バージョン 4.2.5
 —  メッセージおよびコード  —

Natural システムエラーメッセージ 3601~3650

NAT3601 :マスタファイルの配布キーの更新が許可されていません。

テキスト マスタファイルの配布キーの更新が許可されていません。
[説明] マスタファイルの配布キーが定義されている場合、
マスタファイルの更新に使用される任意のビューに配布キーが含まれていることはありますが、
配布キーフィールド自体は更新できません。
[対処] 配布キーフィールドを更新するには、アプリケーションプログラムで、UPDATE ステートメントでなく、
DELETE および STORE の一連のステートメントを使用してください。

NAT3602 :トランザクションで複数のログファイルを使用することは許可されていません。

テキスト トランザクションで複数のログファイルを使用することは許可されていません。
[説明] [Verify transaction consistency during logging]フィールドが "Y"(yes)に設定されていて、
同じトランザクションで更新された複数のマスタファイルに、
それぞれ異なるログファイルが割り当てられています。
[対処]:MODIFY SYSPROF ファンクションを使用して、
[Verify transaction consistency during logging]フィールドを "N" に設定するか、
またはマスタファイル定義を変更して、1 つのトランザクションで更新されたマスタファイルすべてに、
同じログファイルが割り当てられるようにしてください。

NAT3603 :複数のデータベースに対する同時更新は許可されていません。

テキスト 複数のデータベースに対する同時更新は許可されていません。
[説明] 別々のデータベースに含まれているマスタファイルは、
同じトランザクションで更新できません。 そのような操作では、
トランザクションの整合性を保障できません。
[対処] アプリケーションプログラムを変更して、
1 つのデータベースの更新のみがトランザクションに含まれるようにしてください。

NAT3604 :フォーマットバッファまたはレコードバッファの長さが、許容された最大値を超えました。

テキスト フォーマットバッファまたはレコードバッファの長さが、許容された最大値を超えました。
[説明] ETP によってログが記録されている更新コールのフォーマットバッファおよびレコードバッファは、
最大値を超えることができません。
[対処] Natural ビュー、または 3GL プログラムによって提供されている
フォーマットバッファおよびレコードバッファを、複数の小さな部分に分割して、
複数の Adabas コールを発行してください。

NAT3605 :管理ファイルが定義されていません。

テキスト 管理ファイルが定義されていません。
[説明] ETP を使用するには、Natural アプリケーション用の
論理ファイル番号 200 に管理ファイルを割り当てておく必要があります。 3GL アプリケーションの場合、
この管理ファイルは、ETP 3GL インターフェイスに
対する初期化コールのパラメータとして
指定する必要があります。
[対処] Natural アプリケーションの場合は、Natural LFILE パラメータまたは NTFILE マクロを使用して、ETP の管理ファイルを指定してください。 3GL アプリケーションの場合は、ETP 3GL インターフェイスの初期化コールで、
管理ファイルを正しく指定してください。

NAT3606 : ETPSIZE の GETMAIN に失敗しました。

テキスト ETPSIZE の GETMAIN に失敗しました。
[説明] NTDB マクロまたは Natural DB パラメータで、
少なくとも 1 つのデータベースに ETP オプションが指定されています。
必要なストレージを取得できなかったため、
Entire Transaction Propagator(ETP)を実行できません。
[対処] 現在より拡張された環境で Natural を再スタートしてください。
スレッド環境内で実行している場合はリージョンサイズを増やすか、
Natural スレッドのサイズを増やします。

NAT3607 :ET 後の非同期タスクの開始中にエラー。

テキスト ET 後の非同期タスクの開始中にエラー。
[説明] 完了したトランザクションで更新されたマスタファイルの定義で要求されているとおり、
Adabas の ET コマンド後に、
ETP が非同期タスクを開始しようとしました。 実行されたプログラムが、
エラーが発生して終了しました。
[対処] ETP システムプロファイルに指定されているタスク名をチェックしてください。
その名前のトランザクションが、
TP モニタの現在のセッションからアクセスできるライブラリにあることを確認してください。

NAT3608 :ETP の ID レコードが正しくないか、または見当たりません。

テキスト ETP の ID レコードが正しくないか、または見当たりません。
[説明] ETP メンテナンスユーティリティは、最初に呼び出されたときに、
管理ファイルに ID レコードを書き込みますが、
この ID レコードは ETP で削除されません。
トランザクションのロギング中にエラーが発生した場合は、
ETP の ID レコードが削除されましたが、
管理ファイル内の他の情報はまだ残っています。
ETP メンテナンスユーティリティを呼び出したときにエラーが発生した場合は、
古いバージョンの ETP メンテナンスユーティリティで ETP の管理ファイルに
アクセスしようとしましたが、それ以前に、その管理ファイルはもっと新しいバージョンの
ETP メンテナンスユーティリティでアクセスされていました。
[対処] トランザクションのロギング中にエラーが発生した場合は、ETP メンテナンスユーティリティを呼び出して、管理ファイルに含まれている情報がすべて、まだ正しいことを確認してください。 ETP メンテナンスユーティリティを呼び出したときにエラーが発生した場合は、
管理ファイルへのアクセスには、
新しいバージョンのメンテナンスユーティリティのみを使用してください。

NAT3609 :複製 ISN の取得に対する S1 cmd の ISNQ 値が正しくありません。

テキスト 複製 ISN の取得に対する S1 cmd の ISNQ 値が正しくありません。
[説明] ファイル定義により、レコードの複製に使用する条件が、
複製のマスタファイルに定義された配布キーであることが
要求されました。 配布キーは、ユニークなディスクリプタである必要があります。 レコードを複製するために、
複製ファイルのレコードの ISN が取得されます。
N1 コール(STORE)では、そのキーが割り当てられたレコードが存在している場合があります。 A1/E1(UPDATE/DELETE)では、
そのキーが割り当てられたレコードが 1 つのみ存在している場合があります。
レコードの ISN が取得されたときに、ETP では ISNQ の値が正しくありませんでした。
これは、N1 の場合は、そのキーが割り当てられたレコードがすでに存在していたという意味であり、
A1/E1 コマンドの場合は、そのキーが割り当てられたレコードが、
複製ファイルに存在していないか、または複数存在していたという意味です。
このエラーは通常、アプリケーションプログラムが複製ファイルを変更したか
(ただしこれは許可されていない)、または Adabas ユーティリティが
複製ファイルの変更に使用されたことが原因です。
[対処] マニュアルに記載されているとおり、マスタファイルから複製ファイルを再度初期化し、
必要に応じて、アプリケーションプログラムを修正してください。

NAT3610 :マスタファイルのテーブルがオーバーフローしました。

テキスト マスタファイルのテーブルがオーバーフローしました。
[説明] 特定のデータベースで、マスタファイルの数が上限の 512 を超えました。
[対処] Entire Transaction Propagator の管理者に連絡してください。

NAT3611 :ログファイルのテーブルがオーバーフローしました。

テキスト ログファイルのテーブルがオーバーフローしました。
[説明] 特定のデータベースで、ログファイルの数が上限の 512 を超えました。
[対処] Entire Transaction Propagator の管理者に連絡してください。

Top of page