マスター データの管理を簡易化するために、ARIS モデリング環境で [質問票テンプレート] をモデル化できます。これには [調査管理] (MT_SURVEY_MGMT) モデルを使用します。次のオブジェクトをモデルで使用できます。
オブジェクトとシンボル
マスター データの管理を簡易化するために、ARIS モデリング環境で [質問票テンプレート] をモデル化できます。これには [調査管理] (MT_SURVEY_MGMT) モデルを使用します。次のオブジェクトをモデルで使用できます。
オブジェクト タイプ |
API 名 |
シンボル |
---|---|---|
質問票テンプレート |
OT_SURVEY_QUEST_TMPL |
|
セクション |
OT_SURVEY_SECTION |
|
質問 |
OT_SURVEY_QUESTION |
|
オプション セット |
OT_SURVEY_OPTION_SET |
|
回答オプション |
OT_SURVEY_OPTION |
例: 質問票テンプレートのオブジェクト間の関係
最高レベルのアイテムは質問票テンプレートです (「プロセス評価の自己評価」)。質問票テンプレートには任意の数のセクションを割り当てることができます。セクションは、任意の数のサブセクションを持つことができます。上の例では、質問票テンプレートには「一般情報」と「経営者」の 2 つのセクションがあります。質問は、質問テンプレートに直接割り当てることはできません。質問はセクションにのみ割り当てることができます。質問は 1 つのセクション内で 1 回しか存在できないことに注意してください。質問の上の図では、「プロセス所有者は誰ですか?」および「プロセスの関与人数」は [一般情報] セクションに割り当てられています。「プロセス所有者は誰ですか?」という質問は、テキスト タイプの自由回答形式の質問です。つまり、この質問の回答にはテキスト ボックスが使用できます。「プロセスの関与人数」という質問は、単一選択の質問タイプです。上の図で示されているように、この質問には 3 つの可能な回答が割り当てられています。ユーザーは、3 つの回答からいずれかを選択してこの質問に回答できます。
可能な回答の組み合わせを頻繁に使用する場合は、これらの回答を 1 つのオプション セットにまとめることができます。上の例では、「管理職は、プロセスの継続的な改善および調整をどのようにして確かなものにしていますか?」という質問に [最良]、[とても良い]、[良い]、[普通]、[劣っている] のオプション セットが割り当てられています。オプション セットは、[調査管理] タイプの同じモデルか、すべてのオプション セットを組み合わせる別のモデルでモデル化できます。
質問票テンプレートで使用できる接続線と関係
オブジェクト |
接続線 |
オブジェクト |
注意 |
---|---|---|---|
質問票テンプレート |
含む |
セクション |
質問票テンプレートは複数のセクションを持つことができます。セクションは、1 つの質問票テンプレートにのみ存在できます。セクションを別の質問表テンプレートで再使用することはできません。 |
セクション |
含む |
セクション |
セクションには複数のサブセクションを含めることができます。サブセクションは、1 つの上位セクションしか持つことができません。 |
セクション |
含む |
質問 |
セクションには複数の質問を含めることができます。質問はセクション内で 1 回しか存在できません。ただし、異なるセクションで質問を使用することはできます。質問は、別の質問票テンプレートで使用することもできます。 |
質問 |
含む |
オプション セット |
質問にはオプション セットは1 つのみ割り当てることができます。ただし、オプション セットには複数の質問を割り当てることができます。 |
質問 |
持つ |
回答オプション |
質問には複数の回答を割り当てることができます。回答オプションは、複数の異なる質問に割り当てることができます。 |
オプション セット |
持つ |
回答オプション |
オプション セットには複数の回答オプションを含めることができます。回答オプションは、複数の異なるオプション セットに割り当てることができます。 |