Process Mining コンテキストベース ウィジェットにフィルター設定を指定できます。
Process Mining コンテキストを使用するダッシュボードにあるすべてのウィジェットには、コンテキストベース ウィジェットに指定した選択内容によるフィルターが自動的に適用されます。つまり、グラフの列などのコンテキストベース ウィジェットでデータ ポイントを選択すると、ダッシュボードにあるほかのすべてのコンテキストベース ウィジェットがその選択内容によるフィルターで絞り込まれます。選択内容は PPM に直接渡されます。該当するフィルターで絞り込まれたデータがダッシュボードに返され、関連ウィジェット用のフィルターとして使用されます。
デフォルトでは、Process Mining コンテキストのデータ列をウィジェットに割り当てると、フィルター条件も自動的に設定されます。ウィジェット要素に割り当てられたテキスト型と日付型のデータ列は、自動的にフィルター列として使用されます。フィルター条件を手動で設定する必要はありません。
データ列は、ダッシュボードでフィルター列として 1 度だけ使用できます。そのため、すべてのウィジェットにわたるフィルター用のフィルター列はダッシュボードで 1 度しか有効にできません。デフォルトでは、このフィルター列は、データ列が最初に割り当てられたウィジェットによって提供されます。ウィジェットで使用されるフィルター列の一覧は、ウィジェットのプロパティ ダイアログ ボックスの [コンテキスト] タブに表示されます。ここで、Process Mining コンテキストに基づくフィルター列を有効または無効にできます。
必要条件
ダッシュボード用の Process Mining コンテキストを作成していること。
手順
データ列をウィジェットの要素に割り当てている場合、[コンテキスト] タブが使用できます。このタブに、ダッシュボードのコンテキストベース ウィジェットに割り当てられ、フィルター列として使用できるすべてのデータ列の一覧が表示されます。選択されているウィジェットで使用できるフィルター列が有効になっています。その他のウィジェットで使用されているフィルター列は無効になっています。
あるウィジェットで既に使用されているフィルター列を、ほかのウィジェットで有効にできます。
フィルターが設定され、表示モードで使用できるようになります。
フィルター パネルで、コンテキストベース ウィジェットに設定されたフィルター条件を使用できます。上記のフィルター条件がフィルター パネルで有効化されている間、そのフィルター条件はウィジェットでは使用できません。この場合、フィルター値はウィジェットではなく、フィルター パネルのみで選択できます。詳細は、「Process Mining コンテキストベース ウィジェットのフィルター パネルの使用」を参照してください。