この Natural プロファイルパラメータは、Natural 用の XRef データの作成を有効または無効にするために使用します。 このデータは次の 2 つの場合に生成されます。
Natural コンパイラは、Natural プログラムおよびデータエリア用の XRef データをそのカタログ時に書き込みます(XREF
パラメータが ON
または FORCE
に設定されている場合。下記を参照)。
Natural Security は、アプリケーションで起動、再起動、またはエラートランザクションとして使用されるプログラム用、または特別なリンクとして使用されるプログラム用の XRef データを書き込みます(アプリケーションの Natural
Security 定義で XREF
パラメータが ON
または FORCE
に設定されていて、アプリケーション用にユーザーシステムファイルが定義されている場合)。
このパラメータでは、次の 2 つの観点でコンパイルを制御します。
1 つは上記の場合における XRef データの生成についてです。
もう 1 つは実装オブジェクトのドキュメントするための前提条件を満たすためです。 この前提条件の準拠は、Predict FDIC
システムファイルまたは Natural Single Point of Development(SPoD)で使用される開発サーバーファイルでドキュメントされるオブジェクトに対してのみカタログ処理を完了できるようにすることで保証されます。
また、このパラメータでは、Natural ユーティリティ SYSMAIN
または INPL
、あるいはオブジェクトハンドラを使用して Natural メンバが処理されるときの XRef データの扱い方を決定します。
可能な設定 | ON |
XRef データが上記の場合に生成されます。 ドキュメントの前提条件はチェックされません。 | |
---|---|---|---|
OFF |
XRef データは生成されません。 ドキュメントの前提条件はチェックされません。 | ||
FORCE |
Natural オブジェクトをカタログできるのは、この実装オブジェクトに対応するドキュメンテーションオブジェクトが存在する場合に限られます。 XRef データが上記の場合に生成されます。 | ||
DOC |
Natural オブジェクトをカタログできるのは、このオブジェクトに対応するドキュメンテーションオブジェクトが存在する場合に限られます。 XRef データは生成されません。 | ||
デフォルト設定 | OFF |
||
ダイナミックな指定 | 可 | ||
セッション内の指定 | 可 | 適用可能なステートメント: | なし |
適用可能なコマンド: | XREF |
Natural XREF
パラメータを設定する別の方法もあります。
Natural パラメータモジュールで設定します。
Natural セッションの開始時にダイナミックパラメータとして設定します。
Natural Security で設定します。 Natural Security を使用して XREF
パラメータが設定されている場合、XREF
コマンドでのみこの設定を有効にすることができます(そのためには、ON
から FORCE
に変更するか、OFF
から ON
または FORCE
に変更します)。
Natural XREF
コマンドで設定します。 Natural Security がインストールされていない場合、XREF
パラメータは通常 Natural XREF
コマンドを使用して設定されます。 Natural コマンド XREF ?
では、XREF
パラメータの現在の設定を表示します。
重要:
拡張 XREF
パラメータは、Natural が内部で使用するため予約されています。
拡張 XREF
パラメータの構文は次のとおりです。
XREF= (normal-xref-setting,extended-xref-setting)
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