バージョン 4.2.5
 —  Natural の使用  —

Natural オンラインヘルプ

Natural では、次のようにいくつかのタイプのヘルプを提供しています。

Natural コンポーネントの全般情報は、Natural ヘルプユーティリティに含まれており、システムコマンド HELP でアクセスできます。

Natural メッセージの詳細情報は、システムコマンド HELP および LASTMSG で表示されます。

メニューと入力フィールドの詳細情報は、個別のヘルプ機能で表示されます。

関連トピック:

このセクションでは、提供されているヘルプトピックとそのアクセス方法について説明します。


全般的な情報 - Natural ヘルプユーティリティ

Natural ヘルプユーティリティでは、Natural ステートメント、コマンド、変数、エディタ、ユーティリティ、および Natural メッセージの全般情報を提供します。 Natural ヘルプユーティリティとその下位のメニューを操作するか、特定のヘルプトピックに直接アクセスして、特定のヘルプトピックのオンラインヘルプを表示することができます。

このセクションでは、以下のトピックについて説明します。

Natural ヘルプユーティリティメニューの呼び出し

Start of instruction set ヘルプユーティリティのメニューを表示するには

  1. 次のシステムコマンドを入力します。

    HELP

    または

    ?
  2. ENTER キーを押します。

    次の例のような Natural ヘルプユーティリティのメニューが表示され、提供されているヘルプトピックのリストが示されます。

    10:50:05               ***** NATURAL HELP UTILITY *****              2003-02-07
                                       - Menu -                                    
                                                                                   
    ------------------------------------------------------------------------------ 
                                                                                   
                         Natural Help provides information on:                     
                                                                                   
                         S  Natural Statements                                     
                         V  Natural System Variables                               
                         F  Natural System Functions                               
                         C  Natural System Commands                                
                         E  Natural Editors                                        
                         U  Natural Utilities                                      
                         P  Natural Session Parameters                             
                         T  Natural Terminal Commands                              
                         N  Natural System Messages                                
                         M  User-Defined Messages                                  
                         .  Exit                                                   
                                                                                   
                 Code .. _                                                         
                                                                                   
    ------------------------------------------------------------------------------ 
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
          Help        Exit                                                  Canc
  3. [Code]フィールドに、目的のヘルプトピックに対応する 1 文字のコードを入力します。

  4. ENTER キーを押します。

    結果の画面が表示されて選択したヘルプトピックの情報が表示されるか、別のメニューが表示されて対象の絞り込みに役立つヘルプトピックがさらに示されます。

ヘルプトピックへの直接的なアクセス

Natural ヘルプユーティリティの下位メニューを操作する方法とは別に、Natural コマンドまたは Natural プログラミング言語のヘルプ情報に直接アクセスすることもできます。

Start of instruction set ヘルプトピックに直接アクセスするには

  1. 次のシステムコマンドを入力します。

    HELP command

    command には、システムコマンド EDIT など、ヘルプ情報を表示する対象のコマンドを指定します。

    HELP EDIT
  2. ENTER キーを押します。

    Natural ヘルプユーティリティの[EDIT]画面が表示され、次のサンプル画面のように要求したコマンドの情報が表示されます。

    15:20:54               ***** NATURAL HELP UTILITY *****              2008-10-09
                                       - EDIT -                          Page  1   
                                                                                   
    ------------------------------------------------------------------------------ 
                                                                                   
    Function: Invoke a Natural editor for the purpose of editing a Natural object. 
                                                                                   
    Parameters:                                                                    
      Object-type: Copycode(C), Description(D), Global(G), Helproutine(H),         
                   Local(L), Map(M), Parameter(A), Program(P), Subprogram(N),      
                   Subroutine(S), Text(T) or Class(4).                             
                   -> Must be specified if object-name is not specified.           
      Object-name: The name of the object to be edited, which will then be         
                   loaded in the edit work area.                                   
      Library-ID : May only be specified if the object is contained in a library   
                   other than the one to which you are currently logged on.        
                   -> Must not start with 'SYS' except 'SYSTEM'                    
                   -> Must not be specified if Natural Security is installed.      
                                                                                   
    ------------------------------------------------------------------------------ 
                                                                                   
                                                                          More ... 
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
                                                                                   
    Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF12---
          Help  Menu  Exit                    -     +                       Canc

    ヘルプのテキストが画面に収まらない場合、画面の右上隅に[Page 1]が表示され、画面の右下隅には[More ...]が表示されます。

  3. テキストをスクロールダウンするには、ENTER キーまたは PF8 キーを押します。

    テキストの最終ページは、画面の右下隅に表示される[Last page]で示されます。

    テキストをスクロールアップしたり最初のページ(Page 1)に戻ったりする場合は、PF7 キーを押します。

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エラーメッセージの詳細情報

このセクションでは、Natural システムエラーメッセージとユーザー定義メッセージについて説明します。

Natural が発行するシステムメッセージの場合、先頭に NAT と 4 桁の数字 nnnn が付けられます。

各 Natural エラーメッセージには、短文テキストと長文テキストがあります。

Natural でシステムメッセージが発行された場合、エラー番号と短文テキストのみが画面に表示されます。 システムコマンド HELP を使用すると、メッセージの長文テキストも表示できます。

