次のプロセス モデルは、プロセス ランドスケープ/プロセス階層を設定するために使用できます。
モデル名 |
モデル タイプ番号 |
---|---|
付加価値連鎖図 |
12 |
EPC |
13 |
ファンクション割当図 |
14 |
PCD |
18 |
EPC (マテリアル フロー) |
50 |
PCD (マテリアル フロー) |
51 |
EPC (列表示) |
134 |
EPC (行表示) |
140 |
EPC (テーブル表示) |
154 |
EPC (水平テーブル表示) |
173 |
Enterprise BPMN collaboration diagram |
272 |
Enterprise BPMN process diagram |
273 |
次の章には、プロセス ランドスケープのモデル作成例が含まれます。
レベル 1 でのプロセスのモデル化 - 付加価値連鎖図 (VACD)
概要プロセス モデルはレベル 1 の中心モデルです。このモデルは、[付加価値連鎖図] モデル タイプを使用してモデル化されます。この基幹プロセスの概要はエントリ モデルとして使用されます。
使用されるオブジェクト タイプは [ファンクション] (OT_FUNC) です。オブジェクト間の階層は、[プロセス指向的に上位にある] 接続線または [プロセス指向的に下位にある] 接続線を使用して表されます。ARIS Risk & Compliance Manager では、使用できる階層のツリー構造は 1 つだけです。したがって、各ファンクションの上位ファンクションは 1 つしかありません。次のモデル タイプは、VACD で 1 つのオブジェクト タイプにアサインできます。
オブジェクト タイプ |
アサインされるモデル タイプ |
---|---|
ファンクション [付加価値連鎖] |
VACD |
ファンクション [付加価値連鎖] |
ファンクション割当図 |
階層要素は、関連するファンクションごとに ARIS Risk & Compliance Manager で作成されます。例外: 最上位階層要素は既に ARIS Risk & Compliance Manager に存在しています。
レベル 2 でのプロセスのモデル化 - 付加価値連鎖図 (VACD)
付加価値連鎖図はレベル 2 のモデルとして使われます。レベル 2 は、メイン プロセスを表し、レベル 3 の下位プロセスのコンテキストをマッピングするために使用されます。
付加価値連鎖としてモデリングされる基幹プロセスに関しても、同様の規則が適用されます。
次のモデル タイプは、VACD でオブジェクト タイプにアサインできます。
オブジェクト タイプ |
アサインされるモデル タイプ |
ファンクション |
EPC |
ファンクション |
ファンクション割当図 |
レベル 3 でのプロセス モデル作成 - イベント駆動プロセス連鎖図 (EPC)
EPC を使用して、企業のプロセスを記述することができます。この EPC は、実行される活動の論理的および時系列的な流れに基づいています。さらに、一連のファンクションおよびその結果としてのイベントも使用されます。このような簡略化したプロセスに、追加情報を含むほかのオブジェクト (組織ユニット、役職、役割、アプリケーション システムなど) を補足することができます。
次のモデル タイプは、EPC でオブジェクト タイプにアサインできます。
オブジェクト タイプ |
アサインされるモデル タイプ |
---|---|
ファンクション |
EPC |
ファンクション |
ファンクション割当図 |
属性マッピング: ファンクション (ARIS) とプロセス階層要素 (ARCM)
ARIS 属性 |
API 名 |
ARCM 属性 |
M* |
注意 |
---|---|---|---|---|
名前 |
AT_NAME |
name |
○ |
|
|
|
isroot |
|
最上位階層要素に対してのみ「true」 |
|
|
タイプ |
|
プロセス階層 (値 4) |
説明/定義 |
AT_DESC |
description |
|
|
|
|
status |
○ |
アクティブの場合、ステータスは「true」 |
サインオフ |
AT_AAM_SIGN_OFF |
signoff |
|
サインオフ管理に関してのみ関係します。 |
モデル リンク |
AT_AAM_MOD_LINK |
modellink |
|
|
|
|
modelguid |
|
ファンクションのオカレンスを含むモデルの GUID。最初に使用できるプロセス モデル (EPC、VACD など) が選択されます。 |
|
|
model_name |
|
モデル名 (上記参照) |
オブジェクト リンク |
AT_AAM_OBJ_LINK |
objectlink |
|
|
オブジェクトの GUID |
|
objectguid |
|
|
|
|
children |
|
下位階層要素 |
*M 列では属性が必須項目であるかどうかが示されます。