PASSW= operand1
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このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
関連ステートメント:ACCEPT/REJECT | AT BREAK | AT START OF DATA | AT END OF DATA | BACKOUT TRANSACTION | BEFORE BREAK PROCESSING | DELETE | END TRANSACTION | FIND | HISTOGRAM | GET | GET SAME | GET TRANSACTION | LIMIT | PERFORM BREAK PROCESSING | READ | RETRY | STORE | UPDATE
関連機能グループ:「データベースへのアクセスと更新」
PASSW
ステートメントは、パスワード保護された Adabas または VSAM ファイルへのアクセスに必要なデフォルトのパスワードを指定するために使用します。
注意:
このパスワードは、データベースアクセスステートメント FIND
、GET
、HISTOGRAM
、READ
、STORE
の PASSWORD
節を使用して上書きできます。
ライブラリのセキュリティプロファイルで、デフォルトの Adabas パスワード(『Natural Security』ドキュメントを参照)を指定できます。このパスワードは、個々パスワードも PASSW
ステートメントも指定されていないすべてのデータベースアクセスステートメントに適用されます。 これは、パスワードが指定されたセキュリティプロファイルを持つライブラリ内に適用されます。また、パスワードが指定されていないセキュリティプロファイルを持つ別のライブラリに後でログオンするときにも引き続き有効です
パスワードを定数として指定する場合、PASSW
ステートメントは必ずソースコード行の第 1 行目にコード化します。このとき、キーワード PASSW
と等号の間に空白を含めないでください。こうすることで、プログラムのソースコードにパスワードは表示されません。
TP モード: | PASSW ステートメントを入力する前に端末コマンド %* を入力すれば、PASSW ステートメントは目に見えません。
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バッチモード: | 行エディタ EDT PASSW='password' END .E RUNで次のステートメントを指定することでパスワードを設定できます。パスワード値は出力には表示されません。 |
このステートメントは、DL/I、DB2、および SQL/DS データベースには無効です。
オペランド定義テーブル:
オペランド | 構文要素 | フォーマット | ステートメント参照 | ダイナミック定義 | ||||||||||||||||
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operand1 | C | S | A | 可 | 不可 |
構文要素の説明:
operand1 |
パスワード:
パスワード(operand1)は、英数字定数または英数字変数の内容として指定できます。 最大 8 文字から成り、特殊文字または埋め込み空白は使用できません。 パスワードを定数として指定する場合は、一重引用符で囲む必要があります。
特定のデータベースアクセスステートメントで指定したパスワードは、そのステートメントにのみ適用され、他の後続のステートメントには適用されません。 |
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パスワード表示を防止(上記参照)したプログラム例 PWDEX1
** Example 'PWDEX1': PASSW ************************************************************************ DEFINE DATA LOCAL 1 EMPLOY-VIEW VIEW OF EMPLOYEES 2 PERSONNEL-ID 2 NAME END-DEFINE * PASSW=Password not visible * LIMIT 5 READ EMPLOY-VIEW DISPLAY NOTITLE PERSONNEL-ID NAME END-READ * END
PERSONNEL NAME ID --------- -------------------- 50005800 ADAM 50005600 MORENO 50005500 BLOND 50005300 MAIZIERE 50004900 CAOUDAL