マテリアル フロー モデリング - 材料図

プロセス モデル (EPC (マテリアル フロー付き)、PCD (マテリアル フロー付き)) でマテリアル フローを図示できるようにするため、材料タイプは、ファンクションの入力または出力という形式で、業務プロセスの個々のファンクションに割り当てられます。情報オブジェクトのファンクションへの割り当て (情報の変換はファンクションを使用して表現) と同様に、この割り当ては入力材料タイプの出力材料タイプへの変換を表します。

材料図では、材料タイプを定義し、それらを階層に配置したり、材料クラスに割り当てたりできます。

[材料タイプ] は、同一の材料特性を持つ個々の材料を分類します。

類似の [材料タイプ] を 1 つにまとめて [材料クラス] を形成できます。異なる分類基準に基づいて、類似性を定義できます。1 つの [材料タイプ] は複数の [材料クラス] に属することができます。

[材料タイプ] を [包装材タイプ] に割り当てることができます。これは、特定の [材料タイプ] を特定の [包装材タイプ] の中でのみ運搬できることを意味しています。

また、[包装材タイプ] も階層に配置したり分類したりできます。これによって、たとえば、複雑な大量包装の構成や制約を表現できます。

包装材タイプは、同一の特性 (材料特性など) を持つ個々の包装材を類型化したものです。

類似の [包装材タイプ] をまとめて、[包装材クラス] を構成できます。異なる分類基準に基づいて、類似性を定義できます。したがって、1 つの [包装材タイプ] は複数の [包装材クラス] に割り当てることができます。

次の図に材料図の階層レベルおよび分類の例を示します。

材料図