同期ユーザーの作成

同期ユーザーは技術的な目的のみで役割を果たします。このユーザーには利用権限やライセンス権限は割り当てられません。同期ユーザーは、ARIS 管理とコラボレーションの間でユーザー データを同期するなど、コラボレーションのバックグラウンドで実行される同期プロセスに必要です。

同期ユーザーは、すべての新しく作成されたテナント用に自動的に生成されます。同期ユーザーがいない場合、システム ユーザーのデフォルト パスワードが変更されていなければシステム ユーザーが代わりに使われます。システム ユーザーを使用できない場合は、ユーザーが ARIS Cloud Controller を使用して同期ユーザーを手動で作成する必要があります。 デフォルトでは、同期ユーザー名は _aris_tech_user_ecp_techuser です。

手順

  1. ARIS Cloud Controller を起動します。
  2. 同期ユーザーを作成する入力例を以下に挙げます。

    enhance umcadmin_m with createUser trigger only options tenant.name=<テナント名> tenant.user.name="<ユーザー名>" tenant.user.pwd="<ユーザーのパスワード>" affected.user="<同期ユーザー名>" affected.email="<同期ユーザーの電子メール>" affected.pwd="<同期ユーザーのパスワード>" as.technical.user="true"

    set tenant default data for app umc ecpTechnicalUserName="<同期ユーザー名>" ecpTechnicalUserPassword="<同期ユーザーのパスワード>"

ユーザーが作成され、ecp ランナブルで使用できるようになります。