属性デフォルト

[属性デフォルト] 属性の値は、次の中から選択できます。

属性タイプの属性デフォルトの値として [#REQUIRED] が設定されており、またこの属性が XML 文書で要素に対して指定されている場合は、その属性に有効な値を指定する必要があります。 値が指定されていない場合、XML プロセッサからエラー メッセージが通知されます。

属性タイプの属性デフォルトの値として [#IMPLIED] が設定されており、またこの属性が XML 文書で要素に対して指定されている場合、その属性に値を指定するかどうかは任意です。

属性タイプの属性デフォルトの値として [#FIXED] が設定されている場合、その属性値には固定値が使用されます。 この値は [デフォルト値] 属性に指定する必要があります。 XML 文書においてその属性が設定値を持っていない場合、XML プロセッサでは、XML 文書においてそれが設定値を持っているかのように動作します。

[#IMPLIED] の値は、[属性デフォルト] 属性のデフォルトとして指定されます。

列挙属性タイプを宣言するには、次の手順に従います。

[列挙] タイプのオブジェクトを配置し、列挙属性タイプの名前に使用できる値を入力します。 それぞれの値はカンマで区切る必要があります。 値の一覧に 250 以上の文字が含まれる場合は、値を複数の列挙オブジェクトに分配します。

列挙属性タイプと列挙との間に接続線を作成します。

最後に、デフォルトとして設定できる値を列挙の中から選択して [デフォルト値] 属性に指定します。

列挙属性タイプを持つ要素タイプ

DTD モデルの [説明/定義] 属性に関する情報およびモデルに含まれている要素タイプは、DTDGenerator.rsm レポートによって生成される DTD にコメントとして追加されます。

モデル属性によっては、DTD でパラメータ エンティティ、内部または外部エンティティ、表記を宣言できるものがあります。

パラメーター エンティティ

パラメーター エンティティを宣言するには、次の情報を下記の順序で入力します。

象徴的な名前は、現在の DTD でパラメーター エンティティ参照として使用できます。

キーワードには、「SYSTEM」および「PUBLIC」を使用できます。 パラメーター エンティティを使用して社内でのみ認識および使用されているファイルを参照するには、キーワード「SYSTEM」を入力します。 ただし、これが標準ライブラリの一部であるファイルを参照する場合は、「PUBLIC」を入力します。

キーワード「PUBLIC」に続く URI の例としては「-//w3c//ENTITIES Latin//JA//HTML"、"http://www.w3.org/DTD/ISOLAT1.ent」があります。

内部エンティティ

内部エンティティを宣言するには、次の情報を下記の順序で入力します。

指定された象徴的な名前を持つエンティティ参照が現在の DTD の XML 文書にある場合、この名前はここで指定したテキストに置き換えられます。

外部エンティティ

外部エンティティを宣言するには、次の情報をこの順序で入力します。

現在の DTD の XML 文書において、象徴的な名前をエンティティ参照として使用できます。

キーワードには、「SYSTEM」および「PUBLIC」を使用できます。 外部エンティティを使用して社内でのみ認識および使用されているファイルを参照するには、キーワード「SYSTEM」を入力します。 ただし、これが標準ライブラリの一部であるファイルを参照する場合は、「PUBLIC」を入力します。

URI により、外部エンティティが参照しているオブジェクトの場所が XML プロセッサに通知されます。

キーワード「SYSTEM」に続く URI の例としては、

「c:\images\test.gif」があります。

キーワード「PUBLIC」に続く URI の例としては、

「-//w3c//ENTITIES Latin//EN//HTML" "http://www.w3.org/DTD/ISOLAT1.ent」があります。

エントリの末尾にある表記により、XML プロセッサに外部エンティティが参照しているオブジェクトのタイプが指定されます。 この表記は、現在の DTD で宣言されていなければなりません。

たとえば、エンティティ宣言で最初の例の URI を使用する場合、まず DTD で GIF データ形式を表す表記を宣言し、それから NDATA.GIF を挿入してこの属性タイプのエントリを完成させます。

表記

表記を宣言するには、次の情報をこの順序で入力します。

この情報により、XML プロセッサに現在の DTD の XML 文書においてこのタイプのオブジェクトが発生した場合の対処方法が指定されます。

表記の象徴的な名前を、現在の DTD における属性およびエンティティの宣言に使用できます。

キーワードには、「SYSTEM」および「PUBLIC」を使用できます。 たとえば、GIF 形式のオブジェクト用の表記を宣言し、ローカルで利用可能な Internet Explorer を使用してこのタイプのオブジェクトを表示するよう XML プロセッサに指示する場合は、キーワード「SYSTEM」を使用します。 ただし、TEX タイプのファイルの表記を宣言して、一般的にアクセス可能なリソースまたはソースを参照する場合は、キーワードに「PUBLIC」を入力します。

URI により、XML プロセッサに、指定したタイプのオブジェクトを扱う命令が格納されているアプリケーションまたは情報の場所が指示されます。 たとえば、キーワード「SYSTEM」での GIF 表記の URI は、「c:\Program Files\Internet Explorer\Iexplore.exe」のように指定し、キーワード「PUBLIC」を使用した GIF 表記の URI は、「ISBN 0-201-13448-9:://NOTATION TeX//JA」のように指定します。