品質管理

「品質管理」(QM) という用語は、企業の品質に関する方針、目標、責任を決定するためのあらゆるアクティビティに関わります。こうしたアクティビティを実施する手法には、品質計画、品質管理 (プロセス管理)、品質保証、品質改善 (品質推進) などがあります。

タスク: QM 関連文書の作成

社内の製品やプロセスの品質を保証するには、企業が製品やプロセスを評価、比較、改善できるような適切な文書を作成する必要があります。

ARIS サポート: 製品を効率的に分類できるので、製品マニュアルの作成には製品ツリーを使用できます。このタイプの表現は、サービス業や、特に行政分野で使用されることが多くなっています。さらに、製品選択マトリクスを使用して、企業のどのファンクションがどの製品の製造に必要か、どの組織ユニットが生産に責任を持つかなどを示することもできます。

このほか、EPC、PCD、オフィス プロセス、製造プロセスなどの手法で記録できるプロセスを文書化したり、レポートで評価したり、社内の文書およびアプリケーションを参照したりすることも、QM における文書化の主な目的の 1 つです。

タスク: 認証手続き

プロシージャ モデルを使用して、ISO や VDA など、国内外の標準規格の認証を受けるためのプロジェクト管理をサポートします。

ARIS サポート: 認証について説明するプロシージャ モデル (たとえば、ARIS プロシージャ モデル) は、付加価値連鎖図を使って表現できます。個々の手順は、追加のプロセス モデルをアサインすることによって、さらに詳しく説明できます。

タスク: 認証文書

認証に必要となる品質管理文書を作成します。

ARIS サポート: 構造モデルでは、個々の認証基準を各コンポーネントに分割します。構造モデルの個々のアイテムは、品質管理 のために企業モデルにアサインできます。これらのモデルには、EPC、オフィス プロセス、製造プロセス、組織図、付加価値連鎖図などの形式のプロセス モデルがあります。

ARIS Architect を使用して、認証を目的とする品質管理マニュアルとして承認されるレポートを作成できます。