このセクションでは、以下のトピックについて説明します。

長文メッセージテキストの表示

このセクションでは、Natural システムエラーメッセージまたはユーザー定義メッセージの長文メッセージテキストを表示する手順を説明します。 また、最後に発生した Natural エラーの長文テキストを表示する手順も参照してください。

Start of instruction set Natural システムメッセージの長文テキストを表示するには

  1. 次のシステムコマンドのいずれかを入力します。

    HELP NATnnnn

    または

    ? nnnn

    nnnn は 4 桁のエラー番号です。

  2. ENTER キーを押します。

    Natural ヘルプユーティリティの[Natural System Message]画面に、要求したエラーの長文テキストが表示されます。 この画面は、次のセクションに示す Natural システムエラー NAT0082サンプル画面に似ています。

Start of instruction set ユーザー定義メッセージの長文テキストを表示するには

  1. 目的のユーザー定義メッセージが保存されているライブラリにログオンします。

  2. 次のシステムコマンドを入力します。

    HELP USER nnnn

    または

    ? U nnnn

    nnnn は 4 桁のエラー番号です。

  3. ENTER キーを押します。

    Natural ヘルプユーティリティの[User Message]画面に、要求したユーザー定義メッセージの長文テキストが表示されます。 この画面は、次のセクションに示す Natural システムエラー NAT0082サンプル画面に似ています。

最後のエラーの情報

現在の Natural セッションで最後に発生したエラーに関して、短文または長文のエラーメッセージテキストを表示するには、以下で説明するように、コマンド HELP ERROR を使用するかカーソルを使用します。

最近発行された複数のエラーメッセージの短文テキスト、およびエラー状況に関する追加的な情報をリストするには、システムコマンド LASTMSG を使用します。 表示される情報には、最後のメッセージの前に発生した関連のエラーメッセージも含まれます。

Start of instruction set 最後に発生したエラーの長文テキストを表示するには

Start of instruction set 最後のエラーメッセージと詳細を表示するには

  1. 次のシステムコマンドを入力します。

    LASTMSG
  2. ENTER キーを押します。

    [LASTMSG]ウィンドウが開いて、最後に発行されたエラーメッセージの短文テキストが表示されます。

  3. エラーメッセージの詳細情報が表示される[Detailed Information]ウィンドウを開くには

    [LASTMSG]ウィンドウで、追加的な情報を必要とする対象のメッセージの行にカーソルを表示して ENTER キーを押します。

    次の例のような[Detailed Information]ウィンドウが表示されます。

    +---------------------------------- LASTMSG -------------------------More:   ++
    ! ERRTST1  0080 NAT0917 Error 920 in COPYCODE ERRTST2.                        !
    ! ERRTST2  0090 NAT0917 Error 920 in COPYCODE ERRTST3.                        !
    ! ERRTST3  0070 NAT0920 Program HUGO cannot be loaded (00000004).             !
    !  +--- Detailed Information for NAT0920 ---+                                 !
    !  ! Error Number .. 920                    !                                 !
    !  ! Error Line .... 70                     !                                 !
    !  ! Object ........ ERRTST3                !                                 !
    !  ! Object Type ... Copycode               !                                 !
    !  ! Level ......... 5                      !                                 !
    !  ! Library ....... SYSEXV                 !                                 !
    !  ! DBID/FNR ...... 10 / 410               !                                 !
    !  ! Error Class ... System                 !                                 !
    !  ! Error Type .... Runtime                !                                 !
    !  ! Error Time .... 2003-02-27 15:58:01    !                                 !
    !  +----------------------------------------+                                 !
    !                                                                             !
    ! Enter-PF1---PF2---PF3---PF4---PF5---PF6---PF7---PF8---PF9---PF10--PF11--PF1 !
    !                   Exit                    --    ++          <<    >     Can !
    +-----------------------------------------------------------------------------+

    詳細については、『システムコマンド』ドキュメントの「LASTMSG」を参照してください。

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メニューとフィールドの詳細情報

Natural では、Natural ヘルプユーティリティのヘルプトピックに加えて、利用可能なすべての Natural メニューと入力フィールドに関して、個別にヘルプ情報を参照できます。

Start of instruction set メニューのヘルプを表示するには

Start of instruction set フィールドのヘルプを表示するには

  1. 目的のフィールドの先頭にカーソルを表示して疑問符(?)を入力します。

  2. ENTER キーを押します。

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