フィルターにはメソッド フィルターおよび評価フィルターがあります。設定フィルターにより、限定された、ユーザー指定のメソッド内容が利用可能になります。フィルターは、統一モデリングおよびすばやい評価をサポートするための効果的な手段です。フィルターを使用して、ユーザーに関連のある情報またはメソッドだけを提供できます。 たとえば、特定のメソッド フィルターを使用してログオンし、新しいモデルを作成する場合は、自身の作業に関係のあるモデル タイプのみが表示され、そこから選択できます。
フィルターは設定に含まれています。各 ARIS Design Server に 1 つの設定があり、その内容はそのサーバーのすべてのデータベースで使用されます。ほかのフィルターを作成するには、[フィルター ウィザード] を使用します。設定管理者にのみ、フィルターを作成、編集、エクスポート、インポートする権限があります。ユーザー定義のメソッド拡張にアクセスするには、それらをフィルターに割り当てる必要があります。このフィルターを使用してログオンしたユーザーは、モデリングと評価を実行する際にそのメソッド拡張を使用できます。
メソッド フィルター
設定管理者が特定のユーザー、ユーザー グループまたは特定のタスク用に定義できる ARIS メソッドの一部。特定のメソッド フィルターを使用してログオンし、新しいモデルを作成する場合は、メソッド フィルターに含まれているモデル タイプのみが表示され、そこから選択できます。モデル作成時には、メソッド フィルターに含まれているモデル タイプに、すべてのオブジェクト、接続線、属性タイプを使用できます。このように、タスクの実行に必要な内容のみが表示されます。メソッド フィルターは、統一モデリングをサポートするための効果的な手段です。このフィルターを使用して、ユーザーに関連する情報またはメソッドのみを提供できます。
評価フィルター
メソッド内容を限定するフィルター。メソッド内容は、データベースへのログオン時に使用したメソッド フィルターと選択した評価フィルターの両方でアクティブになっている内容に限定されます。評価フィルターを使用する利点は、総合的なプロセスで関連する内容のみを含めることができることにあります。