ダッシュボードを特定の ARIS のモデルまたはオブジェクトに割り当てて、状況依存にすることができます。たとえば、ARIS Connect でモデルを選択すると、そのモデルに割り当てられたダッシュボードが表示され、一覧から任意のダッシュボードを開くことができます。
[入力フィールド] ウィジェットを使用して、ダッシュボードに変数を挿入できます。変数は、ARIS のモデルまたはオブジェクトとダッシュボードの接続に使用されます。必要なダッシュボードの変数は、開いているモデルの GUID に対応する contextguid と、選択されているオブジェクトの GUID に対応する selectionguid です。
モデルを開いた時点では、selectionguid 変数は設定されていません。しかし、開いたモデルでオブジェクトを選択すると、selectionguid 変数に選択したオブジェクトの GUID が設定されます。選択したオブジェクトからフォーカスを外すと、selectionguid 変数に開いているモデルの GUID が設定されます。
手順
目的の変数である contextguid と selectionguid がダッシュボードに挿入されます。
ワンポイント
ARIS Aware には、必要な変数を含み、事前定義されたデータ フィード [Context GUID] が用意されています。定義された変数は、モデル GUID かオブジェクト GUID のいずれかである現在の選択を常に提供します。このデータ フィールドは、独自の状況依存ダッシュボードを作成するための例として使うことができます。