はじめに

ARIS Risk & Compliance Manager (ARCM) は、リスクに基づくリスク評価ワークフローなど、マスター データに基づくワークフローを生成します。一部の ARIS Risk & Compliance Manager コンポーネントでは、調査を生成する調査タスクなどのワークフローの生成に特定のオブジェクトが使用されます。

マスター データは、ARIS Risk & Compliance Manager や、ARIS Architect または ARIS Connect などの ARIS モデリング環境で設定できます。マスター データが ARIS Risk & Compliance Manager で設定されていない場合は、データを ARIS Risk & Compliance Manager に転送する必要があります。ARIS モデリング環境でマスター データ (モデルとオブジェクト) を記録すると、一貫性、複雑性の低減、再利用性、評価の可能性、整合性など、さまざまなメリットがあります。ただし、これはモデリングのメソッドおよび機能の規則と表記規則が順守されている場合のみ可能になります。ARIS モデリング環境で関連するオブジェクトを適切に保守するために、本マニュアルの表記規則を順守することをお勧めします。これらのルールに従った場合にのみ、すべてのモデル化されたデータは ARIS Risk & Compliance Manager と同期して、再利用することができます。

本マニュアルの内容

本書では、説明ビュー、モデル タイプ、オブジェクト タイプ、関係タイプと接続線タイプ、および属性の使用に関する標準を説明します。各セクションには次の内容が含まれます。

目的および範囲

目的: モデリング ガイドラインの仕様設計

本マニュアルに含まれないもの: ユーザーの文書