各 Natural ユーザーセッション(オンラインまたはバッチ)は、このセッションのデータを含む別のワークエリアに割り当てられます。 ユーザーセッションデータは、オンラインセッションまたはバッチセッションの間、保存されます。
ワークエリアは、Natural バッファのセットで構成されます。 バッファとは、Natural プログラムで参照される変数データなどの特定のデータブロックを保持するストレージユニットです。
上の図に示されているように、バッファのサイズは、内部および変数 Natural バッファを除いて、Natural パラメータを使用して指定できます。 例えば、Natural プロファイルパラメータ ESIZE
では、ソースコード編集に使用する Natural エディタに割り当てられたソースエリアのサイズを指定します。 プロファイルパラメータ DATSIZE
では、Natural プログラム(およびそのプログラムによって下位オブジェクトが呼び出された場合はそのオブジェクト)のローカルデータを保持するために実行時に割り当てられるサイズを指定します。
Natural は、現在のセッションに割り当てられたバッファ、そのサイズ、および実際に使用されているバッファスペースに関するバッファ使用統計を提供します。詳細については、次の関連トピックを参照してください。
『 パラメータリファレンス』ドキュメント
バッファ使用統計 - BUS(『ユーティリティ』ドキュメントの「一般的な SYSTP 機能」)
BUS(『システムコマンド』ドキュメント)