ロール図

一般的に、ロール図はプロセスをより正確に記述するために使用します。 プロセスに参加している [組織ユニット] およびその [ロール] が焦点となります。 オブジェクトとその関係には次のプロパティがあります:

ロールは、認証について考慮するプロセスに関係します。 プロセスにおける認証タイプの指定 (ロールは「実行に関与」) は実行可能性と同様に重要です。 特定の認証によるプロセスの実行では、「ロール - 参加」、「参加 - プロセス」という関係の連鎖 (「参加 - 認証条件」、「参加 - 認証値」の両方を含む) が確立されます。

ロールには、要員、役職、または情報システムを割り当てることができます。 ロールは互いに関係するプロセスとリソース間の関連を形成します。 これは、プロセスにかかわるリソースに必要な要件を総合して定義されます。

プロセスの実行には、参加しているロールまたは割り当てられたリソースに関連した、プロセスを処理するためのスキルが必要です。 プロセス指向でロールを定義できるようにするには、プロセスを評価して、関連する要員やシステムについてのプロセス要件を指定する必要があります。 さらに正確には、要員またはシステムの要件は、これらの要員またはシステムが持つ知識や能力 (スキル) を形成します。 スキルの評価は、割り当てられた評価の割合によって標準化されます。

したがって、ロール図を使用して、プロセスと特定の基本システムを表すことができます。また、関連するリソースも表示され、それらのリソースが持つスキルや要求されるスキルが記録され、認証も表示されます。

ロール図

サンプル モデルでは、ロール (能力と認証) に対する基本プロセスの要件、および能力と認証に関するリソースの基本ロールの要件が表示されます。

図は対応する基本プロセスと基本ロールにアサインされます。 図を基本プロセスにアサインすることにより、基礎となるプロセス [EPC] (プロセスのリファレンス モデルに対応) の要件を表示できるようになります。 基本ロールへのアサインを行うと、能力と認証に関するリソースの基本ロールの要件がロール構造図に表示されます。