このセクションでは、Natural の Single Point of Development(SPoD)のシステムアーキテクチャについて説明します。
SPoD を使用すると、単一の Windows 環境からアプリケーション開発を一元化できます。 Natural スタジオ(Natural for Windows に付属)の機能を使用して、メインフレーム、UNIX、または OpenVMS プラットフォーム上のリモート環境にある Natural アプリケーションを開発およびテストできます。
SPoD はクライアント/サーバー概念をベースとしており、すべてのプラットフォームに対応する単一の開発環境を実現します。 次の図は、この概念と、SPoD アーキテクチャの主なコンポーネントを示しています。
Natural for Windows は、メインフレーム、UNIX、または OpenVMS プラットフォーム上のターゲット環境用のリモート開発デスクトップクライアントとして機能します。 デスクトップクライアントには、Natural スタジオが含まれます。Natural スタジオは、ユーザーがアプリケーションの設計を行う中央ワークステーションです。 リモート開発に必要なすべての Natural 関連機能は、Natural スタジオ内で実行できます。
Natural 開発サーバープラグインを使用すると、メインフレーム、UNIX、Windows、または OpenVMS プラットフォーム上のターゲット環境の Natural インストールをリモート開発できます。 開発サーバーは、ターゲットプラットフォーム上の Natural と、Natural 開発サーバープラグインで構成されます。
Natural スタジオでは、1 つ以上の Natural アドオン製品(Predict など)を SPoD 環境に統合するプラグインを使用できます。 Natural スタジオプラグインの前提条件は、開発サーバーに環境に各アドオン製品をインストールすることです。
Natural Security を使用して、Natural 開発サーバー環境と、Natural ベースのアプリケーションおよび複合アプリケーションを保護できます。 詳細については、『Natural Security』ドキュメントを参照してください。
『Natural Single Point of Development』ドキュメント