]画面を表示します。

Q トグル機能:

Natural DBLOG バッファにデータが存在しない場合、
SQL ステートメントのロギングをアクティブにします。

Natural DBLOG バッファにデータが存在する場合、
SQL ステートメントのロギングを非アクティブにし、現在のログレコードの[DBLOG Trace]画面を表示します。

CONT ロギングをアクティブ化または再アクティブ化(再開始)します。 再開始すると、DBLOG 実行の停止後も、DBLOG は引き続き次のプログラムでロギングを実行し、前の記録から存在するデータに新しいログを追加します。
MENU ロギングのアクティブ化または非アクティブ化や、ログに記録するコマンド、コール、またはステートメントの指定を行うためのオプションが提供されている [DBLOG Menu]を呼び出します。関連セクションを参照してください。
?
*
SHOW ロギングを非アクティブにし、Natural DBLOG バッファにデータがある場合は現在のログレコードの DBLOG トレース画面を表示します。 ログレコードデータは削除されず、Natural DBLOG バッファに保持されます。
ON Natural DBLOG バッファをクリアし、ロギングをアクティブにします。
OFF Natural DBLOG バッファをクリアし、ロギングを非アクティブにします。

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