Natural Optimizer Compiler は、計算、転送、論理条件処理など、大量のデータ操作が含まれるプログラムに特に効果的です。
Natural Optimizer Compiler では、以下のステートメントがマシンコードにコンパイルされます。
割り当てステートメント(ASSIGN
および MOVE
)
RESET
算術ステートメント(COMPUTE
、ADD
、SUBTRACT
、MULTIPLY
、DIVIDE
)
条件ステートメント(IF
、DECIDE
)
制御ステートメント(FOR
、REPEAT
)
ESCAPE
COMPRESS
EXAMINE
以下の節のみを使用できます。
GIVING NUMBER
、GIVING POSITION
、または GIVING LENGTH
(Natural の『ステートメント』ドキュメントも参照)。
GIVING INDEX
は最適化されません。 例:
EXAMINE #TEXT FOR #A GIVING NUMBER #NMB1 EXAMINE #TEXT FOR #A GIVING POSITION #POSEX5 EXAMINE #TEXT FOR #A GIVING LENGTH #LGHEX6
Natural Optimizer Compiler では、以下のステートメントはコンパイルされません。
I/O ステートメント(DISPLAY
、WRITE
、READ
/WRITE WORK FILE
)。
複雑な特殊ステートメント。SEPARATE
など。
別のプログラミングオブジェクトに制御を渡すステートメント。FETCH
、PERFORM
、CALLNAT
、CALL
など。
データベースアクセスを実行するステートメント(READ
、FIND
、HISTOGRAM
、GET
、UPDATE
、DELETE
、END TRANSACTION
、BACKOUT TRANSACTION
)
注意:
Natural Optimizer Compiler で提供されるオプションを、最適化されるステートメントを指定するために使用することはできません。「Optimizer オプション」に説明があります。