y-ldapsync.bat バッチ ファイルは、ARIS 管理と LDAP の同期に使用できます。使用方法を表示するには、ツール名の後に「/?」または「-?」を続けて入力します (例: y-ldapsync.bat -?)。
Linux オペレーティング システムの場合、ポートのリダイレクトが必要です。
手順
ユーザーが同期されるか、LDAP システムからインポートされます。
全般用途
オプション |
説明 |
---|---|
-?、-h、--help |
ヘルプの表示 |
-u |
対象ユーザーのユーザー名。 |
-p |
対象ユーザーのパスワード。 |
-f |
LDAP 検索フィルター |
-s、--server |
サーバーの URL。例: http://my_host_url:<デフォルト ポート 80 または 1080 以外のポート番号> |
-t、--tenant |
テナント名 デフォルト: デフォルト |
コマンド |
説明 |
---|---|
importUsers |
ユーザーを LDAP システムからインポートします。つづりの大文字と小文字は区別されます。 * -f、--filter RFC 2254 で定義されている LDAP 検索フィルター。例: '(cn=*)'フィルターは、設定されたインポート フィルターを組み合わせられます。 -p、--password 実行者のパスワード デフォルト: superuser -u、--user 実行者のユーザー名 デフォルト: superuser |
importGroups |
階層を LDAP システムからインポートします。つづりの大文字と小文字は区別されます。 * -f、--filter RFC 2254 で定義されている LDAP 検索フィルター。例: '(cn=*)'フィルターは、設定されたインポート フィルターを組み合わせられます。 -p、--password 実行者のパスワード デフォルト: superuser -u、--user 実行者のユーザー名 デフォルト: superuser |
removeUserAttribute |
ARIS 管理のユーザーの属性を削除します。 -au、--affectedUser 影響を受けるユーザーのユーザー名 -aa、-affectedAttribute 影響を受けるユーザーの属性 |
syncUser |
特定の 1 人の既存ユーザーを LDAP システムと同期します。つづりの大文字と小文字は区別されます。
|
syncUsers |
複数の既存のユーザーを LDAP システムと同期します。つづりの大文字と小文字は区別されます。 * -au、--affectedUser 影響を受けるユーザーのユーザー名 -p、--password 実行者のパスワード デフォルト: superuser -u、--user 実行者のユーザー名 デフォルト: superuser |
syncGroup |
特定の 1 つの既存グループを LDAP システムと同期します。つづりの大文字と小文字は区別されます。 * -ag、--affectedGroup 対象のユーザー グループの名前 -p、--password 実行者のパスワード デフォルト: superuser -u、--user 実行者のユーザー名 デフォルト: superuser |
syncGroups |
複数の既存グループを LDAP システムと同期します。つづりの大文字と小文字は区別されます。 -p、--password 実行者のパスワード デフォルト: superuser -u、--user 実行者のユーザー名 デフォルト: superuser |
例 1
y-ldapsync.bat -s http://my_aris_host.com -t default importUsers -u system -p manager -f (cn=userID)
[CLI] Setting verbosity level...[VALUE: 0=OFF]
[CLI] Importing users...[TENANT: 30ff3081-aa9e-33e7-a7d7-5f9d00ae89ee, FILTER: (cn=userID)]
[CLI] Users successfully imported.[TENANT: 30ff3081-aa9e-33e7-a7d7-5f9d00ae89ee, COUNT: 1]
[CLI] CN=myuser,OU=Users,DC=mydomain
例 2
すべてのユーザーを LDAP システムからインポートします。
y-ldapsync.bat -s http://my_aris_host.com:81 -t default importUsers -u system -p manager -f (cn=*)