データ フロー図を使って、OMT 機能モデルでは、計算中に入力データから出力データが導き出される方法を表します。
データ ストアの表現
データ ストアは、受動的なデータの格納場所として使われます。ARIS では、これを 2 本の水平線から成るシンボルで表します。
プロセスの表現
プロセスはデータを変換します。ARIS では、これを黄色の楕円で表します。
アクターの表現
アクターは、データの値を生成、または消費することによって、データ フローを起動するオブジェクトです。したがって、アクタは、グラフのソースまたはシンクと見なすことができます。アクタは正方形で表します。
データ フローの表現
データ フローは、あるプロセスやオブジェクトの入力を別のプロセスやオブジェクトの入力に接続します。これらは、オブジェクト間の [データ値] タイプのオブジェクトとしてモデル化されます。通常、データ フローにはデータを記述するラベルを付加します。
データ フローの分割
データの値が異なる場所に送られる場合は、データ フローを分割できます。ARIS では、このような分割を表すために独自のシンボル ([接続線]) を使います。
OMT 機能モデルの例
次の図に OMT 機能モデルの典型例を示します。