ファンクションとデータの接続

最初に、アプリケーション システム タイプ、モジュール タイプ、または IT ファンクション間の情報フローを定義できます。このために、該当するアプリケーション システム タイプまたはモジュール タイプ間に情報フロー オブジェクトが作成されます。より詳細にシステム タイプ間の情報フローを指定するために、eERM 図、リレーション図、またはテーブル図が情報フロー オブジェクトと関連付けられます。したがって、情報フロー オブジェクトは要件定義レベル、仕様設計レベル、または実装レベルのいずれかで配置されます。

次の図に例を示します。

アプリケーション システム タイプ間での情報フロー

情報フローのほかに、各アプリケーション システム タイプ、モジュール タイプ、および IT ファンクション タイプの入出力データは、要件定義または仕様設計のデータ オブジェクトとして表すことができます。矢印の向きは、データ フローの、入って来る (入力) 方向または出て行く (出力) 方向を示します。

次の図に例を示します。

仕様設計レベルにおける I/O データ