次の説明は、EPC (行表示) についても同様です。
EPC に関する説明の大部分は、[EPC (列表示)] のモデル タイプにも当てはまりますが、すべてのシンボルがさまざまな列に分けて表示されるという点が EPC と異なります。このような表現によって EPC がはるかに理解しやすくなるという利点があります。図のヘッダーには組織要素およびアプリケーション システムが配置され、その他のシンボルはすべて各列の 2 番目の行に置かれます。
このようなレーン モデル、すなわち、列や行の中に配置されたモデルの大きな特徴は、非表示の関係が自動的に作成されることにあります。たとえば、アプリケーション システムとファンクションをモデリングする場合、[EPC (列表示)] のデフォルトの列に [サポートする] という非表示の関係が自動的に設定されます。組織要素とファンクションは [実行する] という非表示の関係で接続されます。このほか、次のような列を追加することもできます。これらの列は、非表示の関係に従って名前が付いています。
次の図に、EPC (列表示) の例を示します。
EPC (列表示) と EPC (行表示) の違いはモデリングの方向です。EPC (列表示) では上から下にモデリングが行われ、EPC (行表示) では左から右にモデリングが行われます。